俺的、全自動洗濯機のカビ掃除方法

最近の全自動洗濯機は、ステンレス槽かどうかを問わず、使用開始後数ヶ月たてば確実に内部にカビが生える。
そのカビは、さらに数ヶ月から数年するとはがれだし、茶色っぽいいわゆるピロピロわかめ状態になり、衣類に付着する。

この発生を抑制するためには、水を変える、洗剤をよく溶けるものにする、洗剤の量を適量にする、洗濯槽の中を乾燥させるなどの方法がある。
方法はいろいろあって、それにより発生を抑制することはできても、普通に使う限り発生自体を抑えることはまず不可能だろう。

どのような洗剤がカビを発生させるかについては、 洗濯機内部に生育するカビと洗剤成分の関係に詳しい。水がどう影響するかについては、三浦工業の資料が参考になる。

ということで、個人的なカビ掃除方法をメモとして書いておく。

洗濯槽クリーナーみたいなのは、スーパーで500円弱程度で売っているが、これはこれで使えないものではない。また、洗濯機メーカーが1500円程度で売っている洗濯槽用の洗剤も使えないことはないだろう。

究極は洗濯機の分解掃除だが、これは2万円近くするようだ。もちろん自分でやれば無料だが、こんな金額を出すなら3万円程度で売ってる新品を買った方が手っ取り早い場合もある。

ダスキンの洗濯機掃除見積もりページ

もっともコストを抑えてできる方法は漂白剤を使うこと。

例えば花王のハイターなどは次亜塩素酸を主成分としている塩素系で、価格も安くちょうどいい。スーパーでは600mlが一本200円以下だ。

酸素系漂白剤も効果はあるが、最も高い効果を得られるのは塩素系漂白剤。これは洗濯機メーカーの高い洗剤や、ジョンソンなど洗剤メーカーの洗濯槽用として使っているのと同じ成分だ。
成分が同じなら安いのを選んだ方がいいのは当然だが、不安なら高いのでもかまわない。

ネットなどもきちんと掃除していないとカビが生えるが、このあたりのとりにくいものは、泡を出すカビキラーなどを吹きかけるのが手っ取り早い。
見た目に見える茶色いのはカビキラーなどで掃除し、さらに、600ml程度のハイターを丸ごと洗濯機に入れて、洗濯槽の中を入るだけ水を入れ(自動では入らないので別途手動で)数時間ほったらかす。

その後、数回何も入れずに洗濯機を動かせば、かなりの量のカビが剥がれるはずだ。

一回で不十分の場合は、2回ほどやればいいだろう。

これをカビが生えても生えなくても月に一回くらいやっておけば、ピロピロわかめが服につくようなことはなくなるはずだ。

それでもだめな場合、洗濯機自体を買い換えるのが手っ取り早い。

Amazonでは3万円以下で国産メーカー製の全自動洗濯機が買える

ジョンソンのサイトではこのあたりの説明を漫画で説明していてわかりやすい。