iPhoneのApp Storeはエンジニアやクリエイターに朗報

App Storeでは無料ソフトの配布も出来るけど、有料でも可能。

例えば、ソフトを100円で売る場合、アップルが30%の30円をピンハネするけど、70円は受け取れる。iPhoneユーザーが1,000万人いたとして、たったの0.1%が気に入って購入してくれれば70万円も入ってくる。

同じことをドコモのiアプリでやろうと思ったら、端末ごとに確認しなければならないし、そもそもどうやって課金システムを使うのかという問題がある。
iPhoneのソフトは10万円くらいのMacが1台あれば、iPhoneそのものを持って無くても、エミュレーターだけで開発は出来るだろうし、App Storeで売るのもたいした労力は必要としないであろう。

WWDC 08なんかのデモをみていると、腕に覚えのある人なら短期間でそれなりのソフトが作成できる開発環境が用意されているようなので、 週末プログラマでもアイデアさえあれば一ヶ月くらいで有用な物を開発できるのでは無かろうか。

7月11日にApp Storeがオープンすれば、多数のソフトが出てくるので、それにつられて様々なソフトが登場するだろう。その勢いは今までの他のプラットフォームを圧倒的に凌駕する物になるのは間違いない。参加のしやすさと、課金システムから、普通のエンジニアやクリエイターには特に価値のあるものとなるだろう。

Windowsが普及した一因にフリーソフトが多かったというのもあるが、iPhoneの普及も、端末の魅力以外に、その辺になるかもしれない。