携帯電話専用メールアドレスの歴史

携帯電話でネットを直接使えるようになったのが、1990年後半から。

当時、ドコモを使っていたが、J-PhoneのJ-Skyというサービスではメールを受信できることを知り、DP-212を使って、届いたメールを全部転送受信していた頃が懐かしい。
当時は、文字数制限があったので、分割受信したり、なるべくコストを下げるために文字種を変換したりするスクリプトを徹底活用した物だ。

この頃使っていたアドレスは、遺跡を発掘しないとわからない。

その後、ドコモのiモードが開始された1999年2月に、N501iを入手し、これでWebもネットでみれるぞということで、専用サイトをいろいろ作ったりしていた。すぐ飽きたけど。

iモード開始直後にメールアドレスを取得したので、かみくら@docomo.ne.jpという物を使っていた。

そのまましばらくiモードを使っていればいいのに、D2101Vが出たときに思わずFOMAへ変更。
変更直前に使っていたiモードでは、ドコモの迷惑メールフィルタみたいなのを使っていたので特に問題なかったが、FOMAではそのサービスは提供されておらず、FOMAに変更した直後から数秒に一通の迷惑メールが届く始末。

仕方なく、ほとんどのメール受信を拒否する設定にしたが、しばらくそのまま使っても多くのスパムが届いたので、30桁の無意味な文字列のメールアドレスに変更。

この頃から、携帯電話のメールアドレスは単に着信確認にしか使うようにならなくなった。多分2002年くらいのことだったと思う。

こんな状態なので、iPhoneに移行してメールアドレスが変わっても取り立てて不便なことはない。
iPhoneでもソフトバンクが提供するメールアドレスなんか使わないだけ。というか、iPhoneのメールクライアントで、POPとか見に行くから、携帯電話用のメールアドレスとか変なサービスは不要なんだよね。