上野東京ラインと衆議議員牧原秀樹の関係

2015年3月に開業する高崎線、宇都宮線、常磐線を上野から東京、そして品川まで延伸する東北縦貫線計画こと上野東京ライン。

衆議院選挙で安倍晋三が2014年12月9日の大宮西口駅前に応援演説に来たが、この時に牧原秀樹がこの問題を解決したかのような発言をしている。


https://www.youtube.com/watch?v=0ScxnIymTh0

実際、牧原議員は大宮から国会に電車通勤している珍しい候補であって、上野駅での乗り換えの面倒くささは実感していて、早く工事しろと言ってはいたのだろう。しかし、この路線自体は以前から計画されていて、それが具体化したのは2000年のことだ。

国土交通省 関東運輸局の運輸政策審議会答申第18号で「2015年までに開業することが適当である路線」に指定されている。
2000年1月27日付

http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/kikaku_kankou/unseisin/18tousin.html
http://www.mlit.go.jp/kisha/oldmot/kisha00/koho00/tosin/kotumo/mokuji_.htm

牧原秀樹が初当選したのは2005年9月の第44回衆議院議員総選挙でのこと。
これまではさいたま市にすら住んでいなかった。

その後、計画が本格化したのは2008年になってから。これまでに裁判やらなにやらで2013年度の完成予定が遅れたりもしているが、牧原秀樹によって計画の進捗にどれだけ影響があったのかは謎。初めから決まっていたことであって、決して牧原秀樹の功績ではないことを一応書いておきたい。