韓国ソウル旅行記 龍山での売春にカルチャーショック

ソウルの秋葉原みたいなところは、ソウルの中心街から地下鉄(地上にあるけど)で10分ほどの所にある龍山(ヨンサン)にあるというので行ってみた。

龍山駅は結構でかくて、立派な駅ビルみたいなのもあるし、すごいなぁと思っていたが、多分駅前にあるんだろうと思って適当に駅前をブラブラしてみた。(結果的に電気街は逆方面だったが)
駅前から見えるのは、何かの飲食店みたいなのと、PCなんとかとか書いてあるインターネットカフェみたいなの。多分この裏とかにあるんだろうと思って、駅周辺を歩いてみる。
なかなか電気店みたいなのがないなぁなんて思いながら、歩いていると、ガラス張りの店みたいなのが両側にある通りにたどり着いた。

たどり着いたと言っても、駅から1分ほど、駅前のバスも通る通りから一本しか離れていない距離だ。
その周りの道はそれなりに人通りが多いのに、そこだけほとんど人がいない。

ガラス張りの店も、ちょうど韓国の正月休みなのか、午前中だったからか、閉まっているのか、黒い幕みたいなのが張ってあるようだ。
初めは、韓国も不況で何かの店がつぶれたのかなと思って、その通りを通り抜けようとしていたら、一部の店みたいなので、明かりが付いているのが見える。

明かりといっても、ピンク色の明かりで、その中の一店に女の人がいて、私が歩いているのがわかると、なにやら窓を開けて私に手を振って何かを言っている。

韓国語なので何を言っているのかわからないが、身振りからして何かを誘っているようで、その照明、服装などから、これは売春婦に違いないと確信した。

韓国 龍山 置屋

10時過ぎだったこともあり、営業中の店(?)も少ないようだったが、この写真はその一部。
ばっちり写っているのもあるが、なんだか怖いので、微妙な写真だけ掲載する。
こんな感じの通りが200mくらい両側に広がっているようだ。

これが噂に聞く「飾り窓」かとビックリし、誘っている人の近くに行くことも出来なかった。
さらに、こんな大きな駅近くの、一般の人も使うような道のすぐ近くに、こんなあからさまのがあるという事実にカルチャーショック。

ソウル近郊の川には、北朝鮮からの侵略を防ぐための有刺鉄線が張り巡らされ、板門店では100mくらいの距離で同一民族がにらみ合う一触即発の状態。さらに、それなりに先進国なのに、間違って入っていった何も知らない外国人観光客でもたどり着けるような所に、売春行為がおおっぴらにあるような怪しい場所もあるというギャップに驚くばかり。

あまりにも驚いたので、ホテルに戻った後、韓国の風俗情報を調べてみた。

それによると、私が見たのは「置屋」という種類の風俗店のようだった。

他にもいろいろとあり、売春婦(風俗嬢)のことを「アガシ」というようだ。本来アガシはお嬢さんというような意味のようだが、スラング的な意味でアガシという言葉を使っているのだろうか?

さらにすごいのが、「エスコートアガシ」というのがいるという。
これは、午後から朝までなど、長時間恋人のようにつきあってくれて、デートのようなことをしたり、観光案内などもしてくれるような高級売春婦のような感じだが、アルバイト感覚の人もいるとのこと。

他にも、「床屋」、「キーサン」などいろいろあるようだ。
屋台で隣にいた日本に住んでたことのある韓国人の話によれば、日本で言うキャバクラみたいなのもあって日本より安くて楽しいとか言っていた。

ネットで調べると、この辺の性風俗産業の相場は日本よりも安いらしくて、買春ツアーみたいなので韓国に行く人もいるのだという。
日本の法律では売春も買春も禁止されているが、海外での行為も摘発対象だったような気がしたが、それは児童買春だけだったか。

もしも売春・買春が合法だったら、どっちも好きな人はやればいいとは思う。
ただし、韓国では一応、非合法らしいのに、こんな開けっぴろげなのはどうなんだろうか。

韓国とは実に不思議な国である。

韓国ソウル旅行記 龍山での売春にカルチャーショック」への1件のフィードバック

  1. ミスターウ

    韓国最高です、お金があれば日本の何十倍楽しく暮らせますよ。

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