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Google Singapore Datacenter

Google PE Summit 2022 – シンガポール特殊観光編

3年ぶりの海外旅行。初日はいろいろあってすぐ寝ました。
2日目からは日本にいるときと同様に早起きしたので、本来の目的であるPE Summit標準日ということで、指定された宿泊地へ移動するなどして、本来の計画の準備をします。

初日のホテルのアメニティ。どっちもshampooと書いてある。
どちらかがBody Soapのはずだが、どっちが髪の毛を洗う用だろうか。

事前の情報によると、ホテルはイベント手配業者がうまくやってくれて、早朝到着にあわせて、部屋が空いていればチェックインできるように手配されているという内容がありました。
この日に到着する人もいるので、その人達からホテルの状況を聞きます。すると、早朝到着の時点でチェックインできているとのこと。朝は特にすることがないので、8時にチェックアウトしてPE Summit用のホテルへ移動します。

Grabに乗ってみた。

雨降っていること、Grabの設定が問題ないかの確認用に、贅沢にGrabで移動します。

InterContinentalへ

宿泊先はリトルインディアから歩いて15分もかからない Bugis にあるInterContinental です。到着すると、関係者が何人もいて、なぜか顔を覚えられている他国からの人からも声を交わすなど、いよいよ始まった感が出てきます。

事前情報同様に朝8時台にチェックインした後、予想してなかったですが、ホテルで朝食を食べて良いという事なので、せっかくなので食べに行きます。

同じイベント参加者数人と食事会場に入ると、初めてかと聞いてくるので、そうだというと、いろいろ説明してくれます。一通り説明してくれると、探さなくてもいいので便利ですね。

卵コーナーは普通にあるし、麺コーナーはラクサも頼めます。
寿司コーナー

朝食はいわゆるホテルバイキングですが、40ドルだとしたらまあまあの水準ですね。

リトルインディアにある、もう少しお得な泊まったことのあるホテルの方がイスは良いです。これも良い物ですが。

食事が終わったら、荷物を置いただけのホテルの部屋の設備を、しっかり確認します。
デスクはユニバーサルの電源プラグ仕様、デスクやイスは高級だが、使いやすさは中、広さはシンガポールとしては普通。豪華さは上。今回は十分すぎるホテルです。

前日スーパーで買ったミカンを勝手にウェルカムフルーツにします。
この中に冷蔵庫、お茶セットがあります。
冷蔵庫があるので、前日買ったビールをウェルカムドリンクとして入れておきます。
(後で考えると、飲まずにチェックアウトした気がする)
後で知ったけど、このTWGって日本では1袋150円近いとのこと。
バスタブもありました。シャワー室は別。

シンガポール特殊観光 データセンター編

データセンター近くにある、よくわからないミニホーカー的なところ(多分こんなところがうまい)

シンガポール観光のど定番は初日に行ったので、一度行ってみたかった、誰も行かないところに行ってみます。

1つめはGoogleのデータセンターその1です。

シンガポールの西側にGoogleのデータセンターが2カ所あります。
Googleのデータセンター自体直接見たことがないので、行ってみます。もちろん外側から眺めるだけです。

Google Singapore Datacenter
Googleのシンガポールにあるデータセンターその1

敷地内は人や車含めて簡単に入れないようになっていて、窓などがないのでフロア数もよくわかりません。看板はありますが、データセンターの外観はGoogleのロゴカラーがあるので、壁を見るとなんとなくGoogleのデータセンターなのかながわかる程度です。

Google Singapore Datacenter
隣につくってる新しいデータセンター

そのデータセンターの隣に、新しいデータセンターらしき建物を作っています。
1フロアが2階分くらいの高さありそうで、空調やケーブルなどが上下にあるので、1フロアがこのくらいになるのでしょうか。

Google Singapore Datacenter
建築中の表示

この工事自体、鹿島建設が請け負っていることがわかります。

ここから車で北へ15分かからないくらいの所に、別のデータセンターがあるので、バスで行きます。バスで行くとなんだかんだで30分はかかります。

Google Singapore Datacenter
Googleのシンガポールにある新しい方のデータセンター

こっちの方が新しい方らしいですが、入口近くをみてもよくわかりません。外観を見ても面白くないので、そろそろデータセンター見学はどうでも良くなりそうです。
データセンター巡りも飽きたので移動です。

Google Singapore Datacenter
奥行きがすごかったGoogleのデータセンター

近くのホーカーみたいなところで食事しようと思って、歩いて移動していると、先ほどのGoogleのデータセンターが見えます。
よく見ると、データセンターだと思っていたビルの隣にさらに巨大なビルがありました。こっちも色を見る限りデータセンターのようです。このデータセンター全体は、入口から思ったサイズの3倍はありました。
2件目で飽きかけていましたが、データセンターのサイズ比較のために、いろんな所に行くと楽しそうです。

ちなみに、このGoogleのデータセンターの隣に、ヒュンダイの何らかの研究所のような物を建設していました。こちらも見逃せません。
次は半導体ファブ(工場)見学に行きます。

半導体ファブ見学へ

シンガポールにある半導体のファブで有名どころと言えば、グローバルファウンドリーズとマイクロンがあります。
どちらもなぜかウッドランド近くにあるので、できる限り全部見学しようとがんばります。

まずはウッドランドの東側にあるマイクロンとグローバルファウンドリーズの2件を見学しようとします。
もちろん移動費用節約のためにバス移動なので、Googleデータセンターからは結構時間がかかります。今回は50分くらいかかりました。

Micron
Micronのファブ

バスで移動すると、バス停の目の前にマイクロンの従業員入り口がありました。
そこから歩いて行くと、本当の入口や、液体窒素らしき塔のような物が見えます。

Globalfundries
GlobalFoundriesのファブ

そのすぐ横にはグローバルファウンドリーズのファブもありますが、出入り口に行くのには往復20分くらいかかるので、今回はあきらめます。
半導体のファブは臭いも音もしないしクリーンで良いですね。

マイクロンの3D NANDの先端ファブはもう少し離れたところにありますが、この時点で2時半。ホテルに帰ると4時くらい、次の予定があるので、先端ファブ見学はあきらめます。

ホテルへ戻る

ウッドランドのMRT駅付近のバスターミナル

ウッドランドあたりからホテルに戻るにはMRTを使うのが便利そうなので、ウッドランドのMRT駅に行きます。ここは各地からバスが集まるらしくて、いろんなバスが大集合しています。バスファンは必見です。
ウッドランドに行けばなんか食べられるだろうと思い、お店をいろいろみますが、ピンとこないので飲み物だけにしてみます。

謎のメニューが並ぶ飲み物屋
Teh Tarik

何かは知りませんが、Teh Tarikというのを頼みます。
ミルクティー的な物が来ましたが、飲んでみてもよくわかりません。

高速ホワイトボード真っ黒みたいなことをやってるシンガポールの未来のエスパー伊東

そんなこともありながら、ホテルに戻ると計画通りの4時なので、次の予定にはまだ余裕です。
余裕があればプール付きのホテルなら一泳ぎします。

下手くそでも誰にも文句言われずに泳ぎの練習が出来るので最高です。
ここのホテルは深さ1.4mくらい、長さもそこそこで、泳ぎの練習するにはちょうど良いです。
今回はバタ足が下手すぎるという事が判明したので、今回の宿泊中にバタ足を多少でも上達するのが目標です。

工事の土の色

シンガポールでの工事中の土の色が日本とは違う事が気になります。おそらく土の種類が違うのでしょうが、そもそもこの土はもともとここにあった土なのでしょうか。土というか土壌というか。

チリクラブへ

夜は予定していたチリクラブを食べに行きます。
場所はどこでも良いのですが、同行者がイーストコーストが良いというので、ちょっと遠いけど移動します。
ここには今まで行ったことがなかったですが、海岸沿いの公園になっていて、キャンプなどもできるようで、シンガポール海峡を通る船がよく見えます。

それにしてもすごい船の数です。東京湾なんかは比にならないくらいです。

シンガポール海峡
何らかの巨大客船もみえ、窓に電飾で文字を出していました。

イーストコーストには何店舗かありますがJUMBO Seafoodに行ってみました。

このお店はシンガポールのチリクラブ有名店ですが、海岸沿いにあるので景色を見ながら楽しめるのが売りらしいです。実際には本当に海沿いの席にでもならないと景色はよく見えないし、蟹食べながら景色なんか見ないので、食事前後に景色も楽しめる店として行くといいのかも知れません。

チリクラブ
チリクラブとブラックペッパークラブ

カニは本来、カニの種類、重さ、雄雌などをいろいろ選べるはずですが、Mad Crab一択で1匹100ドルくらいでした。他にはメニューにはAlaskan Crab(タラバガニ)なんかもあります。
この店に来る人は、訳わかってないので、手軽に注文出来るようにしているのでしょうか。有名な店で手軽に注文出来るのはいいですが、カニのこだわりがある人には向いていないって事がわかりました。

そこそこ高いお金を取るのに、サービスも良くはありません。
サービスその他含めた満足度を得るなら他の店が良いでしょう。味は問題ないです。

シンガポールスリング

イベントの食事補助として40ドルが支給されているので、それを使ってバーで休憩します。
とりあえずシンガポールスリングを注文。それまで特殊な観光ばかりだったので、チリクラブ含めてようやくシンガポール来た感が増してきました。

ホテル内のジム

肩痛にならないように、定期的に重い物を持ち上げています。
設備が充実しているホテルに宿泊した場合は、もちろん使います。ダンベルを持ち上げるだけですが。

ということで2日目が終わります。

Google PE Summit 2022 Singapore – 久しぶりのシンガポール初日編

本来東京でやるはずだったGoogle PE Summit 2022はいろいろあってシンガポールに。シンガポール到着までもいろいろありましたが、なんとか到着。
最後に来たのが2019年、海外旅行自体も3年ぶりなので、久しぶりにいろいろ楽しみます。

SIMカード入手に苦労

サービスの悪い困ったシンガポール空港のSingtelのカウンター

事前予約した5G対応のSingtelのSIMカードを決められたターミナルで入手すべく、空港間を移動しますが、システムダウンという理由で拒否されます。

仕方なく、とりあえず宿泊予定のホテルに移動しようとしますが、まずは事前に1つ500円くらいで購入したeSIMの設定をしなければなりません。通信できないと何かあったときに困るため。
香港の通信会社との契約をローミングで使う形で、スマートフォンその3とiPadに設定したいのですが、iPadへの設定に手間取ります。APN設定をしないといけないのですが、APN設定内容が空港のWi-Fiから検索しても不明で、いろいろ探してようやくわかった内容で設定し、通信成功します。

China Mobile Hong Kong(cmhk)のAPN設定例

念のため、アジア圏に旅行する際に便利なiPadでの中國移動香港(China Mobile Hong Kong cmhk)のeSIMのAPN設定画面を貼り付けておきます。

ホテルへ移動

7時過ぎに着陸し、30分くらいで税関検査出て正式に入国してから、ここまで1時間かかってます。

事前情報で使えなくなっているはずのez-linkカードが使えた

シンガポールの公共交通機関はSimply Goという仕組みで、VISAかMasterカードを直接タッチして乗れるようになったそうです。
今までのez-linkカードも使えるので残高が残っているez-linkカードを使いたいですが、ネット検索の事前情報ではすでに期限切れになっていることになっていました。

Singapore SimplyGo
SimplyGoの広告

しかし、使ってみるとまだ期限まで半年くらいあり、利用出来たので、このカードの残高をこの旅行期間に活用します。

MRT乗車までいろいろあって、シンガポール着陸から2時間弱かかりましたが、普通はここまで1時間かからないです。久しぶりに外国での通信契約でトラブルになりました。

シンガポールのMRT車内2022年12月

MRTは日本と同様にマスク着用が必須で、実際に皆さんマスクをしています。

事前にシンガポール在住者情報では、公共交通機関ではマスク必須だけど、それ以外にマスクをしている人はいないという内容を聞いていましたが、結構な確率で街中でもマスクをしている人を見かけます。

結構な割合でマスクしているシンガポールの2022年末
シンガポールの街中でマスクしている人は結構な割合でいます。

1泊目の宿泊地はリトルインディアなので、MRTで移動します。

リトルインディア

リトルインディアまでは1時間弱で到着、歩いてすぐの宿泊地に移動します。
今回の1泊目の宿泊は自費なので、どこに宿泊しようかと思っていろいろ調べるとAirBnBは違法へなど、いろいろ変わっているようです。

安ければ安い方が良いのですが、いつも使っていたところがちょい高なので、US$150くらいにしました。この金額もポイントでの支払いにして実質無料で宿泊しました。
明日から宿泊するところはその時によりますが300ドルくらいなので、高すぎて泊まれません。

屋根が高いホテルの部屋

まだ10時台なのでチェックインは出来ないはずで、とりあえず荷物だけ預けてと思ったら、もうチェックインして良いという事なので、ありがたく部屋に入ります。
3階建ての最上階で、屋根が高い部屋なのが興味深かったです。

SIMカードをもらいに行く

それはともかく、まずはSIMカードの入手です。
歩いて行けるモール内にあるSingtelの店を目指します。

10ドルのペラペラジーパン
Aliexpressの実店舗みたいな店

途中のリトルインディアにある店は非常に興味深いですが、今回は素通りします。

小さいのに高い日本にもある野菜

そのモール内にはスーパーもあったので、一応何が売ってるかを確認です。
自給率がほとんど無いシンガポールも生鮮食品類は普通に売ってます。

本当の目的地のSingtelに行きますが、やる気の無い定員に聞くと、この店では扱っていない。近くにある大きい店に行けとのことなので、仕方なくその店に移動します。

ez-linkやNETSのチャージ機(top-up)

MRTの駅に行くと、ez-linkカードのチャージ機(top-up)があるので、クレジットカードでチャージしようとしますが出来ません。
あとでわかりましたが、この手のプリペイドのカードは現金でしかチャージできないようです。

Singtelの行列

その地域で一番大きいSingtelに行くと、土曜ということもあるのか、日本みたいに行列になっています。
みため私と同じ状況の人もいるようです。待ち行列担当者に状況を言うと番号が発行されます。

なんだかんだで45分くらい待ってやっと手続きの開始、10分くらいかかってプリペイドのSIMを入手できました。

本来朝の8時には入手している物が午後1時になりました。その間にいろいろやりましたが、海外での貴重な時間をかなり無駄にしました。

ようやく観光へ

ジョリビー

やっと現地で普通に動けるようになったので、とりあえず食事にします。
フィリピンが舞台の「閃光のハサウェイ」でも出てきたJollibeeもありますが、リトルインディアに宿泊しているので、まずはビリヤニかミールスを目指します。ドーサとかでも可。

ビリヤニ
マトンビリヤニ
チェンドール

特に悩むことなく、リトルインディアのホーカーに行くとビリヤニ屋があったので、マトンビリヤニを頼みます。この店は3年前とか、いつも来ているような。

ここで食事していると隣の店の人が飲み物を聞いてくる(3年前もそうだった)ので、一旦、日本で全く流行らないチェンドールを頼みます。

シンガポールの秋葉原 Sim Lim
たまには買いたくなる、この手のお土産を買い忘れた。

昼食後は何も考えずにいろいろ見て回ります。
シンガポールの秋葉原、チャイナタウンなどなど、久しぶりなので観光地をいろいろ見て回ります。

一番人気のチキンライス

だいぶ久しぶりに食べた、一番人気のチキンライスはこんな味だったかなと言う物でした。多分他の店の方がおいしいです。

シェア自転車

以前は大人気だったシェア自転車はだいぶ廃れているようでした。

マーライオン
上にプールがついたホテル

特にプランがないのでド定番観光地を回ります。
マーライオンは普通に観光客が沢山いました。
マリーナベイサンズあたりに行ってもいいのですが、この日はその気にならなかったので、ぶらっと観光したらホテルに帰ります。

サモサくらいは知ってるけど、よくわからないインドの食べ物
インドのビール

宿泊地のリトルインディアに到着したら、よくわからないインドの食べ物屋で持ち帰り、インドのビールを買ってホテルに戻ります。
ちなみにリトルインディアの地元民はビールをストローで飲みます。

深夜便でくたびれた、午前中はSIMカード入手で疲れた、午後ちょこっと観光したで満足して、その日はすぐに寝てしまいました。

せっかくなので、本当はもっと何か充実したことをやりたかったですが、こんな日があってもいいでしょう。

Google PE Summit 2022 Singapore – 3年ぶりの海外旅行編

GoogleのProduct Expertプログラムに参加していると、1年に1回のPEサミット(PE Summit)というイベントに参加出来ます。旅費含めてこのイベントの参加費は無料です。

サミットでは、各プロダクトのセッション、各プロダクトのGooglerとの直接の交流、世界各地のプログラム参加者との交流などがあり、ほとんどは海外で開催されます。そのために最短でも数日間の海外旅行が必要になります。もちろん、航空券、宿泊費も無料です。

過去10年程度毎年リアルイベントがありましたが、新型コロナウイルスの関係でリアルイベントは2019年が最後となり、2020年からはオンラインのイベントとなりました。2022年は新型コロナウイルスの影響が減ってきたことから、規模を縮小したリアルイベントと、オンラインイベントを組み合わせたハイブリッドイベントになりました。

2022年は、北米地域が6月にニューヨーク、ヨーロッパ等は9月にダブリン、アジアパシフィックは11月に東京という、3つの地域で開催する計画が春に発表されました。
ニューヨークやダブリンはともかく、2022年春の時点で鎖国している東京では出来ないのではという意見もありました。主に米国の担当者は、開催予定の11月には何とかなっているだろうという、楽観的な計画だったのでしょう。

実際には9月の段階で日本の鎖国が解かれなかったため、準備の関係で開催地はシンガポール、開催日が12月へと変更されました。

今回の様なハイブリッド開催の場合、自分の参加地域外はオンラインで参加、地域のイベントの場合はリアル参加でハイブリッドに全イベントに参加出来るという利点もあり、それ自体興味深いです。

イベント日だけの内容は本番イベント編にあります。

3年ぶりの海外旅行

個人的には2020年に入ってから3年間で一番遠い移動先は幕張メッセとか、神奈川の海くらいで、海外旅行どころか国内移動もほとんどしていません。
9月に場所変更が発表されたため、何の準備も不用だった東京開催とは異なり、急遽パスポートの確認、ワクチン関連の準備も必要になってきました。

シンガポールはパスポートの有効期限が6ヶ月必要、日本への入国はワクチン接種3回が必要ということなので、10月中に準備をすまし、サミットの手続きを行います。

新しいパスポートは浮世絵デザイン
浮世絵デザインのパスポートを入手

何よりもよくわからないのが、新型コロナ関係での、外国に行くときに必要な手続き、その国での必要な手続き、日本帰国時の手続き等です。海外旅行自体が3年ぶりなので、変わったところ含めて、何をどうしたら良いかもよくわからない状況です。

結局、一番ややこしいかったのが、ワクチン接種証明で、スマートフォン、マイナンバーカードを使ってうまくやる必要があります。
これがないと、Singapore Arrival Card(SGAC)の登録、Visit Japan Webへの登録が面倒な事になります。

ワクチン接種証明さえ出来れば、SGAC、Visit Japan Webの登録が比較的簡単にできるので、シンガポール入国、日本帰国に問題ない状態になるようです。

普段は入らない海外旅行保険も一応入っておきます。
現地で高熱が出たりして入院するようなときに備えて、3,000円くらいでカバーできるなら安いので、事前にオンラインで手続きしておきます。

日本出国、シンガポール入国

東京発のシンガポール便はほとんどが羽田発で、便数はほぼ通常状態に戻っているようです。
日本出国は深夜0時台出発の全日空便になったので、少しでも空港の施設が開いている時間帯に行こうと夜8時台には到着しましたが、ほとんどの店は閉店してました。

見た目普通に戻った羽田空港だがほとんど店がやってない

日本出国は事前にオンラインでチェックイン手続きをして、ワクチン接種証明も送信済み。空港カウンターはセルフバゲッジドロップが出来ると思いきや、機械でのセルフ手続き後に、同じ手続きを係員がまたやるという謎の手順でした。

制限エリアに入る際には、荷物の確認がありますが、羽田の国際線は鞄の中などを出す必要の無い新型の検査機でした。

最後の海外旅行だった2019年の段階で、自動化ゲートは無意味になっていましたが、事前登録不要の顔認証ゲートが標準になっているようでした。

全然進まない爆買いお土産物列

一般エリアは一部の飲食店がやっていましたが、出国手続き後の制限エリア内はほとんどの店は9時台には閉店していました。
唯一開いていたのが、制限エリア内の土産物屋で、数年前の爆買い中国人風の人達が行列して買い物していました。買い物量は数年前に比べて激減してましたが。
制限エリアは、クレジットカードラウンジすら空いて無く、事前に食べ物飲み物の準備をしておいて正解でした。

カードラウンジ閉鎖

食べ物飲み物の準備がない場合で、ビジネスクラス等で航空会社のラウンジが使えない場合、飲み物は水飲み機から水を飲むか、自動販売機で買うくらいしかない状態でした。

それ以外は通常と同じです。

機内でワールドカップの生中継も視聴できる

機材はBoeing 787でしたが、座席の画面でニュースやスポーツなどのライブ中継も視聴できるので、ワールドカップの中継も視聴できました。
Wi-Fiにも接続してネット接続も可能でしたが、機内Wi-Fiに接続しただけでは設定不能で、画面を見て設定しないと出来ない事が説明無く、全く意味不明のサービスでした。
機能を理解したのが着陸2時間くらい前なので、結局サービスは利用しませんでした。

機内の紙の雑誌類もなぜかありませんでした。免税品販売は画面で注文する形式でしたが、全く買う気にならないUIでした。売上げは従来より激減していると思います。

離陸後のお菓子

この便では、ブラジル対クロアチア、オランダ対アルゼンチンという激アツの試合をやってましたが、途中気絶して半分もわからない状態でした。

到着直前の朝食

深夜便でつまらないのが食事ですが、今回のNH843便は、離陸してすぐはお菓子だけでした。
着陸前の食事は朝食という事で普通の食事が出ました。
気流がどうので温かい飲み物が出なかったのが不満ですが、たいした揺れもありませんでした。

ということで、シンガポールに到着です。シンガポール到着の第一印象は蒸してるなってことでしょうか。アメリカから日本に帰ってきた時の、湿気を感じるのと同じ感覚です。

緑のYESはいいけど、自動入国レーンの入口がわかりにくいという罠もあり

そんなことはともかく、シンガポール空港では普通にやってる各種免税店を無視して、入国審査に進みますが、今までとは入国方法が変わっているようです。
SGACの事前登録が必要なのはもちろんですが、一部の国からの場合は自動化ゲートのような所を通るようです。間違えてシンガポール国民のゲートに入ると無事にはじかれましたが、自動化ゲートを通り、顔認証、指紋登録をして通過。

その後は荷物を受け取り、税関検査を抜けて入国です。入国自体の手続きはスムーズで、事前のSGAC以外は通常時と同じでした。

荷物受け取りでは2021年発売のAirtagがやっと役に立ちます。tileでもいいのですが、荷物の流れを監視することなく、出てきたらすぐにわかるのは便利で良いですね。

結局、羽田空港、シンガポール空港含めて、新型コロナ関係で必要だったのは、オンラインチェックイン時のワクチン接種証明画面添付、事前のSGACくらいで、他にはほぼ何も必要ありませんでした。

シンガポールの税関検査は何も稼働していないような状態でしたが、無事に入国しました。
アジアでは入国したらSIMカードの入手ですが、今回はeSIM対応のM1にするか、5G対応のSingtelにするかの2択、もしくは両方にしようと思っていました。

ぼったくりSIMカード屋

Singtelは事前に予約しておくと、5G対応で一番安い30ドルが1割引きの27ドル(2700円ほど)くらいで入手できるので、それを使って事前予約しておきました。ターミナル3に移動して受け取りという手はずなのですが、なぜかシステムダウンだという理由でSIMカードを受け取れません。

それ以外でターミナル1で販売しているSIMカードはほぼすべて50ドル(5000円ほど)の物のみで、殿様商売ぶりがよくわかります。
普通は20ドルから30ドルで購入できます。

ということで、iPadなど用に事前に購入しておいたeSIMのデータ通信を現地で、探り探りなんとか設定し、有効化したのちに、MRTで一旦宿泊場所に移動することにします。

香港の契約をローミングで使うと言うeSIMをオンラインで事前に契約しますが、APNの設定が不明でややこしかったです。

サミット標準日程で行けば、迎えの人がいますが、シンガポール入国は自己負担で日程を1日増やしたので、空港からの移動は自分で何とかしないと行けません。

シンガポール観光、サミット

この後から、シンガポール出国までは別記事で。

シンガポール出国、日本入国

シンガポールへ入国は、サミットの標準日程よりも前の日に入ったので、移動は自分で手配する必要がありました。
帰国はサミットの標準日程なので、空港移動も手配済みのため宿泊ホテルから移動します。

移動は同じ時間帯の人達と一緒でしたが、今回は同じ便の人達、同じ時間帯の韓国組などと一緒に20人乗りくらいのバスで移動です。
バスに荷物が入らないので、荷物は別途トラックが運ぶというシステムです。

JEWELの滝

今回はバス移動時にガイドさんがついてくるシステムで、空港のカウンター、JEWELに行った方が良いなどいろいろ説明してくれますが、私はオンラインチェックインをしていなかったことに気づいて、バスの中で慌ててやってました。オンラインチェックインでのワクチン接種証明関連で手間取って、うまく出来たのかよくわからない状態になってしまいました。

そんなこんなで、空港に着いた物の、出発4時間ほど前という早すぎる到着なので、全日空のカウンターが空いてません。(それはともかく、空港では大声出して何かが使えない事に電話の相手に切れている日本人がいました)
仕方なくJEWELなどに行く物の、荷物が邪魔で移動もほとんど不可能の、平面移動だけで何とかするという状態でした。

一部航空会社対応の早めに来てもなんとかできるシステム

いろいろ見ていると、航空会社によっては荷物預けだけは、はやめにできるシステムがあるので、こんな航空会社を使いたかった物です。(本当はシンガポール航空を希望したが拒否された)

ANAのカウンターオープン待ち列

出発3時間前になるとやっとカウンターが開いて、チェックイン手続きです。
シンガポール空港での全日空のカウンターは昔ながらの手動システムで、この時にワクチン接種証明画面の確認がありました。
不要なボーディングパスの発行も強制的に行われました。

Jewelあたりにある安めの店

チェックイン手続きが終わって身軽になったら腹ごなしです。
この段階で夜10時台の全日空便で何が出てくるかよくわからなかったので、あまり重くなく、高くもない店に行ってみます。

SN1 Signature
この店のタイのシグネチャーというサンプルとはだいぶ違う麺料理 7.5ドル

シンガポール最後の食事はこれになりました。まずくはないですが、特別おいしくもなかったです。

食事では同行者と話が弾んでJewel観光が何も出来なくなりましたので、食事が終わったら制限エリアに入ります。制限エリアは自動検査なのでスムーズですが、この段階では荷物検査はされません。

各ゲート前に荷物検査があるシステム

シンガポール空港は各ゲート前に荷物検査がある事を忘れていました。

シンガポール空港の制限エリア内はもう普通の状態になっていて、シンガポール国内の公共交通機関にはマスク着用ルールがありますが、空港内はありません。
店は夜9時台でほぼすべての店が開いていて、店員の多くがマスクをしている状況以外は、ここだけみると通常の状態に戻っています。

日本発の飛行機ゲート前あたりから、日本的な状況に戻ってきます。機内に入る前にマスクが必須という状態です。
それまでほぼマスクせずにすごしていたのが嘘のようです。

今回もWi-Fiは使わないかな

行きの便はほぼ満員ながらたまたま隣が空席でしたが、帰りの便は隣も人がいる普通の状態です。
始めに座席の番号と、飛行機のゲート番号を間違えて別の席に向かっていたことは内緒です。

出発後の食事

出発後の食事は行きと同じでお菓子でした。夜10時台のNH844でもこれなら、Jewelでもっといいものを食べておけば良かったです。

帰りは何もする気が無いので、ドラゴンボール超 スーパーヒーローを鑑賞しますが、飛行時間ほとんどかけてやっと視聴できました。途中で気絶しまくったので、巻き戻しまくりです。

日本到着直前の食事

出発前日から、Singtelから交換した元の日本のSIMカードを探していたのですが、どこを探してもありません。SingtelのSIMカードを入手した直後にどこかにしまったはずですが、財布にしまったような記憶があるものの、財布にはありません。
SingtelのクレジットカードサイズのSIMホルダーみたいなのに入れた事のみ覚えていましたが、それっぽいところをどこを探してもありません。

最悪は、日本に帰ってから再発行すればいいのですが、これだけが心残りな状態で日本に向かいます。

丸一日探していた日本のSIMカード発見

飛行機に乗って数時間すると、もしかしたらそのSIMカードと関係ない、別のスマートフォンケースのカバーの裏にしまったかもなと思いつき、機内で鞄からそれを出すとしっかりありました。

ということで、機内でSIMカードの交換作業を始めます。無事にSIMカード再発行はしないで良くなりましたが、今度からはeSIMに変更しようと思います。

通路側の席なので、現在地がよくわからないうちに着陸です。
着陸後の機内アナウンスは日本語で、日本入国では、全日空が到着後に日本入国と乗り継ぎで飛行機を降りる順番を分けるとか案内していました。その後に英語でもアナウンスしてましたが、おそらく意味がわかってない日本語以外の話者はそのまま普通に降りていたと思います。

到着した羽田空港の中は室内なのに寒いという印象しかありません。

入国審査は自動化ゲートを通りますが、なぜか入国スタンプの窓口は行列、私は素通りして荷物受け取りに行きますが、出てくるまでが結構時間かかりました。

なんだかんだで受け取った後は税関検査ですが、日本らしくしっかり検査し、Visit Japan Webの画面を操作された揚げ句に、内容の確認をされ、QRコードを読み取るなどややこしい手続きがありました。

品川駅到着

京急線で品川駅まで到着。
ラッシュ前で空いていますが、やっと日本に帰ってきた感がある物の、とにかく寒いです。

粉瘤(アテローム)の摘出手術でいろいろ調べた

粉瘤(アテローム)とは、2022年現在の天皇陛下も1997年に摘出した皮膚下に出来る腫瘍の一種です。
何かのきっかけで皮膚下に袋状の構造物が出来、そこに垢や油が溜まっていき、日々大きくなっていきます。皮膚下に何かのできものがある状態になるだけで、それ自体での痛みなどはありません。
良くないのは、大きさが数cmになって、明らかに大きすぎて誰が見ても違和感があるような状態になったり、場合によってはそれが炎症を起こして痛みを伴ってしまう場合です。

粉瘤は英語ではSkin cystとかSebaceous Cystsの中のEpidermoid cystsと言われているようです。

粉瘤をネットで調べる

いろいろ見ると炎症を起こす前に1cm位あれば除去した方が良く、炎症を起こした場合の対処は面倒になるということでしょうか。

粉瘤は事前治癒したり、薬で消す事は出来ないので、摘出手術が必要なのですが、ネットで検索すると、検索場所によっては競争が激しいことが出てくる広告でわかります。

2cm程度の粉瘤摘出は、いろいろ入れて15分もあれば終わり、総費用は1.5万円程度、3割負担の患者負担は5,000円程度です。
比較的簡単な手術で結構多くの人が摘出手術を受けようとしているので、広告だらけになるのでしょう。

渋谷で調べた場合の例

その中で特に気になるのが手術方法です。
広告宣伝しているような所は、くり抜き法という、切除が小さくて済むため、傷が最終的に目立ちづらい方式をやることをアピールしています。
他に一般的なのが、その部分を直接取り除く切開方法で、広告宣伝文句をみると切開方法は旧態依然としたやり方、くり抜き法の方が最新の手法のような気がしてきます。

実際にどちらがどう優れているのかを調べると、くり抜き法のルーツからしっかり解説している医師のブログがありました。

大木皮膚科のサイト

ここをみるとわかりますが、くり抜き法は1988年に初めて公表された手法で新しい物でもなく、論文の数も多くなく、再発率も一定の割合存在する、本当に良いとは言えない方式なことがわかります。

もちろん、これが良い場合もあるのでしょうが、ネットで調べて出てくるよさげな治療方法を盲目的に信じてしまうのは危ないことがよくわかります。

特に、この治療方法を宣伝している医院は予約制で、ネットでの予約は2週間後とかになっている場合が多いため、人気がある良いんだから良さそうと思い込んでしまいそうです。

なお、粉瘤の専門は皮膚科というよりも形成外科のようです。

粉瘤を摘出してみる

首の裏に出来た粉瘤らしきこぶのような物

私の場合は、10年くらい前についた傷が原因と思われるクビの後ろの粉瘤が年々大きくなっているのを常に認識していました。いつか除去しようとおもいつつ、原因から10年でやっと摘出しようと思い立ったわけです。
その間にもいろいろ調べた結果、いつも行っている皮膚科があるGoogleクチコミ2.3の近所のクリニックでやってもらうことにしました。新しい病院は怖いし、術後に経過を見せに行くのも面倒なので。
形成外科に行った方が良いのでしょうが、そこでの治療自体はいつも普通だと思うし、その後も普通で取り立ててなんてことはなかった。

除去した粉瘤は見た目で直径2cmくらいあって、あんなになるまで育てなければ良かったとも思った。

実際に粉瘤かどうかは、分析しないとわからないわけですが、一般的には切開して見てみれば一目瞭然です。
しっかりやるところや、患者が要求すれば分析して何だったのかを調べるでしょうが、私の判断で見るからに粉瘤なので、無駄に費用がかかるのを避けました。

手術時間は全部で15分くらいで、一番痛かったのが、はじめの麻酔の注射。それ以後は特に何も感じることもなく、手術後の痛みも無く、その後も良好です。

粉瘤手術に関してのまとめ

ネットで見つけた良さそうに見える術式、医院は必ずしも良いとは限らない。

従来の手法で十分なのでは。

50万円を600万円にしたという画像

知り合いのInstagramアカウントが乗っ取られた事にしばらく気づかなかった怖い話

知り合いのInstagramアカウントが乗っ取られてました。
乗っ取られてから2週間くらいかけてじっくりと乗っ取るという手法で、はじめの1週間くらいは変な投稿をはじめて、変なことに手を出しちゃったのかなと思っただけで、乗っ取られていた事に気づくまでかなり時間がかかりました。

この件で怖いのは、乗っ取ったアカウントでなりすませば、友人なんかも簡単にだませるということです。URLが本物か、メールアドレスが本物かを調べたところで意味が無く、乗っ取ったアカウントでなりすませば本人から来た物なので盲目的に信じてしまいかねません。

個人的には何の被害もありませんが、今後は単一のアカウントの内容だけを盲目的に信じるのは危険な事が身にしみてわかりました。

乗っ取った犯人は何をしたか

乗っ取りの手法自体は聞いてないのでわかりませんが、乗っ取った犯人が何をしたのかはアカウントの状況を見ればわかります。

10万円を100万円にした証拠という画像

乗っ取られたという知り合いはアメリカの大学生のアカウントです。頻繁に投稿することは無く、ストーリーなどの一定時間後に消える投稿が多く、イベント毎などにどうでも良い日常の投稿をするくらいのアカウントでした。
それが突然投資関連の何らかの暗号通貨で10万円が100万円(正確にはUSドル)になったという投稿になりました。

その投稿の画像の中に、本人が映ったホーム画面に100万円が振り込まれたという画面キャプチャなども含まれ、本人が儲かったのが嬉しくてやったのかなというような投稿でした。

その投稿でメンションしている投資のメンターというユーザー名のアカウントはまさに詐欺師みたいなものでしたが、詐欺師にダマされて変なことに手を出したのかなという印象しか持ちませんでした。

それから1週間くらいして50万円が600万円になったという投稿とともに、儲かったお金で車を買った。友人からのコメントに家が違うという投稿には、引っ越したみたいな返事をしていました。
車の画像自体、画角、画質、背景がその地域であまり見ない建物なので違和感があり、このあたりで何かがおかしいのはわかります。ただ、直接本人にメッセージを送ってもいいのですが、変な金儲けに手を出したことに苦言を呈するようなメッセージを送るのもどうかと思って控えていました。

その後はストーリー機能でちょっと怪しい投稿などもいくつかしていましたが、おかしな投稿自体はそれで打ち止めになっていました。

乗っ取られた事がやっとわかったのが、はじめの投稿から2週間くらい経った後のユーザー名変更と過去の投稿全削除で完全に他人に入れ替わってからです。

つまり、乗っ取ってから2週間くらいは乗っ取った元のユーザーになりすまして友人などをだまして何らかの金融犯罪に巻き込もうとしていたということです。

それに、私は気づきませんでした。

乗っ取られたアカウント。アジア人男性のアカウントが黒人女性になっている。その後、黒人男性のアカウントに代わった。