2007年12月24日 (月)

エチレンプラントが事故になると川下製品に大打撃

カテゴリー: Memo — kamikura @ 10:39:03

三菱化学の鹿島事業所で2007年12月21日に発生したエチレンプラントの火災だが、11時32分に発生し、直後に報道されたにもかかわらず、株式市場は特に反応無く、持ち株会社の三菱ケミカルホールディングスの終値は先日を33円上回る900円。

昼過ぎの報道ではヘリの映像などもあり、プラントが全焼に近く燃えているのは明らかだった。これがエチレンプラントの火災となれば、川下の製品に影響を及ぼすのは必須で、普通に考えれば株は下がるところだが、なぜか上がっているという不思議な状況。

3日後の日経新聞には中核設備が3から4ヶ月停止でかなり影響があるという報道があったため、25日の市場では売られるようになると思われるが、当日上がるような市場であり、どうなるかはわからない。

そもそもエチレンプラントは、海外から輸入したナフサなどを分解・精製するもので、 エチレンはもちろん、石油化学コンビナートで製造する化学物質の原料を製造する中核装置である。石油化学コンビナートは、原料ナフサを基本として、パイプラインで接続された各プラントでそれを分解、合成などする事で製品を製造している。
当然のことながら、川上にあるエチレンプラントが動かなくなれば、石油化学コンビナート全体の操業に影響する。

鹿島コンビナートのエチレン生産能力は年間90万トンほどだが、唯一救われるのは今回の事故は、第2プラントでの事故で、エチレン生産能力にして約半分の年間45万トンほどの影響しかない。
しかし、鹿島コンビナートの生産能力自体は国内最大規模で、その半分が失われるというのは多大な影響を与える。

また、日本はもとより全世界の石油化学業界はアライアンスが複雑で、エチレンを使用した代表的な製品の一つポリエチレン(スーパーの袋から、ガス・水道パイプ、自動車部品などさまざまな物に使われている)は日本ポリエチレンが製造している。
日本ポリエチレンは、三菱化学、昭和電工、日本石油化学など、複数の企業からなる合併会社であり、これだけみても、三菱化学だけではなく、他の化学会社にも影響があることがわかるだろう。
これはポリエチレンだけの話で、ポリプロピレンなど他の化学製品でも似たような状況だ。
株式市場に投資するなら、このあたりのことも考慮すべきだろう。

三菱ケミカルホールディングス

三菱ケミカルホールディングス Yahoo!ファイナンス

石油化学工業協会

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2007年12月21日 (金)

2.5GHz帯はウィルコムの次世代PHSで本当にいいのかな

カテゴリー: Digital — kamikura @ 21:19:59

この審議の過程がどんな物なのかなんて知らないし、その当たりにどんなろくでもないことがあるのかなんか、実態を知らないので理解することすら困難だが、端から見ていてウィルコムになることだけは、日本にとって損失なのではないかと思っている。

日本では2.5GHz帯で、2業者が選ばれることになっており、方式で言えばWiMAXと次世代PHS。争っていた4陣営の中で、WiMAXが3つで、次世代PHSが1つ。
WiMAXは世界共通規格で、全世界同じ物が使えるが、次世代PHSは日本のそれに合わせた特別な物でしか利用できない。

もうこれだけで、日本のPDCやらの独自規格で世界に後れを取った愚かな経験から2つともWiMAXにすべき所を、1つだけ日の丸技術を採用。

ここでもうわからん。

WiMAXが2つになれば、技術的には同一製品で2つのサービスを渡り歩くことも簡単にできるので、両者が競争しあえるが、WiMAXと次世代PHSだとハードウェアが異なるので、そんなことは簡単にはできない。
また、インフラから最終消費者が購入する物も、製品自体、全世界で開発されたものを利用できるので、より安く、高性能・高品質な物を選ぶことが出来る。

個人的には2.5GHz帯はWiMAX陣営2つ。アイピーモバイルの2GHz帯の跡地に次世代PHSという流れが正解だったのではないかと思っている。

ウィルコムとしては、ソフトウェアでどうにでもなるようなことを言っているが、本当にそう出来るのだろうか。
もしかしたら、現行のWiMAXは技術的に次世代PHSよりも劣る部分があり、数年後に次世代PHSが世界を圧巻しているような未来になったら、このあたりの不安は笑い話になるんだろうか。
「次世代PHS」導入に向けた2.5GHz帯での免許認定について ウィルコム

「2.5GHz帯の周波数を利用する特定基地局の開設に関する指針に基づく開設計画の認定」について アッカネットワークス
「広帯域移動無線アクセスシステムの事業者の決定」に関するコメント OpenWin

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こんなメールは読まない

カテゴリー: Memo — kamikura @ 13:49:45

メールは毎日数百通届き、そのうちの6割以上はスパムだが、スパムはともかく、こんなメールは読まないというのは存在している。

スパムに分類されても、ほとんどの場合、スパムに誤判定されているか確認するため、まともなメールな場合は読み逃すことはない。ただし、読まないと決めている分類の物はまず読むことはない。

読まないのは

  • Subjectが無いもの
  • Subjectが日本語や英語以外の物
  • Subjectが日本語でもスパムっぽい物
  • ランダムな文字列のメールアドレスから来る物
  • いつもくだらない内容しか送ってこないアドレス
  • なぜか購読してしまったメールマガジン

など

eBayを名乗るメールはほとんどがスパムだが、内容が非常に高度であり、その内容を確かめるためにその内容を確認する珍しい存在。

Subjectがないと、それがまともなメールであっても、メールの存在自体を気づかないので、少なくとも何か書くべきだ。HTMLメールは、プレーンテキストメール原理主義から5年ほど前に足を洗ったのでどうでもいいが、文字コードがおかしなのはいまだに多いので、なんとかして欲しいところ。
Subjectに[重要]とか書いてくる人や、受信確認を入れてくる人などもいるが、送ってくる本人の意思は受信者には関係なく、受信確認は、中身を読んだ確認ではないため全部無視。

とにかく、読む人が受け取ったときにまともに対応してもらえるだろうメールを送るべきだな。
文章の内容はともかく。

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2007年12月20日 (木)

周辺機器メーカーのサポートはいい加減だな

カテゴリー: Digital — kamikura @ 17:44:35

BUFFALOの外付けUSB 2.0対応HDD HD-CS500U2を購入したわけだが、Mac OS Xでまともに使えないので困っていた。

症状としては、このUSB HDD自身が省電力機能かなにかで、5分程度アクセスがないとHDDの回転を止める機能を搭載しているっぽいのだが、 一度HDD回転が停止して、再度アクセスするとHDD回転が始まり、HDDアクセスランプがつきっぱなしになるだけで、それ以上HDDの内容にアクセスできなくなると言う物。(虹色のアイコンがでっぱなし)

対策としては電源を切るか、USBコネクタを引っこ抜くしかなくなる。

この製品は2007年6月に発売された製品で、購入したのは11月初旬。
使用しているOSのMac OS X 10.5 Leopardが悪いのだと思って、同社WebサイトにあるLeopardの対応状況を見ると対応とは書かれていない。

何らかの不都合だろうと思って、症状を同社のサポートに連絡すると、「特に問題はないはずで、気になるなら実機を送れば調べる」という物。
送ること自体面倒くさいのでほったらかしていたが、年内になんとかすべく、そろそろ送りつけてやろうかと思いその前に、本日(12月20日)サポート情報を一応見てみたら、本日付でファームウェアのアップデート情報が。

内容を見ると「Mac OS 10以降での信頼性向上」とある。試してみると、今回の症状は解消されていた。そもそも、Leopardの問題ではなかった模様。今回のバージョンは1.00のようだが、アップデート前バージョンは0.41だったようだ。

発売が6月なので、この製品を購入したMacユーザーはそれなりの数いて同じ不都合に悩まされていた人も多かったと思うが、 11月に連絡した時点ではサポートはそれを把握していない。

12月20日のアップデートでようやく対応できたので、発売してから半年もたってからそれに対応。
もちろん、症状を伝えていた私のところにはその旨の連絡はない。

Mac OS Xでも特定の環境に依存するのかもしれないが、こんな寝ぼけたサポートをしていると、ユーザーも離れるだろうな。

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