2008年3月31日 (月)

フルセグ地デジチューナー時代の自作PC

カテゴリー: Digital — kamikura @ 22:21:24

フルセグメントのデジタル放送用TVチューナーは販売が規制されているが、これが解除され、自作PCやTV機能非対応PCにも別売りチューナーを取り付ければ、視聴・録画ができるようになりそうだ。

SKNET、バッファローなどフルセグ地デジチューナーを5月にも発売へ

チューナーが販売されれば、自作PCに組み込んでテレビ視聴を楽しもうという人はいるだろう。

それはともかく、たとえばダビング10とかいうDVDなどへのコピー9回、ムーブ1回などという中途半端な光学メディアへの焼き方式だが、こんなの使う奴いるんだろうか?
PCはHDD容量も拡張は自由であり、光学メディアに焼くよりもHDDに保存したままの方が便利なんだけど。
そもそもテレビ番組なんか録画したって、見る価値あるものが少ないというのは考えないことにしておく。

各放送のビットレートはこんなもん

地上デジタル 17Mbps
BSデジタル 24Mbps

もしもBSデジタルを2番組記録しながら再生するには 75Mbps程度のデータ転送速度が必要。
これをMBにすると、10MB/s程度。
この程度なら通常の7,200rpmのHDDでも問題なさそうだが、場合によってはHDDアクセスに問題が発生する可能性がある。万全を期すなら売ってないけど10,000rpm、もしくはHDD 2台をRAID 0のストライピングにするのがよい。
余裕があればシステムと動画記録のHDDは物理的に分けたい。

メモリはDDR2が安いのでどうせなら1GB×4で4GBとかにしよう。

OSは32bitのWindows Vista Home Premiumでいいだろう。

ビデオカードはAMDの790GやIntelのGMA X3500あたりでもHD再生支援機能があり、チップセット内蔵ビデオ機能でも問題はないが、よりパフォーマンスを重視するためにはNVIDIAのGeForce 8シリーズや、AMDのATI Radeion HD 2000シリーズなんかを選ぶのも良い。
また、出力する画面をPCのモニタにするか、テレビにするかによっても、ビデオカード選びは変わってくる。
HDMI出力が理想だが、DVIの場合HDCP対応品が必要になるので注意したい。

HDDを動画記録2台、システム1台で合計3台とすると、電源容量が気になるところだが、3.5型HDDの平均消費電力は20Wを下回り、合計でも60W以下。
一般的なデスクトップPCの稼働時の消費電力は300W程度であり、400Wもあれば十分だが、より余裕を見て500W程度の電源は欲しいところ。

デジタル放送記録の解像度やコーディックを、リアルタイムに変更するには現在のCPUでは不足で、デジタルチューナーに組み込まれるだろうハードウェア機能が必須となりそうで、CPUパワー自体はそれほど必要ではないだろうが、デュアルコアで2GHz以上は必須だろう。
再生自体はビデオチップのHD再生支援機能を使えばCPUパワーはほとんど必要としない。

DVDはDVD-ROMでも問題はないが、記録もするならDVDスーパーマルチやBlu-rayがいいだろう。

以上より、
ATXもしくはmicroATXでHDDなどの冷却に問題のないPCケース 10,000円程度
500W程度の電源 10,000円程度
HDDは予算により1TB×2にシステム用に250GB×1など 50,000円程度
CPUは予算にもよるがQuadコアを選ぶのも悪くはない選択 30,000円程度
マザーボードはHDMI出力付きが望ましい 15,000円程度
メモリは1GB×4 10,000円
光学ドライブ DVDスーパーマルチなど 5,000円程度
OSはWindows Vista Home Premium 15,000円程度
マウスにキーボード 5000円から10,000円程度

合計15万円程度
ビデオカードを追加すればプラス2万円程度
HDDを減らせば数万円引き

何にせよ、まともにデジタル放送を記録再生するためのPCを組み立てるなら、10万円の予算は必要だ。決してHDDレコーダーを買うより安上がりと言うことはない。
その代わり自由度は最高だし、HDD容量もJBODを使えばHDDレコーダーでは実現不可能な容量も簡単。予算もそれなりにかかるが。

Popularity: 31% [?]

2008年3月30日 (日)

サントリー ウィスキー 白州イベント参加メモ

カテゴリー: Memo — kamikura @ 16:40:23

Santory Hakusyu

サントリーの白州蒸留所見学イベントが行われると言うことで、無料と言うこともあり応募して当選したので参加してきた。

アルコール類はビールとワインで見学の経験はあるものの、酒(日本酒のこと)と焼酎とウィスキーなんかはまだ無い。酒はそこいら中に酒蔵はあるものの、見学できるところは少ないためなかなかできず、焼酎はどこでやっているのかよくわからん。
ウィスキーは行くならシングルモルトで京都の山崎か山梨の白州だとは思っていたが、どちらも中途半端に遠いので面倒くさくて行かなかった。

ということで、このイベントを見つけたときは、まさに俺様のためだけに企画されたイベントだと思って応募したわけだ。

応募した後よく調べると、

白州蒸溜所でシングルモルトウイスキーセミナーのブロガーイベントを開催します。

にあるように、単なる工場見学ではなく、時が育むシングルモルトの魅力講座だった。見学して終わりじゃないのは面倒くさそうだけど、無料だからいいやということで参加。

Hato Bus

新宿集合でバスに乗って工場まで行くと言うことで、どんなぽんこつバスかと思っていたら、ちゃんとしたはとバスでびっくり。はとバスなんか乗るのは初めてだ。

Santory Hakusyu

9時半出発で途中渋滞もあり現地に着いたのは13時頃。
森の中にある蒸留所そのままに、山の中の建物の間に木だらけの工場だ。東京よりちょっと寒い。到着後、昼食と工場見学の後、ウイスキーセミナーという行程。

ちなみに、ふつうに行くと昼食なんか出るわけないし、交通費も何もかもは自腹であり、普段は撮影禁止の場所も撮影してかまわないという、参加者としては1万円分くらいの価値があった実にありがたいイベントだ。おみやげもあった。

Santory Hakusyu
Santory Hakusyu

見学では発酵・蒸留・熟成の建物や樽の倉庫などに案内されるが、発酵・蒸留の建物に入ったとたんにアルコールの香りが。樽はもちろん、この発酵・蒸留につかう部分の違いで味が変わるとのこと。
途中、一度使った樽を再生するための火入れ行程も見学したが、火を入れた後の樽からもアルコールの香りが。
樽の倉庫ではまさにウィスキーの複雑なすごい香り。

Santory Hakusyu
Santory Hakusyu

セミナーでは白州と山崎のそれぞれ10年、12年、18年の6種類の飲み比べることが出来る。
ウィスキー自体飲み慣れないためか、40度をストレートで飲むのはつらい。それぞれの味の違いはわかるが、何種類も飲んでいるうちに何がなにやらわからなくなる。
通常、色や香りを比べ、味は水で倍に薄めたものでチェックすると言うが、個人的には薄めると味の違いがわかりにくくなった。なれたら違うのかもしれないが、何よりアルコール臭の方がきつくて、飲めば飲むほどわけがわからなくなってくる。

Santory Hakusyu

特に、ふたをしたグラスを空けた直後に香りをチェックしようとすると、アルコールが目にくる。
また、アルコール度数は変わらないはずなのに、18年のは味が濃厚なのかよりきつく感じるのはよくわからないところ。
ウィスキーは奥深い。

今までは、日本のシングルモルトのイメージとして山崎が最上級でその下に白州などがあると思ったが、飲み比べてみると、個人的にはどっちも悪くないし、甲乙つけがたい。たぶん海外のも含め、現時点では個人的にはほとんど変わらないだろう。

そもそも普段はアルコールなんか飲まなく、ウィスキーも飲み慣れていないが、味の違いはわかるものの、よくわからない。味の違いを覚えられないんだから、個人的にはこんな高いウィスキーを飲む必要がなさそうだ。サントリーだったら角瓶で十分ということになりそう。
アルコールは基本的に高いが、ウィスキーやワインは特に高い。ウィスキーは40度あるので、これを数分の一に薄めて飲めば、一杯あたり100円以下になるということが今回「すごいハイボールの作り方」でよくわかった。
他にもいろんな飲み方があると言うことなので、アルコール好きには楽しめる種類のものなんだろうな。

アルコール好きが、わざわざ蒸留所へ行く価値としては、作ってるところの見学もあるが、Webでも販売している樽出原酒の種類が多いこと。

渋滞もあり現地滞在時間は4時間くらいだったが、どうせなら朝8時集合、20時終わりとかにしてもっとじっくりウィスキーの楽しみ方を教えてもらう方が良かったかも。

シングルモルトウイスキーセミナー(白州蒸溜所)のブロガーイベントレポート(3-1)

サントリー 白州蒸留所

ここに載せた以外の画像

http://www.youtube.com/watch?v=TsPKAJ_NIkE
試飲しているところとか録画するの忘れた。スペルも一部間違えている。
高画質版 blip.tv

ここで、こんなブログイベントの今後を考えると。

参加してたのは、20人の参加者以外に白州の担当者以外は
社員 5人くらい
運営会社のAMN(アジャイルメディア・ネットワーク) 2人?
で、経費としては

総人件費 20万
バス貸し切り費用 20万円
その他諸々 10万円
合計 50万円

これ以外にいろいろとかかっているのだろうが、一人あたり少なくとも2.5万円分のプロモーション効果を期待しているに違いない。

20人は確実に、サントリーのウィスキーについて何かを書くので、平均で1人200UUだとしても、4000UUくらいはサントリーのウィスキーの何かを目にすることになる。数はそれほど多くはないだろうが、過去ログとして残るのがまず見直されることのない紙の雑誌やテレビ放送とは違うところ。

たとえば5万部の雑誌に1ページの広告(50万円ほど)出したり、芸人に広告になってもらって記事広告やらテレビでなにかをやるより対費用効果は高いだろう。

ブログに限らず、企業がネットを使ったこのようなイベントを開催していくだろうことは確実。
企業としては、より消費者に近いことろで何かをしなければならないが、今のうちにこんなことが出ている会社ってのは、目の付け所と関係者の感覚が他の旧態依然とした会社とは違うんだろうな。

やり方も難しいし。

Popularity: 35% [?]

PC向けの地デジチューナー単体の販売が解禁になるようだ

カテゴリー: Digital — kamikura @ 9:43:56

現状でPC用のデジタルチューナーはPCに内蔵される形態でしか販売されておらず、実質日本のメーカー製デスクトップパソコンを買うしかなかったわけだ。(例外として東芝のQosmioやDELLなどもある)
これが解禁されるようになるのは、Friioの影響と日経パソコンの記事では書いてあるが、実際のところはそれも含め、地デジを普及させるためにはPCにも解禁せざるを得ないということもあるのだろう。

PC向け地デジチューナーの単体販売、4月上旬にも解禁 日経パソコンオンライン

そうだとすると、放送業界関係者は実に自分勝手なやつらだ。

テレビ放送は俺らの決めた機器でしかみれないぜ。そうしたらその機器が思ったように普及しないから、PCでもいいようにしてやるとか
ついでに、みるためには俺らの作った業界団体のB-CASカードが必要だとか。

そもそも、地デジで無料放送しているようなコンテンツを著作権保護かけて、何の意味があるのだろうか。

一部の番組はDVDなどで販売しているが、この価格が高すぎるというのも問題だ。日本のテレビドラマは一般的に12話程度しかないが、定価が2万円前後で、実売価格が1.5万円程度。
一方米国のドラマは1シーズン1年間程度(実際は9月から6月頃まで)24話程が放送され、DVDの価格も定価で60ドル程度で実売価格は40ドル(4,000円程度)程度。
1話あたりの価格は日本が1,200円だとして、米国ドラマの場合166円。

実に7倍の内外価格差がある。さらにドラマの品質は圧倒的に米国の方が高いという。
ちなみにiTunes Storeではドラマ1話は1.99ドル(200円程度)で販売されている。DVDとあまり変わらない価格設定。
日本でiTunes Storeが始まると1話980円とかになるのだろうか。これで誰が買うのか?

日本のドラマDVDはそれなりに売れているので、こんな価格になっても買う人もいるのだろうが、こんなぼったくり商売を続けている限り将来性はかなり低いとしか言えない。

放送業界か、放送機器業界のどちらが今回のPC向けチューナー解禁に向けて動き出したのかは知らぬが、消費者を馬鹿にしたような商売をして、テレビ離れが進んでいることから、一気にこれが普及することはなさそうだ。
とは言っても、PC向けチューナーが出れば、それなりに売れるのだろう。実際BSデジタルに対応していれば個人的にも欲しいし。

BSデジタルに対応した場合、6TBの容量を持つPCと、Windows Media CenterとモニタをHDMI接続してWOWOWで放送されている映画を片っ端から録画したい。H.264でエンコードし直せれば、映画一本5GBだとして1200本保存できる。
毎日2本記録しても1.6年分。(実際のところ、再放送があるため、数ヶ月録画し続けると1日2本以下になる)
当然つまらないのは片っ端から削除して、その間にHDD容量も増えて。実質数年分の番組をHDD内に記録できるようになるだろう。

本当の希望としては、録画したものは著作権保護を解除してiTunesに登録、Apple TVで見たいのだが・・・

ところで、この辺の話になると気になるのがWindows Digital Life Consortiumは何をやっているのかということ。情報によると近い将来何らかの動きがあるというが・・・

Popularity: 21% [?]

2008年3月28日 (金)

NASの容量が足りないので、PCをNASにしてしまう

カテゴリー: Digital — kamikura @ 22:23:46

一般的に販売されているバッファローあたりのTeraStationはHDDが4台入って1TBが5万円程度、4TBでは20万円前後で販売されている。
可能かどうかはしらぬが、1TB版のHDDを1TB×4に換装してしまえば、1TBのHDDが3万円程度なので、合計17万円程度で4TBのNASが手にはいるが、はじめから4TBのNASを買うのと価格的にそう大差ない。

結局のところ、HDDが物理的に4台しか入らないので、3.5インチのHDD最大容量1TB×4という制約はそのまま。

他のNASを使うという手もあるが、PCをNAS代わりにしてしまう方が手っ取り早いんじゃないかと思ったりもする。

たとえばGIGABYTEのGE-EP35-DS3RはSATAポートが合計8個あり。そのうち6個をNAS用に使ったとすると、HDDは6台搭載可能。容量は単純計算1.5倍になる。

これでNAS構築を考えると、

マザーボード 1.5万円
電源 1万円
ケース 1万円
メモリ 1万円

HDD 1TB×6 18万円

その他3万円

ざっと26万円で6TBのNAS兼PCとして利用することができる。

RAID5にして5TBしか容量がなくても、HDD4台構成のRAID5で3TBしか使えないのに比べたらよっぽどましな容量だ。

問題は長期間まともに使えるかという点だが、個人的な目的としては一日数時間動画ファイルの保存再生用途に使うだけなので、あまり気にしないでもいいだろうということにしておく。

でもその26万円なんていう金はどこから出てくるというのだ。早いところ1TB以上のHDDが登場してくれないものだろうか。

Popularity: 17% [?]

次ページへ »

HTML convert time: 1.589 sec. Powered by WordPress 2.6.1