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2017年衆議院議員選挙埼玉5区 終盤戦まとめ

2017年の衆議院議員選挙、全国的にも注目となった埼玉5区の終盤戦だが、どうなるかは最後までわからない。
もちろん、枝野幸男か牧原秀樹のどちらかが当選し、どちらかが落選するということだが、おそらくどちらかが落選しても比例代表では復活するだろう。

通常、枝野と牧原で各10万票程度。共産党が2万票程度。

選挙協力をした共産党の通常2万票くらいが期待できる。
全国的な知名度が高い。
あたりから、共産党と無党派の期待できる枝野幸男の優位という評価が一番単純だが、10月22日の投票日は雨のため投票率が若干下がる可能性があり無党派の動きが気になるところ。

2009年の状況と同等になると、15万票対9万票くらいの大差になる可能性があるが、希望の党がどれだけ取るかも問題になる。だが、希望の方は選挙区での活動がほとんどないような状況でもある。

後半の報道各社の分析をまとめた。
前半はこちら過去の選挙戦はこちら

10月18日 ブルームバーグ

「無所属なら私は今頃大宮でマイクを握っている」-。枝野氏は14日、選挙区を離れ都内で街頭演説を行った。党代表として全国を駆け回り、地元入りする時間はほとんどない。
・・・
自民の牧原氏は、過去4回の選挙でいずれも枝野氏に小選挙区で敗れている。ブルームバーグの取材に対し、地域住民らとのつながりは「私の方が深い」と自信を見せる一方、連日メディアに登場するライバルの存在に「テレビでヒーローになっている」と危機感を示した。

10月19日 埼玉新聞

5区(さいたま市大宮区など)では立憲民主代表の枝野幸男氏と自民前職の牧原秀樹氏が激戦を展開している。約4割の有権者が投票先を決めておらず、終盤の動きで情勢は変化する可能性もある。

10月20日 読売新聞
党代表として露出度が高い枝野が優位に戦いを進めている。枝野は立憲民主と共産支持層の9割以上をまとめ、無党派層の約5割に浸透した。組織固めを急ぐ牧原は自民支持層からの支持を7割超に伸ばし、公明支持層も手堅くまとめたが、無党派層に広がりを欠く。

10月20日 日経新聞

さいたま市選挙管理委員会によると、市内の衆院選の期日前投票者数(小選挙区)は19日までで10万9755人に上り、2014年の前回衆院選に比べて73%(4万6235人)増えた。

10月21日 夕刊フジ

立憲民主党を立ち上げ、左派メディアがヒーロー扱いしている枝野氏も、実は大接戦だ。自民党は「敵将のクビを獲れる」とみて、埼玉5区(さいたま市西・北・大宮区など)を「重点区」に指定した。
官邸関係者は「枝野氏の地元には、安倍首相が行くより、河野氏が行く方が効く。『リベラルをもってリベラルを制す』だ」と語った。

10月21日 報知新聞

立憲民主党の枝野幸男代表(53)は、選挙戦最終日の21日は神奈川、東京で計7か所を回り、ラストは自身の選挙区でもある埼玉5区のJR大宮駅前で演説を行う。

10月21日 夕刊フジ

立憲民主党の枝野幸男代表のおひざ元、埼玉5区(さいたま市西・北・大宮区など)に20日、野田聖子総務相と河野太郎外相が“殴り込み”をかけた。10・22衆院選で、自民党の牧原秀樹厚労副大臣を応援するためだ。「リベラル保守」を掲げる枝野氏に対抗するため、自民党が誇るリベラル派のツートップが選挙戦最終盤で送り込まれた。

枝野幸男と牧原秀樹と埼玉5区 2017年衆議院議員選挙

枝野幸男は1996年の比例当選以降、小選挙区での当選が続いているが、2017年の衆議院議員選挙ではどうなるかはわからない。
ここ何回かの選挙結果を見てみよう。

2005年 郵政選挙
当選 枝野幸男 103,014票
比例当選 牧原秀樹 91,472票

2009年 政権選択選挙
当選 枝野幸男 130,920票
落選 牧原秀樹 85,139票

2012年
当選 枝野幸男 93,585票
比例当選 牧原秀樹 84,120票

2014年
当選 枝野幸男 90,030票
比例当選 牧原秀樹 86,636票

このように枝野幸男は毎回当選はしている物の、特に直近の2012年、2014年はかなりの僅差となっている。
ほぼ毎回、日本共産党も候補者を擁立しており、この場合は10%弱の2万票弱は共産党が獲得する。

今回は「立憲民主党」の代表として選挙を戦うわけだが、そもそも小選挙区で当選するかどうかはわからない。
報道によれば希望の党が対抗馬を立てるそうだが、新人の高木秀文という無名の弁護士の程度では話にならない。ちなみに枝野幸男も牧原秀樹も弁護士でもある。

枝野幸男、牧原秀樹がそれぞれ9万票程度獲得するのが今までの流れで、それ以外の立候補者がどのくらいになるかがポイントだろうか。
日本共産党は2014年の選挙で立候補し18,654票を獲得した山本悠子を擁立予定にしているようだ。

埼玉5区周辺は、枝野幸男の元秘書らが、市議会議員や県議会議員になっており、枝野幸男の関係者が多い。
自民党もそれなりに強いが、これまでの選挙では小選挙区では取れていない。今回の選挙で仮に小選挙区で落選したとしても、比例代表での当選は確実だろう。

一方で、枝野幸男は仮に小選挙区で落選した場合どうなるのだろうか。