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インドの税関と裏金 インド人は一切信用しないぞ

インドに行った。
バンガロール国際空港(BLR)(本当はベンガルール)から入国したが、税関で引っかかってしまった。

入国の際、よくわからないX線検査があって、呼ばれて「おまえこれはなんだ」と言われて、カメラ(一眼レフ)とデジタルビデオカメラと答えたところ、紙に何か書かれて、税関であそこに行けといわれた。

何が悪いのかわからないまま、待たされ、いろんな電化製品を持ち込んだ人がどこかに行って戻ってきてから、係員にカメラとデジタルビデオカメラの価値を聞かれたので、比較的正直に合計でUS$3,000と答えた。

すると、税金が36%だとか言い出した。この税金が本当なら10万円を超えるじゃないか。
「こんな金は払えない」と言うとルールだからダメだと言われた。

それでも払えないと言っていると、いくらならいいんだとか言い出したのでUS$100だったら払ってもいいと言ったところ、こっちに来いと横の小部屋に呼ばれた。

そこで現金はないことを言って、USドルなら$40、日本円なら1万円はあると見せたところ、税関の職員がその一万円札をデスクトップパソコンの下に隠した。
もう行っていいとのこと。

隠したところで、ようやくこれが噂の裏金かと気づいた次第である。

そもそも、一眼レフとデジタルビデオカメラを持ち込んだくらいで税金って、どんな世界なんだ。

あそこで、日本円を見せなければ$40で済んだと思うし、先に電化製品を申告していた人も、小部屋に呼ばれていたので、裏金を渡してうまいことやったのだろう。

そもそも、36%の税金なんかにしていて、高すぎるからそんな裏金があるんだろうし、明らかに個人的に持ってきているだろう外国人旅行者にもそんなことをするのだから、これは国家的な犯罪といっても過言ではない。

むかつきながらホテルについて、ネットで調べると外務省が再輸出で無税(2011年現在リンク先消滅)と書いているではないか。これを知っていれば、税関でこのことを話したのになんという調査不足。無知を利用した詐欺でもある。
何しろ税関の職員がやっているくらいだ、インド国民全員、同じ穴の狢だ。

その後、タクシーだというので乗ってみたオートリキシャ(現地ではトゥクトゥクと呼ぶ)とやらも、初め言った金額の釣りを言わないとよこさないし、インド人は詐欺師と犯罪者だらけだ。

インド人は一切信用しないぞ。
本当に一切信用しないと、こんな国では生きていけない気もするけど。