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荒木飛呂彦関連

http://www.youtube.com/watch?v=aM8rLDHblsc
YouTubeの世界をさまよっていたら、漫画の手塚賞関連動画が出てきた。
この中で、手塚賞を得たのは荒木利之君で、年代と荒木という名前から、ジョジョの奇妙な冒険で有名な荒木飛呂彦の事ではないかと予想して検索してみた。

すると、「武装ポーカー」という作品で手塚賞になったような事がわかってきた。
ジョジョの…という作品は読んだことがないが、かなり評価が高いようなので、せっかくなら初期の作品から順番に読むというのが良さそうな気がしてきた。

ということで、
ゴージャス☆アイリン
魔少年ビーティー
バオー来訪者
あたりを読んでから、ジョジョの…を読むと良さそうな気がしている。

水島新司のドカベン系野球漫画を調べる

野球漫画と言えば、巨人の星、キャプテン、タッチ、逆境ナインなどジャンルも豊富に無数存在しているが、野球漫画界の第一人者といえばドカベン、あぶさんなどの水島新司である。

水島新司の野球漫画の特徴はいくつかの短編を除くと、どれも長期シリーズとなっている点がある。単純に長期関連際している物としては1973年連載スタートの「あぶさん」があるが、作品を変えながら同じ登場人物が登場し続けている物にドカベン系がある。
1972年連載開始のドカベンの初期は柔道漫画だったが、後半からは野球漫画になっている。ドカベンの山田太郎を軸に他の作品の登場人物を登場させながら、大甲子園、ドカベン プロ野球編などと続く長期シリーズだ。

ここで、ドカベン系の作品はどのような物があるのかみてみよう。

後にドカベンに続くことになる最初の作品となるのが1970年連載開始の佐々木守原作による
男どアホウ甲子園 (週刊少年サンデー) 全28巻
がある。この男どアホウ甲子園に続く作品が、1975年連載開始の
一球さん (週刊少年サンデー) 全14巻
だ。この一球さんの登場人物は、ドカベンの続編といえる大甲子園に登場することになる。

ドカベン自体は週刊少年チャンピオンで1972年に連載開始され、全48巻で終わるが、同じ1972年に連載開始された
野球狂の詩 (週刊少年マガジン・月刊少年マガジン) 全13巻
もあり、この登場人物も後に続く大甲子園に登場している。野球狂の詩自体の番外編や続編もあり、1988年に連載開始した
ストッパー (コミックバーガー) 全12巻
が番外編で、1997年に連載開始した
野球狂の詩 平成編 (ミスターマガジン) 全3巻
それに続く
新・野球狂の詩 (モーニング) 全12巻
という続編がある。

野球狂の詩のパリーグ版と言える作品、連載中のタイトルが「ある野球人の記憶」の
白球の詩 (一球入魂) 全9巻
や、野球狂の詩の登場人物が登場する別タイトルの続編
ブル 全1巻
など、ドカベンとはリンクしている部分もあるが、「野球狂の詩」系だけでも立派なシリーズ作品となっている。

ドカベンを中心として、上記作品の登場人物が登場するのが山田太郎高校3年の夏を描いた、1983年連載開始のタイトルにドカベンが入らない
大甲子園 (週刊少年チャンピオン) 全26巻
となる。この大甲子園は1995年連載開始の
ドカベン プロ野球編 (週刊少年チャンピオン) 全52巻
に続いていく。

ドカベンプロ野球編の続編は2004年連載開始の
ドカベン スーパースターズ編 (週刊少年チャンピオン) 35巻(2010年9月現在)
で、現在も連載中である。
このスーパースターズ編11巻を別視点で描いた番外編といえる
野球狂の詩VS.ドカベン (モーニング) 全1巻
という作品もある。

以上、今回紹介したドカベン系の作品だけで254巻となる。
1970年から2010年までの40年間にわたり連載している作品で、長期連載作品に良くある続けば続くほどつまらなくなり、新しい読者が獲得できなくなる状況になりつつあるようだ。
大甲子園までの評価は高いので、そこまで読むのもよさそうだが、それでもそれでも129巻ある。
長期連載は1話完結などが多い中、話はいくつかに分かれてはいるが、ストーリーマンガであり日本の漫画誌に欠かせない作品な事は確実だろう。

大甲子園までをまとめると
1970年 男どアホウ甲子園 (週刊少年サンデー) 全28巻
1972年 野球狂の詩 (週刊少年マガジン・月刊少年マガジン) 全13巻
1972年 ドカベン (週刊少年チャンピオン) 全48巻
1975年 一球さん (週刊少年サンデー) 全14巻
1983年 大甲子園 (週刊少年チャンピオン) 全26巻

電子ブックの配信はどうなる。デバイスや配信業者、フォーマットとか

電子ブックデバイスとして、KindleとiPadしか話題にしない人も多い。
デバイス自体はアマゾン(Amazon)に加えて、ソニーやB&Nも出しているが、2010年にはさらに数十社がこの市場に向けた製品を公開する。
配信業者も多く、他にも様々な問題もある。KindleとiPadしか見ていないような意見はかなり分析が甘い。

http://www.youtube.com/view_play_list?p=67BB16E6FEB8AE79
さまざまな電子ブックリーダー

電子書籍を読むだけなら、PCの画面でもいいし、携帯電話でもいいし、専用リーダーでもいい。
文字をじっくり読む場合、本のように手に持って扱えるデバイスが適しているだろうし、ビジュアル指向の雑誌を読むなら、さらに、書き換え速度が速いデバイスとインターフェースが必要になるだろう。

そういう意味では、小説などはバッテリ駆動時間も長く、目に優しい電子インクを使ったKindleのようなデバイスが適している。カラーの画像やビデオなども含めて、タッチパネルインターフェースを使ったiPadのようなデバイスは、雑誌的なコンテンツに適している。
KindleやiPadのようなデバイスは、2010年から電子ブックが読める物として話題になるだろう。

しかし、それぞれ利点も欠点もあり、両者はディスプレイテクノロジが発達するまでは共存する。電子インクの発色と書き換え速度に加えてコストが液晶に近づいた頃には、また新たなデバイスとなっているだろう。

電子ブックを音楽配信と重ねる意見も多いが、音楽と書籍は全く違う。
音楽の場合、音をオーディオデバイスで出力出来ればいいので、有料・無料、ネットのダウンロード、CDやレコードなどの違いは全く関係なく、電子的な配信、販売に適している。
しかし、本の場合、文字や画像を表示して読まなければならないが、それを読むためのデバイスをどうするのかなど、簡単ではない。

音楽の場合は、無法地帯から、アップルのiTunesが始めるまでは、有料で電子的に買える物が皆無と言っていい状態だった。
iTunesが成功したことで、電子的な配信・販売に向いている音楽は、Amazonやソニーなど、いくつかのサイトも電子販売に参入し、CDなどの販売は縮小する一方だ。日本なら携帯電話での販売もそれなりに好調のようだ。

しかし、電子ブックの場合、そもそも無法地帯とはなっていないし、紙に印刷して製本された物は優れており、音楽CDのようには市場は縮小しないだろう。
電子配信に関しては、Amazon Kindleに代表されるように、有料販売が現時点で主流と言っていいだろう。
その電子配信は、Kindleに加えて、ソニーやMobipocket、B&Nなど様々な業者がすでに有料販売を始めている。将来は少ない何社かがかなりのシェアを得ると思われるが、まだまだ市場自体が小さく、参入業者も多いので、どうなるかはまったくわからない。

Amazon Kindle http://www.amazon.com/

Sony Reader Store http://ebookstore.sony.com/

Apple Store http://www.apple.com/

Barns & Noble nook http://www.barnesandnoble.com/

Mobipocket http://www.mobipocket.com/

O’Reilly http://oreilly.com/

Google Books http://books.google.com/

唯一、書籍で無法地帯と言えるのが、日本の漫画(Manga)だ。
日本の漫画は、海外でも人気だが、日本で雑誌や単行本となって出版された物は、勝手にスキャンされ、各国語に翻訳され、オンラインで読むというのがかなり 浸透している。

個人的に目撃したのは、BLEACH(ブリーチ)という漫画などを、アメリカの小学生がネットで読んでいたし、ドバイの小売 店では、20台の店員がNARUTO -ナルト- をレジのコンピューターで読んでいた。

小説や雑誌などとは違い、漫画自体は電子配信の敷 居がかなり低いコンテンツと思われるが、権利者がこれに向けて動いていない。

Kindleは3G回線を基本としており、 画像の漫画ではデータ量が多くなり通信料の問題がある。日本の携帯電話向けには専用にオーサーリングしたもので参入しているようだが、漫画家の中には電子 化した際にはカラーで表現したい方も多いようなので、カラーの液晶を使ったデバイスでの配信が、漫画の基本になるのかもしれない。

また、フォーマットが多いのも問題だろう。

音楽の場合、mp3が基本で他に数種類あるだけだったが、Kindleはmobipocketベースだが、業界団体はePubを推進しているようだ。PDFもあるし、日本などの縦書きはどうなるのか気になる点も多い。

最終的に、これはソフトウェアの問題なので、デバイス自体がそれぞれのフォーマットに対応すればいいだけだが、フォーマットがたくさんあるのはユーザーにとって利便性がよいとは言えない。

そもそも、日本では用語も統一されていない、電子ブック、電子書籍、イーブックなどたくさんあり、この用語の認識も人によって違うようだ。

様々な問題はあるが、2010年は電子ブックが本格的に立ち上がるのは確実だ。

電子配信される漫画はいくらが妥当なのかな

漫画の単行本は500円程度。週刊漫画雑誌は240円(ジャンプの場合)。

この価格には、

筆者への印税やら原稿料、編集にかかる費用、紙代、インク代、印刷代、運送代、取り次ぎ利益、書店の利益

なんかが含まれている。
雑誌は赤字らしいけど、単行本には確実に利益があるのだろう。
筆者への印税は定価の10%だとすると、単行本の500円のうち、450円はその他の費用と言うことになる。

電子配信される場合は、紙、印刷、運送などの費用がかからない。
かかる費用といえば、筆者への印税やら原稿料、編集にかかる費用、通信料、販売業者の利益くらいでしかない。
このうち、通信料はほとんどただなので、原稿料の2倍程度でも結構高い値段と言えるのでは無かろうか。
つまり、漫画の単行本なら100円くらいが価格設定としては正しいのではないかと言うこと。

100円で、そのうち30%を配信業者がとって、筆者が50%、のこりをその他の業者がとったとする。
筆者は1冊売れると50円だが、10,000部売れれば50万円。100,000万部売れれば500万円になる。

現在の単行本は約10話が1セットになっているので、2ヶ月半で1冊販売できる。この形態もどうにかした方が良いともうけど、1年間に5冊出せると仮定する。
アシスタント含めて年間3,000万円欲しいと思ったら、5冊それぞれ12万部売れればいい。
英語など多言語も考えれば、このくらいそこそこ面白い作品だったら余裕では無かろうか。

もちろん、紙の書籍も併売すればいいわけで、筆者も関係者もまったく不都合がない。

連載で毎週読めるというような形態にすると、紙雑誌の単価では1話あたり12円くらいになる。
1ヶ月4回として48円、切りの良いところで50円。筆者の取り分が50%とすると、1ヶ月あたり25円の収入。
早めに読めて125円くらいで1冊分読めるのがいいか、100円でまとめて読むのがいいかという選択肢も与えられる。

連載する場合、例えば週刊少年ジャンプは、全部の連載を楽しみにしているわけじゃなくて、それぞれいくつかの連載を読みたくて買って、そのついでに面白いのを見つけるみたいな発見があり、その中で筆者を育てていくようなこともあるのだと思う。
それぞれの連載がバラバラに買えるようになったとき、無名作家をどうするかというのが問題になりそうだ。

電子化されたとはいえ、漫画本1冊100円というのは今の経済感覚から言って安すぎるような気もするので、200円でも悪くはないと思う。こうなると筆者の取り分が50%だと100円になるので、より少ない部数でもそこそこ困らないレベルの収入になりそうな気がする。