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マリオット・バケーション・クラブの営業ってどうなのかね

いろんなホテルグループの会員になっているが、そもそもホテルグループの会員になったところでいいことはこれっぽっちもない。
貯まったポイントは全部マイルへ移行。いつも行くところが同じとか、定期的に同じ所に止まった方が便利がいいとかでなければ、年に数回程度の旅行程度なら、同じホテルグループにポイントを貯めるよりは、いろんなホテルに泊まるのが楽しいのだと思う。

マリオットグループはタイムシェアみたいな感じで、リゾートなんかの50年ほど使える会員権みたいなのを例えば数百万円などの高額で販売している。
これ自体は、好きなら買えばいいし、別に否定はしないが、営業体制がどうもおかしい。
もちろん、マリオット・リワードの会員になっているので営業の電話がかかってくる。

例えば、六本木の説明会場で話を聞いてくれれば、5000円とかの金券をくれるというので是非来てくれとか言われる。
金券のプレゼントは1年に1度なので、1年前に来てくれても、リゾートの場所などが増えたりしているので、その辺も説明しますなどと言われる。

ということで、5000円くれるなら、他のついでにどんな営業するのか六本木ミッドタウンにある説明会場に聞きに行ってみると、どうもおかしい。

説明会にとにかく来てくれと言われているだけで、当然ながら買う気はないのだが、買う気がないとわかると明らかに説明員のやる気がない。
例えば、マリオット・リワードの会員だけど、プライオリティ・クラブ(Intercontinetal系)などにも入ってるし、他のも含めていろんなホテルに泊まるのが楽しいとか、アジアではマリオットは弱いとか指摘したり、そもそもこのバケーション・クラブは数百万出すコストパフォーマンスがあるのか疑問だとか、いろいろと意見を言いたくなるわけである。
数百万からの商品なので、言いたいことはいろいろ言うが、このあたりは全く興味がないわけではなく、コストパフォーマンスがあって、自分にとって魅力を感じれば今はともかく、そのうち購入するかもしれない潜在顧客なのは事実。

自分にとってコストパフォーマンスが第一で、次に場所の問題などと話していると、何かの拍子に「それならシャングリ・ラにでも泊まればいいんじゃないですか」とか言われたりする。
さらに、普通は説明会に2回も来るような人は、「具体的な契約の話になる」のだとか、「アメリカ人は全員こんなのに入っている」とか言い出すのである。

さらに話を聞くと、一般的に年をとると、一度レベルを上げるとそれ以上下げたくなくなるのだという。
例えばホテルなら、3つ星から、4つ星にしたら、次は4つか5つとかいうことになるのだろう。
そんな人は最終的に、ドバイにある7つ星ホテルのバージュ・アル・アラブに行き着くのだろう。一泊20万円とかだが、マリオットグループにはこのクラスのホテルはないし、そのホテルはドバイにしかない。
その理屈なら、飛行機も、一度ビジネスやファーストクラスに乗ったら、エコノミーなんか乗らなくなるんだろう。1クラスしかない短距離路線ではチャーターするのだろうか?

ある程度金を持っている人に買わしたいんだろうけど、いくら買う気無い雰囲気丸出しだとしても、あの営業態度はないよな。

先日ドバイに行ったときは、ロシア人がドバイへの投資を必死に勧誘していた。
日本人とわかると特に必死で、ロシア語ならもっとうまく伝えられるんだけどという感じで、こっちは先を急いでいたので適当にあしらった。

こっちは道行く旅行者で無造作に説明している割には結構真剣だったな。