選挙は小さいこと(市町村議会選挙)からはじめてみては?

明日(2009年8月30日)は国政選挙(第45回衆議院議員選挙)の日だが、選挙行ったって何も変わらないから行かないという人が必ずいる。
いわゆる政治に無関心の無党派層は、行かない方がある党に関しては有利だったりするけど、行く行かないは自由。

選挙行っても何も変わらない、興味ないとかってのは国会議員が身近ではないからそうなってしまうんだろう。
国会議員はともかく、県議会議員、市町村議会議員レベルになるとどうだろう。
それでも遠いと思うが国会議員よりは身近になってくるはず。

私が住んでいるところの埼玉5区は、有権者数33万人程度で、小選挙区では1人選出するが、これは衆議院の定数480の中の1人でしかない。どこの党でもない、たまたますばらしい候補者がいたとして、この地域の有権者の半数18万人がそれを選んだとしても、国は何も変わらないだろう。

一方、市町村議会レベルになるとかなり変わってくる。
さいたま市の有権者数は95万人程度で64人の議員を選ぶが、各区はそれぞれ10万前後。その10万人が6人前後の議員を選ぶ。
投票率50%程度で、当選者の最低の得票数はたったの4,000票程度。
これだけで定数64の中の1人となる。

各選挙区で同じ事が出来れば、10/64となるので過半数には足りないが、かなり影響力を持てる。

これでも身近ではないとか、何も変わらないと言えるのだろうか?

まあ、有能な候補者を捜して、4,000人に投票してもらうまでの選挙活動は簡単ではないし、面倒くさいことではあるが。