それでも左手にこだわるバカな左利き

はじめに、私は左利きである。

左利きは時々無茶な要求をしている。
カメラのシャッターボタンは右側にあって使いづらい、自動改札とかも右利き用に作られていて使いづらい的なこと。

何度も書いているように、その物が世の中に登場してから、左利き用がなかった物については、左利きでも右手で使えばいい。
たとえばカメラのシャッターだが、これは半押しか押すという動作しかない。一眼レフならそれ以外にも様々な操作で右手が必要になるが、カメラの操作は右手でやると昔から決まっているので、その操作方法に慣れればいいだけだ。
これに慣れることが出来ないのは単に不器用なだけ。

自動改札だとかでも、切符やらを右手で持てばいいし、左手で持ったとしても個人的には問題なく使える。改札に関しては、日本で自動改札が導入されて20年ほどになるが、この間に右手で切符を持つということが出来なかったのか疑問。

一方、左手でないと使いづらいという物もある。
ハサミなどはその典型だが、右利き用の物を無理矢理左手で慣れてしまってからではもう遅い。
左利き用の製品は、力のいれ具合を変えなければならないので、逆に不便だ。
他にもいくつかあるが、要するに慣れの問題だ。

自動販売機に金を入れる手なんてどっちだってもいいし、世の中には右利き用に作られているが、左手で使ったとしても利便性を著しくそこなる物という物はそれほど多くない。
その製品が出てから左利き用がない物については、左手で使うのに慣れればいい。

左手では使い物にならない製品に本当に意見していいのは、右手が不自由な方だけだ。