組み立てたPCが途中で落ちるのをなんとかしたメモ


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先日部品を入手して組み立てたPCがまともに動作しないので、いろいろやってまともに動く状態にしてみたメモ。

状況:
PCを起動してOSを立ち上げてそれなりに負荷をかけると数十分で落ちる。
落ちるときの状況は、何のエラーなどもなくいきなり電源が落ちるという物。

http://www.youtube.com/watch?v=er99bFbpaLc

原因として考えられるのは、ハードウェアによる物かソフトウェアによる物のどちらかで、この時点では何とも言えない。

これを特定しなければならないが、とりあえず、Ubuntu 8.04を入れているのでこの問題も考えられるし、何らかのドライバが影響していることも考えられる。問題が派生するタイミングに、スクリーンセーバーで3Dバリバリのが動作しているときに落ちるときもあるので、NVIDIAのドライバを外したりしてみたが、このあたりの設定をいくら変えても取り立てて変わりなし。

Ubuntuのスクリーンセーバーを起動させず、OSログイン後何もしないというのをやってみると数時間経過しても落ちることはない。

こうなると、OS自体の問題は少ないが、アプリケーションや、他のOSの検証か、ハードウェア自体の問題と言うことになりそうだ。とりあえずUbuntuに標準で入っている、Memtest86+をやってみることにした。

これを実行すると、実行中にUbuntuを使っているときと同じように落ちることがあることが判明。

とりあえず2本入っているメモリを1本だけにしたりしてみると、問題なかったりする。よくわからん。

2本入れると落ちる現象がある感じもあるが、よく考えるとケースの横蓋を開けている状態と閉めている状態でも違うような感じがある。

ということで、もしかしたら、CPUやビデオカードが発熱しているのが原因かもしれないと言うことで、使用後に一番熱くなっているようなビデオカードのヒートシンクをよく冷やすように、ケース横のファン直下に移動して明らかに冷えるようにしてみたが、結果は同じ。

次に、CPUやチップセットのヒートシンクの取り付けが問題ないか確認。特に問題ないようだが、一応増し締め的にしておいた。
さらに、ケース横のファンを使わない設定にしてみた。

その結果、Memtest86+を7時間ほど、15回くらい繰り返しても落ちなくなった。
Ubuntuも10時間ほど酷使しても問題ない。

ファンを1つ減らしたが、風量のバランスがよいのか筐体が妙に熱くなったりするようなこともなく、今まで落ちてたのは何だったんだという状態。

結論:

電源が落ちていたのは部品の発熱が原因だったのだろう。最近のPCを組み立てなれた人には、落ちる状況だけで原因がわかっていたのかも。
結局どの部品が直接の原因だったのかはよくわからないが、CPUかビデオカードだろう。

冷却が必要だとわかっても、ファンをむやみに増やせばいいと言うわけでもなく、風量や流れのバランスなどが重要そうで、最近のPCはますますわけがわからなくなっている。

最近のPC屋で冷却性能とかをアピールして部品を販売している理由がよくわかった。