中国人に自慢する用携帯電話がショボくてがっかり

今や日本の携帯電話、特にフィーチャーフォンは中国人に自慢するために存在していると思うが、2011年5月16日に発表されたドコモの製品は、フィーチャーフォンの新製品が少なくてがっかり。
スマートフォンを中心にするとは言うが、旧世代のiモード機能が使えるとかどうでもいい機能やTV視聴用の外側に飛び出すアンテナなどの邪魔くさい物が用意されて迷惑なだけ。

Google I/O 2011で表明された発売後18ヶ月間は迅速にOSのアップグレードをするというのも表明しておらず、スマートフォンなんかを本当に使いたいユーザーに有用なのか不明なところ。
また、テザリング対応すると言うが、アクセスポイント(APN データ通信する時に重要)は固定で変更できないというようなことを質疑応答で答えていたようで、これではSIMをunlockedにする意味もなくなるという物。
超法規的な運用により、結局、グローバルモデルを買うしか無くなる。

なによりも、中国人に自慢するようSIM unlockedなフィーチャーフォンのラインナップがショボイ。
できれば2010年前半に出ていたような様々なバリエーションの製品が欲しいところだが、そんなものは見る影もなくなり、今後もどんどん減っていくのだろう。
おそらくある程度高性能な携帯電話はスマートフォンに移行し、老人携帯みたいなのしか日本市場に残らなくなるんだろう。

日本市場向けスマートフォンも自由度が上がれば中国人に自慢できそうな物もありそうだが、今のところほとんど無いようだ。
残念である。