献本された本の紹介は全てパブリシティ

献本された本についての感想を、自分のブログに書いている人が時々いるけど、これってのは完全にパブリシティでしかない。

献本する方は出版社や著者だったりするわけだけど、本の定価と送料くらいの少ない出費で勝手に宣伝してくれるんだから安い物。

ブロガーが自分で書く場合、献本されたとか書くので、その点良心的だけど、新聞や雑誌に載っている書籍紹介コーナーは、どんな基準で載っているのかわからないのが多い。
そのコーナーの編集者なり、著者が自分で選んだよい本を紹介しているならいいけど、広告を出しているような出版社から頼まれた本を、紹介しているようなこともあるだろうし、どんな基準で選んでいるのか書いてないのは半分広告だと思ってみた方がいいだろうね。

ブログの記事を参考に本を読みたかったら、自分で買ったことが書かれているブログ記事を参考にするといいだろう。

読んだ結果つまらないという感想だったとしても、自分で選んで買ったということは、間違って買ったのでもなければ、買う時点ではその人がその本に関して何らかの興味を持っていたのだろうから。