アメリカのレストランガイドにYelpは有用だが、和食系のレベルは低い

アメリカのレストランや各種店など様々なユーザーレビューが掲載されているYelpは非常に有用だ。
しかし、和食系の店のレベルに関しては、日本に比べてかなり低い。

例えば、比較的安くて行きやすい店にラーメンがあるが、ラーメン自体はアメリカでも人気で都市部には多くの店がある。
アメリカのラーメン店は、日本の一般的な店と比較して、4割引きくらいのレベルの差がある。
アメリカでおいしいと言われているラーメン屋が日本でそのまま出店したら、翌日から閑古鳥が鳴くような味である事が多い。

例えば、ロスアンゼルスのある豚骨ラーメン店はスープが臭くてどうしようもない。
そんな店でも、Yelpの評価は非常に高い。

この評価を信じて行ってしまうと、かなりがっかりすることになるだろう。

他の比較的リーズナブル(一人分の予算が2000円以内くらい)な和食系の店でも、寿司やそばなどの店でも、料理人が中南米からの人だったりして、こんな人達に和食作れるのかなと思っていると、予想通りの大味だったりする。

なかには、そこそこのレベルの店もあるが、だいぶ基準の低い人達の評価での和食の評価ほどあてにならない事がはっきりする。
もしも、アメリカでそこそこのレベルの和食を食べたかったら、1人当たり1万円前後の予算となる高級店に行くのがお勧めだが、それでも日本のレベルとの差を感じざるを得ない。