医療ビジネスってすごい

医者でも病院関係者でもないのに、医療関係のセミナーに出席したが、これがすごい。
いろいろ見たり聞いても、自分のことはともかく、命を助けたいとか、地域の健康を・・・みたいな志を持っている人が医療に携わっていると勝手に信じているが、セミナーの内容としては医療ビジネスで成功する方法。つまり、病医院を開業し成功したり、自分の病医院経営でいかに利益を出すかということ。

実際の所、国立でもないのだから、利益がなければ病医院なんて経営してられないので当然のことだが、病医院経営者向けのさまざまな経営ノウハウがあるのは、すごい世界である。

高い志を持って小児医療やら産婦人科をやっているひとがバカらしくなって、他の診療科に行ってしまうのもうなずける。

内容も多岐に及んでおり、開業時の立地場所選定や、診療科の選び方、開業時の見学会の開催方法や、診療報酬改定に伴う診療時間の設定方法、診療報酬が変わる診療科の情報など、素人にはすごすぎて口を閉じる暇がないほど。

全国民が平等に医療を受けられ、医者もある程度の収入を得られるのが理想だろうが、民間ビジネスであり、多少偏るのは当然のことだろう。
地方で医療を受けられなかったり、きつい診療科が減っていくような現状があるなら、診療報酬をそれを是正する方向に持って行けばいいわけであるが、厚生労働省などの優秀な人がそれを実行しやすい行政なんかも必要なんだろうな。

どうなる? 2008年の病医院経営

【レポート】松下電器産業が、日経ヘルスケア主催、病医院経営者対象の医療マネジメントセミナー「どうなる?2008年の病医院経営」に出展

開業セミナー2007

【レポート】松下電器産業、日経ヘルスケア-開業セミナー2007(東京会場)

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