キャッシュカードで苦労した2009年1月

1月はなぜかアメリカと韓国に行っていたので、半月は海外生活だったわけだけど、一番困ったのがATMで金が下ろせない。支払いが出来ないということ。

アメリカではレジなどでクレジットカードが使えなくて困ると言うことはなかったが、セルフ式のガソリンスタンドでクレジットカード、キャッシュカード(debit)が使えなかった。

以前はZIPコードも、日本の7桁ある郵便番号の前半5桁だけ入れれば認証されたけど、今回は全く認証されなかった。キャッシュカードも使えず、結局、人のいるところに行って、ポンプ番号と現金前払いもしくはクレジットカードを預けるようなことが必須だった。

今回たまたま、都会のでかいガソリンスタンドは使わず、田舎の大手チェーン、都会の見たこともないブランドのガソリンスタンドしか使ってないけど、他のブログなんかを読むと、この使えない流れはここ数年の物らしい。

田舎に行って、ATMで金が下ろせないというのはよくあることなので、ある程度は覚悟して現金も持ち歩く(40ドルとかだけど)けど、今回は、ラスベガスのホテルでもおろせないATMがいくつかあったり(そもそも壊れてたとか)とにかく大変だった。

その後に訪れた韓国はもっと大変だ。

Global ATMと書いてあるATMなら、日本発行などの国際キャッシュカードでも下ろせるらしいけど、韓国のATMはインターフェースが変なのかものすごく使いづらい。

何が使いづらいかって、最大の難点は韓国語でしか表示されないATMだらけだと言うこと。
読めないので、どのボタンを押したらいいかさっぱりわからない。

いくつか英語などで表示するATMはあるが、これも使い方を間違えると金を下ろせない。
外国発行カードとかいうのを選んで、そこから現金を引き出すというような操作が必要だけど、これを間違えると絶対下ろせない。

これが出来ればいい方で、街中の観光客があまり来ないようなGlobal ATMでは、まず下ろせないと思っていい。
このあたりの事情がわからなかったので、氷点下と思われるソウル市内を2時間ほどウロウロすることになった。

結局シティバンクの支店を見つけて、現金を下ろしたわけだけど、観光客が大勢いるようなごく一部のATM以外では韓国では金が下ろせないと思った方がいいくらい、韓国のATMは使い勝手が悪い。

観光客がたくさん来るようなATMでも、操作方法を間違えるとまず下ろせないが、下ろせない原因が自分の操作ミスなのか、銀行口座が使えなくなったのか、そのATMが使えないATMなのかわからないのがつらいところ。
口座が使えなくなってしまったのかと、国際電話で日本の銀行に問い合わせ、ここでもトラブルがあったが、長くなるので省略。

韓国旅行のガイドブックを見たところ、「ATMは短期旅行では使わない」と断言しているのも驚いた。
多分、旅先には日本円を大量に持ち込み、両替したり、日本円が使える免税店でしか買い物しないんだろうけど、海外で大金を持ち運ぶなんて怖いことは個人的には絶対に出来ない。

多くても10,000円分程度しか現金を持ち歩かず、支払いはほとんどクレジットカード。
現金が心細くなったら、ATMに行って金をおろすという流れが外国旅行では当然のことと思いこんでいるだけに、日本人旅行者の現金主義には驚くばかり。

日本人の現金主義はどうでもいいけど、韓国のATMはもう少しまともにした方がいいと思う。