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2007年08月26日

中野犬屋敷跡 囲町

中野 地図

先日、生まれて初めて(違うけど)中野に行く機会があったので、伝説の囲町を見学に行った。
囲町は現在は中野四丁目、中野サンプラザの西、旧警察学校あたりの地域だ。五代将軍徳川綱吉の「生類憐みの令」によって1695年ころから15年間にわたり犬を保護していた地域である。
この場所に警察学校があったということ自体も興味深いが、それより、囲町公園に行ってみると、実際に公園が囲われており、一体何事と思ったが。

囲町公園 閉鎖

既に閉鎖されていた。一体なぜ閉鎖されているのかというと、この国有地は売却されるという。

国有地 売却

囲町 国有地 入札

既に入札は終わっているようだ。

犬を入れるな

その代わりとなる防災公園らしき所にある看板。
どうやら、中野区役所には犬屋敷跡の看板があったらしい。下調べ不足。

中野の犬屋敷
中野区 囲町公園の売却について
警察大学校跡地に緑と青空の公園をつくる会

2007年08月23日

フラット革命

8月頃、いろんなブロガー(?)に献本したせいか、絶賛に近い反応を得た本。
興味があったので買ってみたが、結論から言えば期待はずれでつまらない本だ。

ネットの普及によって世の中がフラットになるということを、さまざまな事例から紹介するような内容かと思ったら、著者が取材した事は詳細に書かれている物の、それ以外は非常に短く、ほとんど無いに等しい。
要するに、私はここ数年こんな取材をしてこんな事を思いましたという内容の本であり、ネットの普及によって世の中がフラットになる云々かんぬんを書いた本ではない。

ゲイマンシャフトだセレンディピティだとわけのわからんカタカナ用語が多く、それを目にするたびに眠くなって、実際に寝てしまったので読むのも時間かかったし、内容も本人と関係者は注目していたんだろうが、部外者にはどうでもいいことだらけ。

今年になって読んだつまらない本の2冊目となったが、佐々木氏がいろんなメディアで書いていることが好きな人には読んでも損はない内容なのかもしれない。

もう一冊のつまらない本はこれ

2007年08月21日

iアプリ版Google Mapsを使ってみた

数分の使用でMB単位のデータ受信になるため、パケットやりたい放題が必須だが、地図好きにはかなり使えるさあぷりだ。
モバイルGoogleマップという名前が正式名称らしい。

これくらい動くならiPhoneを使えないストレス発散にちょうどいい。

http://google.jp/gmm/


2007年08月17日

埼玉県知事選 160万人動員すれば確実に勝てるよ

2007年の埼玉県知事選挙は近年まれに見る低投票率になることが予想される。
埼玉県知事選挙は毎回、埼玉県民の政治無関心を象徴するかのような低投票率をたたき出しており、衆議院議員選挙などと同日選挙にならない場合は常に30から40%程度の低投票率。
2007年の知事選挙では、事実上現職と、共産党推薦の一騎打ちで、投票前から現職の勝ちが確定したような選挙戦となっている。立候補者数もこれ以外に1人の合計3人で、全く盛り上がりに欠けているのは事実だ。

前回(2003年)の投票結果を見ると、共産党推薦の候補は投票総数の10%程度あった。
現職に勝つには、50%は欲しいところだが、いまのところ不可能に近い。
共産党の支持者が10%いたとしても残りの40%をどうするのか。

投票率を35%とすると、投票者数は200万人。
このうち20万人は共産党に投票し、のこり180万人が現職に投票すると考えると、160万人くらい動員し共産党推薦の候補に投票してもらえば、共産党系の知事誕生も夢ではない。

この160万人も、選挙に無関心な埼玉県民65%のなかの50%程度でしか無く、どうにかして動員したこの人達の投票数を足しても、最終的な投票率は67%でしかない。
これでも投票率は少ない。

これで、今の政治はかなり変わるだろう。
共産党が変えられなかったら、この国は・・・

2007年08月15日

単なる水がバカ高く売ってるので

先日スーパーマーケットに行ったところ、エビアンなどの水が100円程度で売られているのはまだいいとして、よくわからん健康になる系の水が300円とかで売られていた。
もちろん、売るのも買うのも自由だが、たいした効果のない(効果が科学的に検証されていない)水をバカ高い金を出して買うのはいかがな物かと思う。

科学的に検証という意味では、水のクラスターが細かいので、水が吸収しやすく・・・というのもあるようだが、これについては

水の構造と性質
水のクラスター-伝搬する誤解-
科学的根拠をうたった広告にご注意!

など、さまざまなサイトで解説されているが、信じる方がバカということである。
クラスターを分析するために用いられるNMRという分析機器は、大学で化学を専攻している物でも、その原理などを正しく学ぼうと思ったら数ヶ月かかる物(実際、ほとんどの間抜けな学生は理解不能)で、一般人には理解不能なものを使った広告は素人をそれっぽい物でだますためと思っても間違いない。

化学的な所だと、酸素水、海洋深層水、最近では話題性からか、東京都の水道水などよくわからんものもおおいが、無駄に高い水は十分注意して買った方がいい。

ただ、困るのが、このような物を盲目的に信じ思考停止状態に陥った人は、宗教に没入している人と同じで、このような批判を一切受け入れなくなる傾向がある。
まあ買うのも、信じるのもその人の自由。勝手にしてくれればいい。

消費者はどうしたら美味しい水を安く飲めるか
最近の東京都の水は、飲める味だと思うが、他の自治体では濾過行程が古いところも多い。そんなところでは、水道水をブリタとかのフィルターを通して飲めばいい。

2007年08月07日

革製品入門 その1

普段使いのいい鞄が見つからなくて数年。たまたま立ち寄った東急ハンズで革製品自作用グッズがたくさん並んでいたのをみて、自分で作ってしまえばいいということを思いつく。

都合よく安い自作キットもあったので、最低限の出費で革製品作りの体験をしてみた記録。

これをやった後、ちゃんとした入門書を読むと、いろいろ勘違いしている部分ややらなければいけないところをかなり抜かしていることが判明。
今度ちゃんとした道具を買ってこよう。

東急ハンズの何も教えない店員は何だったんだ。

2007年08月05日

ブログでプロモーション効果を高めるために

先週2つのセミナー的な物に参加した

1つは「ブログと動画」、そしてもう一つは「CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X)」という本の出版記念トークショー。
前者は無料、後者は2000円。

そこそこの料金を取る後者のトークショーの方が聞きに来る人の意識が高いと思うが、ブログなどでの感想は微々たる物。
前者の無料セミナーは無料ながら、参加者の多くはブログなどで、普段から何か書いている人が多いと言うことで、圧倒的に前者の方がブログなどでの言及は多い。

もっとも、Apple Store銀座でやったセミナーの方が参加者が倍ほどいるとか、トークショーはたいした過激発言は無かった物のオフレコとしたのも影響しているのかもしれないが、そもそもブログなどで感想を書いてもらい、プロモーション効果を高めたかったら、参加者はブログで何か活動している人を優先するというようなことをした方が良さそうだ。

リファラーのない訪問者

Webサイトは通常、どこかのリンクを辿ってくることになる。
Googleなどのサーチエンジンや、他のブログなど。これらのサイトから来る場合、リファラーがついているので、ああ、こんなサイトに紹介されたんだな。SEO対策的には問題ないんだなという事がよくわかるが、リファラーがあってもそれが何かわからないサイトというのもある。

それが、mixiの友達のみ読める日記や、社内ブログ、仲間内でのメーリングリストの紹介など。
仲間内のメーリングリストで紹介される場合、通常リファラーなしか、Webのメールサービスからのリファラーになるため、少なくともメーリングリストかなにかで紹介されただろう事はわかる。
mixi日記の場合も、誰かの日記でネタにされたんだろうということはわかる。
社内ブログも、その社員しか見れないのだろうが、その会社でネタになってるんだろう事はわかる。

わからないのがリファラーのない物。
一般的にリンクはHTML的にリンクをクリックして、そのサイトに訪問するが、HTML的なリンクではなく、テキストとしてURLが書かれた場合、ブラウザにそのURLを直接入力して、そのサイトに行くことになるが、この場合リファラーがないので、どんなサイトでネタにされたのかわかりづらい。

会社によっては、ブラウザ名などを隠すために、その辺の情報を一切排除してアクセするところもあるが、そんなところは少数派。
さらに、リンク元に迷惑かけないようにかなんかで、リファラーをつけずにアクセスする人もいるが、直接そのURLに飛んでくるので、あまり意味がない。

まあ、どんなサイトでネタにされていてもいいが、仲間内だけで盛り上がっているのの蚊帳の外というのはいかがな物だろうか。

Dreamweaver CS3のCSSが全くわからない件

Dreamweaver CS3を買ったはいいものの、使い方が全くわからん。特にCSSをどう編集したらいいのかがさっぱりわからん。

エディタで直接書けばなんとかなるが、複雑なWebサイトはこんなツールを使わないとわけがわからんので使わざるを得ないが、CSSなんかほとんど普及してなかったDreamweaverの3くらいから久しぶりに使ってみたので、進歩しすぎていてよくわからん。
テンプレートから何かやろうとすると、なぜかテーブルデザインの物もあったりして困惑するが、空で一つずつやってみると、なんとなくわかって来た。

基本は、別でCSSファイルをつくるので、とりあえず、bodyとかなにかで、CSSファイルを新規作成。
その後、クラスやらIDやらで一つずつ定義という手順でやっていけばなんとかなりそうだ。

それにしても、こんな面倒くさいソフトの使い方を他の人はどうやって覚えているんだろうか。

海外の書籍で参考になりそうな物
Mastering CSS with Dreamweaver CS3
The Essential Guide to Dreamweaver CS3 with CSS, Ajax, and PHP
日本ではない

2007年08月03日

メモなんか無駄

最近ブロガー向けイベントなどに行くと、参加者のメモの取りようがすごい。
禿げたおじさん(普通のサラリーマン)向けのイベントに行ってもメモはすごいが、ブロガー向けイベントはライフハックが流行っているからかすごい。

結局の所、取ったメモを、ブログなどにまとめて、他の人に知識の共有するという面では有効に働いている部分もあるが、ほとんどはメモは自分のためだけに使っているようだ。

取ったメモを最終的にどうしているかは、個人によって違うだろうが、後で読み返すこともあれば、ほおって置くことも多いだろう。
多くの場合は後者の、ほったらかし状態。確かアレあったよなということで、読み返したところで、紙のメモなんか検索の対象にならないのだから、読み返すことも不可能に近い。

PCでその場で打ち込む人もいるが、この場合は検索も容易で、ある程度役立ちそうだが、紙のメモなんか本人がその場で、聞いたことを、脳みそが重要だと思ってまとめる、それを紙に手を使って書くことで、脳みそが知識としてより重要だと認識するという一連の流れ以外に役に経たないことが多いだろう。

結局の所、そのイベントなどにいつ頃参加して、どのような話だったのか、いつでもどこでも概要を答えられるくらいの記憶力が一番重要だ。
それがわからなければ、後で読み返す事すら出来ない。

ということで、紙のメモはその場限りでしか役に立たない。

要するに何が言いたいかというと、自分の書いたメモが、字の汚さも相成って、後で読んでも意味不明ということ。

人間失敗して覚える

世の中には何でもかんでも人に聞けばいいと思っている人も多いが、人に聞けばすぐに解決することも、人に聞いたことだけでは、その人の身にならないことが多い。

なんでもそうだが、人間さまざまな失敗があって大きくなるわけで、自分で何かやって失敗した上で、今の自分があるわけだ。
そうでなく、単にのほほんと暮らし、なんでも人に聞けばいいと思っているような人は、その人物自体が薄っぺらく、面白いところが何もないことが多い。

私はバカなので・・・とか、初心者ですとかをいいわけに、なんでも人に聞いて済まそうとしている人も多いが、人に聞く前に自分でやってみて、自分の身にしてみろと言いたい。

よくある話だが、自動車修理に関してなど、本を読んだり学校で教わった知識よりも、本なんか一冊も読んだことなくても、100台修理した人の知識や技術ははるかに上であることは間違いなく、最近流行のライフハックも、ライフハック技(?)をたくさん知っている人より、一つでも自分が発見したライフハック技を持っている人の方が、今後に期待が持てる。

何でもかんでも人に質問してくる人にも、質問があるなら時間がある限り教えるが、腹が減っている人に、魚を与えるより、釣りの仕方を教える方がよっぽど身になるはずだが、わざわざそこまで気を使って教えてくれる人なんか世の中にいるわけがない。

要するに何が言いたいかと言うと、昨日の私はチャックを開けっ放しだったと言うこと。