フラット革命
8月頃、いろんなブロガー(?)に献本したせいか、絶賛に近い反応を得た本。
興味があったので買ってみたが、結論から言えば期待はずれでつまらない本だ。
ネットの普及によって世の中がフラットになるということを、さまざまな事例から紹介するような内容かと思ったら、著者が取材した事は詳細に書かれている物の、それ以外は非常に短く、ほとんど無いに等しい。
要するに、私はここ数年こんな取材をしてこんな事を思いましたという内容の本であり、ネットの普及によって世の中がフラットになる云々かんぬんを書いた本ではない。
ゲイマンシャフトだセレンディピティだとわけのわからんカタカナ用語が多く、それを目にするたびに眠くなって、実際に寝てしまったので読むのも時間かかったし、内容も本人と関係者は注目していたんだろうが、部外者にはどうでもいいことだらけ。
今年になって読んだつまらない本の2冊目となったが、佐々木氏がいろんなメディアで書いていることが好きな人には読んでも損はない内容なのかもしれない。
もう一冊のつまらない本はこれ