プラモデルの価格が上がるそうだ

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プラモデルの価格が上がることで、一般的に予想されやすいのは、プラモデルに使用しているプラスチック原料が原油価格上昇により値上がりしたことが原因ということ。

たとえば、定価1,000円のプラモデルの原価構造がどうなっているか考えてみよう。
大手量販店では3割引とかで販売されているので、問屋やら運送コストなども考え、メーカー卸値は定価の3割程度ではなかろうか。

1,000円のプラモデルのメーカー卸値300円と仮定する。

1,000円のプラモデルにプラモデルの主要部品が200g分入っていたとすると。
(色なし)ポリスチレンが1kg100円程度。原油価格高騰で2倍になったとしても1kg200円程度。この五分の一なので20から40円。
色をどうつけているのかはわからないが、マスターバッチ方式だとしても、1,000円程度のプラモデル一個あたりの原料費が100円を超えることはなく数十円といったところだろう。つまり定価の十分の一以下であるということだ。

補足: バンダイのサイトによると全着(わかりやすくいえば着色済み)の原料が使われているようだ。
http://www.bandai.co.jp/hobbycenter/making/page07.html
どこで色をつけるかにもよるが、当然のことながら色をつけたプラスチックは、色のない原料よりはコストは高い。

これに(適当だけど)

箱10円(印刷代含む)。
説明書5円。
袋やシールなど2円。

あたりを加えても、原価は卸値の半分以下であることは確実だろう。

金型自体は自社製造のようだ。
金型は金属を削って製造するが、金属自体はそれなりに高いものの、金型のコストのほとんどは製造に関わる技術料であり、その部分を自社生産しているのはコスト面では有利ではある。

報道によれば、定価が数割上がるということだが、1000円のものが1200円になったとすると、その200円がどこから来るのか微妙なところ。

原料代は高くても100円程度であり、これが倍になっても200円。値上がりのほとんどは、プラスチック原料の値上がりもあるだろうが、それ以外の部分が占める割合も高そうだ。

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