投稿者「kamikura」のアーカイブ

タラの丘

ハロウィン発祥の地 アイルランドの「タラの丘」に行ってきた

アイルランドに行きました。
アイルランドでは行きたい場所がいくつかありましたが、その1つが「タラの丘」です。

タラの丘はアイルランド人の心の故郷とも言える場所で、風と共に去りぬでもタラという名前が使われていました。
そのタラの丘はアイルランドに住んでいた古代アイルランド人のケルト人にとって宗教的、政治的に重要な場所ですが、ケルト人がアイルランドに来る前から重要な場所だったようです。
古代ケルト人には「サウィン(Samhain)」というお祭りがありましたが、そのお祭りが現代のハロウィンの起源だとされています。

そのサウィンが行われていたのが、タラの丘になります。
つまり、ハロウィンはタラの丘から始まったと言え、日本に伝来し定着したハロウィンが始まった場所、そして現代アイルランド人にとって精神的にも重要な場所に行ってみたいという思いがありました。

タラの丘はどこにあり、どうやって行くか

タラの丘はダブリン北部にあります。
車でおおむね1時間かかる、周辺には農場くらいしかなく、近くには山もないがちょっとした丘のような場所はいくつかあるような中にあります。
その中で少しだけ高い所にあるのがタラの丘です。

近隣に旅行客が行くような街は無く、ダブリンから行くことになると思いますが、個人でタラの丘に行くには、

レンタカーで行く
ダブリンから公共のバスで行く
タラの丘など含めたツアーに参加する

のが通常の方法になります。

地元の方などが行くなら車で行くのが通常だと思いますが、ツアーに参加しなくても、公共のバスで行けます。

公共のバスはBus Éireannのルートになっていて、近くのバス停から15分くらい歩けば、タラの丘エリア内に行けます。(短期間の旅行でこんなことをするのはおすすめしません)
おすすめの方法は、タラの丘の近くにあるNewgrange含めたツアーに参加することです。
ツアーの料金はそれなりにします。ツアーでは様々な解説も聞けますが、それが全くなかったとしても、ツアーで移動の手間がゼロになる事を考えると安いくらいです。
短期間の旅行でタラの丘に行きたい場合は絶対にツアーに参加してください。

地元の人に連れて行ってもらう、外国でレンタカー運転するのに慣れているとかなら車で行くのもいいでしょう。

タラの丘

タラの丘は、丘の上に画像でよく見る石があるだけではないです。
そこに行くまでに、その周辺環境を感じながら、ケルト人以前からあるという宗教儀式などで使われたという、捕虜の丘(Mound of the Hostages)という古墳があったり、周りがデコボコして土塁があったりする状況を歩いて体験できます。

そして、画像でよく見るリア・ファル(Lia Fáil)、運命の石をみて、それがある状況や周辺の風景を体で感じ、アイルランドの故郷とは何かを体験できます。

タラの丘の画像

タラの丘の入口

タラの丘はいつでも自由に入れるようですが、入口みたいなのはあります。

タラの丘の説明

アイルランドの観光地の説明は、英語とアイルランド語で表記されています。

ツアーでのタラの丘に入る前の講義

タラの丘のデコボコしている部分がどんな意味があるのかなどをツアーだと説明してもらえます。

捕虜の丘(Mound of the Hostages)

ケルト人以前からあったという捕虜の丘

リア・ファル(Lia Fáil)運命の石
タラの丘から見るアイルランド

タラの丘とかケルト人とかはともかく、天気がいいと非常に気持ちのいい場所です。

現代のアイルランドのスーパーではハロウィン時期になるとジャック・オー・ランタンに使う、オレンジ色のカボチャが売られています。
本来、アイルランドでは魔除けのランタンにはカブが使われていたそうです。オレンジ色のカボチャは、アメリカナイズされた風習が逆輸入されたらしいです。

J2 2025年シーズン 残り4節 もしもシリーズ

J2 2025年シーズンは後半でトップ2がJ1昇格の可能性が高そうな物の、2025年10月末の34節終了時点では混戦模様となっています。

残り4節でどうなるのかのもしもを考えます。(まちがってたらごめんなさい)

34節が終了し、のこり4節の段階でJ1自動昇格、J1昇格プレーオフ出場可能性が高いのが8チームあります。何かあったときにあり得るのが2チーム、ほぼ不可圏が1チームです。

64 水戸ホーリーホック
63 V・ファーレン長崎
59 ジェフユナイテッド千葉
58 ベガルタ仙台
57 RB大宮アルディージャ
57 徳島ヴォルティス
56 サガン鳥栖
54 ジュビロ磐田

まだあり得る
49 いわきFC
49 FC今治

ほぼ不可
46 北海道コンサドーレ札幌

(2025年10月26日現在の勝点)

もしも基本全勝、直接対決は34節終了で強い方が勝ち

水戸と長崎の可能性が高いので、全チーム基本的に残り試合全勝だが、直接対決では34節終了時点でポイントが高い方が勝ちで計算するとこうなります。

76 水戸ホーリーホック
72 V・ファーレン長崎
71 ジェフユナイテッド千葉
70 ベガルタ仙台
66 RB大宮アルディージャ
65 サガン鳥栖
63 徳島ヴォルティス
60 ジュビロ磐田

水戸と長崎が自動昇格、J1昇格プレーオフ出場は千葉、仙台、大宮、鳥栖になります。

もしも基本全勝、直接対決は34節終了で弱い方が勝ち

全チーム基本的に残り試合全勝だが、直接対決では34節終了時点でポイントが高い方が負けで計算するとこうなります。

71 ジェフユナイテッド千葉
70 水戸ホーリーホック
70 ベガルタ仙台
69 V・ファーレン長崎
66 RB大宮アルディージャ
66 サガン鳥栖
66 ジュビロ磐田
65 徳島ヴォルティス

勝ち点だけで考えると水戸、千葉、仙台のどれかがJ1自動昇格、徳島と、大宮か鳥栖、磐田のいずれかを除いたどれかがJ1昇格プレーオフ出場となります。

もしも基本全勝、直接対決は引き分け

全チーム基本的に残り試合全勝だが、直接対決では引き分けで計算するとこうなります。

72 水戸ホーリーホック
70 ベガルタ仙台
70 V・ファーレン長崎
70 ジェフユナイテッド千葉
65 RB大宮アルディージャ
64 ジュビロ磐田
63 サガン鳥栖
62 徳島ヴォルティス

水戸はJ1自動昇格、仙台か長崎が自動昇格、仙台か長崎、千葉、大宮がJ1プレーオフへ出場となります。

今後4節で、上位チームとの直接対決が3戦ある長崎と徳島、2戦ある水戸、大宮、鳥栖、磐田は毎試合厳しいだろう。
一方で千葉と仙台は上位チームとの直接対決がない。
このあたりがどう影響するか。

いわきと今治がJ1昇格プレーオフに出場するには

34節終了時点で勝点49のいわきと今治は残り4節を全勝すると勝ち点は61。
どうなるとJ1昇格プレーオフに出場出来るだろうか。

上位チームがうまいこと負ける、直接対決でうまいこと同点になると、次のような勝ち点になり、61点を下回る。

59 徳島ヴォルティス
59 ジェフユナイテッド千葉
58 RB大宮アルディージャ
58 徳島ヴォルティス
58 ベガルタ仙台
58 サガン鳥栖
55 ジュビロ磐田

数チームが運良く連敗してくれるのを祈るしかない。
このように勝ち点がうまいこと58だらけになると札幌の可能性もあり得ます。

大宮が1位でJ1に行くには

今後全勝した場合の勝点は69。
水戸と長崎が1勝まで、直接対決は同点になれば勝点は68と67。
千葉と仙台が3勝しても67、徳島が大宮戦以外買っても66。

こうなれば大宮は一位でJ1へ。

結局どこがJ1に行きそうか

水戸の可能性が最も高く、次点で長崎だが状況によってはプレオーオフになる。
プレーオフは仙台、千葉は行きそうだが、大宮、鳥栖はどうなるかわからないような状況。

今後、毎節見逃せない。

ヒースローに荷物が往復で置き去りにされる(行きと帰りでロストバゲッジ)

羽田から出発するBritish Airways BA8便 この旅行でそんな目に遭うとは

ブリティッシュエアウェイズで、羽田空港からヒースロー空港経由でダブリン空港往復というルートでアイルランドに行きました。

行きの飛行機は、前日のイギリス周辺の天候の問題があり、約3時間遅延し、乗り継ぎ便のトラブルがありました。その影響で乗り継ぎ便がキャンセルになって自動的に翌日便になる問題が発生しましたが、一番のトラブルはダブリンに着いたら荷物がヒースローに置き去りだったという点です。

初めてロストバゲッジを体験しましたが、荷物を配達してもらうまでそこそこ苦労しました。
行きでは何とかなりましたが、帰りは遅延もなく、飛行機自体は問題なかったので、無事に日本に着いたと思いきや、羽田に到着すると荷物がヒースローに置きっぱなしだったことがわかりました。

1回の往復旅行の行きと帰りでロストバゲッジを2回体験しました。

大切なことをもう一度書くと、1回の旅行のどちらかで荷物をロストする人はいると思いますが、往復でロストしたということです。

アイルランド行きのトラブル

座席の事前指定が有料だったので、座席指定料1.5万円くらいを節約するために今回は予約開始直後に無料で指定する事にします。指定できる前日24時間前にうまく手続きできましたが、その時点で残っていた選択できるまともな席は2つしかありませんでした。

羽田発の便はBA8で朝8時50分なので、おおむね6時台に羽田に着いている必要があります。
その便は朝7時頃ロンドン(ヒースロー)から到着するBA7便を折り返して使います。つまり、日本時間の前日夜にオンタイムかディレイがあるのかはおおむねわかります。

今回は現地9時頃出発すべきBA7便が、12時頃出発していました。つまり飛んでくる段階で3時間の遅延が判明しています。
3時間遅延しても、飛行機の速度を速めるとかは出来ないので、朝6時に到着する必要も無いです。朝早く行く必要はありませんが、念のため予定通りで空港へ行きます。

勝手に翌日便に変更

すると日本時間深夜に2時間遅延で出発することが連絡されてきました。
その後に、乗り継ぎ便は翌日昼頃の便に変えると連絡が来ました。こうなると本来の到着翌日に予約していた諸々が行けなくなるので、何としても当日中の到着したいところです。

どうやって変更するのかはわかりません。少なくともオンラインでは何も出来ません。
そんなこともあって、朝6時頃に自分の便をどうにかするために羽田空港に行きます。

羽田に着くとすでに、チェックイン手続きが始まっていました。

既にチェックイン済みなので、バゲッジドロップの列に並びますが、なぜか先着がいません。みなさん別のチェックイン列にそこそこ大勢並んでいます。
誰も並んでいないのですぐ順番が来ます。そこで、

明日の乗り継ぎ便は嫌だ、今日中に到着したい、それがダメなら、最悪、明日の朝到着でお願いしたい。

という趣旨を話すと、もろもろあって、なぜかファーストクラスカウンターでエアリンガスの便にするという話になりました。

元の便 BA824(午後6時頃発)、自動で変更になった便(翌日午後3時頃発)、お願いして変えてもらった便 EI177(当日午後7時頃発)

今回のBA8機内食1

変えてもらったはいいが、2時間遅れだと、ヒースローの乗り継ぎ時間が1時間しか無いので大丈夫かなと思いながら機内で過ごします。
焦っても速くならないので、普通に飛行機に乗ってヒースローに到着します。

ヒースローターミナル移動バスの出発表記は役に立ちません

ブリティッシュエアウェイズはヒースローの第5ターミナルで、エアリンガスは第2ターミナルです。ヒースローでのターミナル移動はした事ありませんが、一応慌ててターミナル移動のバス乗り場に行くと、おそらく同じ飛行機に乗っていた同じ便のボーディングパスを持っている推定アイルランド人達がいました。
私も同じ便ですと伝えて、その人達に着いていくことにしました。

急いで行ったのにゲート前には誰もいない

バスが10分以上来ないという問題がありましたが、ターミナル2について、荷物検査、入国審査みたいなのを受けて走って着いていくと、推定アイルランド人はトイレにいくっぽいです。ゲートはここを曲がったところだと教えられ、本来の出発便夜7時10分の20分前に行くと、ゲートが静まりかえっています。もう行ってしまったのかと思ったら、まだ搭乗が始まっていませんでした。結局この便は30分遅れていました。

強制便変更

しばらく待っていると搭乗が始まったので、全手動の搭乗前ゲートで乗ろうとすると、何らかのエラーで人力ゲートへ。
そこへ行くと問答無用で次の便と言われます。オーバーブッキングか何かでしょうか。
私の後ろの人は自分もその目に遭うのではとビックリしていましたが、その人は乗れていました。

欧米名物Meal Deal

次の便は1時間後だそうで、今日着くならまあいいかと空港のMeal Dealで休憩します。

何とかDublin行きへ搭乗へ

その次の便に乗ると、1つ前の便に私と一緒に乗ってるはずだった、一緒にターミナル移動した推定アイルランド人も同じ便になってました。

人はダブリンに着いたが、3分前に荷物はヒースローって
人はダブリンに着いたが、3分前に荷物はヒースローって

そんなこんなでダブリンに到着して、AirTagで荷物が今どこにあるか確認すると、数分前にヒースローにあるという表示になっていました。

もしかしたら、一緒に乗った推定アイルランド人は自分が見失った隙に、アメリカ式の自分で預入荷物を空港で受け取って再度預け入れるシステムを使ったのかなと思いました。
しかし、ヒースローでそんな場所の見覚えはありません。
なぜか推定アイルランド人は普通に出てきた荷物を持って、アイルランドの自宅(推定)に帰っていきます。

この状態でバゲッジクレームから荷物が出てくるのを待っても仕方ないので、エアリンガスの荷物苦情受け付けに行きます。
そこで聞いてみると、実際にヒースローにあるという事です。そこの端末で自分で入力しろという事なので、仕方なく入力します。

何どう入力するのかもわからないので、数件入力した後に、やっぱりさっきの欄は自分の実際の住所を入力する欄だったのかとか戻って入力してなどを繰り返しながら何とか入力します。
最終的に係員にこれでいいのか聞こうとしますが、エアリンガスの係員は推定私用電話でどっか行っちゃいました。

そんなこんな状態で、税関通って出ようとすると、パスポートがありません。
さっきエアリンガスのカウンターでパスポートを見せた気がしたので、カウンターに戻るとさっき私用電話(推定)していた人が戻っています。
パスポートの件を話すと裏の事務所から持ってきました。

税関は誰もおらず素通りでしたが、自分でパスポートが無いことに気づかないとどうなっていたんでしょうか。

その時間の到着便は無く、ガラガラのバゲッジクレームですが、なぜか各所に置いてけぼりの荷物がいくつかあります。なんなんでしょうか。

アイルランド入国

そんな多分大丈夫だろうという状態で、空港から出ますが、上着は預入荷物に入れていたので外に出た瞬間に、推定5℃程度の外は寒すぎます。(10月上旬)

空港バスでホテル近くまで行って、そこから歩いてホテルまで行く予定でした。
空港バスのチケットをそこに並んでいた今日出稼ぎに来たパキスタン人(聞いたらそう言ってたので正しい)に聞くと、自分も知らないそうです。
次に来た知らない人に聞くとバスで帰るとのこと。出稼ぎパキスタン人は結局空港バスでは目的地に行かないことを知ってローカルバスに乗って行きます。

気温5度くらいのリフィー川沿いにて

そんな状態で空港バスに乗ってダブリンの街を見ますが、夜11時頃の街は欧米あるあるの夜は店がやってません。
バスを降りた地点は寒すぎたのでFreenowというタクシーアプリでタクシーを呼んでホテルまで行きます。5分くらい待ち、ホテルにはすぐ到着します。

上着が無い問題に加えて、預入荷物に入れていた歯ブラシもありません。欧米のホテルには歯ブラシはないので、歯が磨けません。この時点で夜11時を過ぎていて、ホテルに来るまで街中を見ていましたが、店がやってないので歯ブラシは買えません。

というわけで、服は基本そのままでいったん寝て、翌日予約していた観光スケジュールに備えます。
今回いろいろあったけど良かったのが当日到着したことだけです。

ロストバゲッジ後の連絡

Long Room
チケット争奪戦のkilmainham gaol

到着翌日、上着も無い中で予約していた観光していると、アメリカのLos Angelesの番号 +1-310-xxx-xxxx から電話がかかってきます。LAにいる知り合いからの電話かなと思ってでてみると、知らない人でエアリンガスのロストバゲッジに関する何らかの連絡のようでした。

寒すぎるので多少はましなパーカー(フーディー)を購入

住所とか言わせて本人確認して、どんなカバンか、どこに届けてほしいのかなどの確認です。英語なので、言葉がわからないとこの電話で手続きは出来ないと思いますが、英語が話せない人はどうしているのでしょうか。
そもそも受付は自動化していても確認は手動なのはなんでしょうか。

やっとダブリンに到着した荷物
やっとダブリンに到着した荷物

その後、昼頃すぎにダブリンの空港に荷物自体が到着しました。AirTagが持っていると実際に着いていることがわかって便利です。Tileでもわかります。
メールで届いた内容によると夕方頃から夜頃までに届くらしいです。

AirTagとTileどっちがいい
ダブリンを配達中の荷物
ダブリンを配達中の荷物

すべてAirTagとTileでトラッキングしているので、空港から何時出発したかどの辺を配達中かはわかりますが、ダブリン市内に入ってからもなかなか届きません。どんな配送システムなのかわかりませんが、そのうち届くだろうと思いながら、観光してパブに行って、夜ホテルに戻っても届いてないし、まだどこかを配送中のようです。

まだ暇なのでJamesonに行きます。ジェームソンとジンジャーエールライム

しばらく待っていると、配達員から到着したと電話がありました。
今から行くと伝えて慌てて取りに行きます。もしもホテルにいなかったらフロントに預けてくれたんでしょうか。

持ってきた車 まだ数個荷物が入ってた

羽田で預けた荷物を40時間ぶりくらいに受け取れました。これで歯が磨けます。

こんなこともあろうかと、簡単な着替え1日分は機内持ち込みしていましたが、もしも翌日も荷物が届かなかったら嫌なので丸2日は同じ服を着ていました。機内持ち込みの着替えは2日分くらいあるとより安心できるのかもしれません。

羽田に帰ってきたらまたロストバゲッジ

なんだかんだあったアイルランドでしたが、帰りの飛行機機内では疲れ切って何もしないという技を使いました。

羽田に着くも5時間くらい前にヒースローの意味は理解出来ず
(14時間前なら飛行中に検出されてないだけだが、飛行中の5時間前とは? 状態)
羽田に着くも5時間くらい前にヒースローの意味は理解出来ず
(14時間前なら飛行中に検出されてないだけだが、飛行中の5時間前とは? 状態)

羽田で入国審査までの長い道を歩きながら、いつものようにAirTagの状況を見ると5時間前にヒースローという表示になっていました。その時点ではこの意味はよくわかってませんが、日本入国では入国手続きがどう変わっているかが気になります。
知らない間に出来ていた共同キオスクというシステムは初めて使いました。(数ヶ月前はこのシステムが無い成田のターミナルを使いました)

バゲッジクレームに到着したら荷物が出てくるまで椅子に座って待つのが何時ものルーティンです。
座って待とうとすると、なぜか係員が私の名前を呼んでいます。何だろうと聞きに行くと、荷物がヒースローに置きっぱなしになっているとのこと。

行きでロストして、帰りでもロストすることなんであるのって驚いてしまいました。

日本では荷物が届いていない事を係員が乗客に伝えて、紙での手続きを手伝ってくれるシステムだそうです。
ずいぶん親切ですが、人力で無駄も多そうなシステムですね。

日本で荷物をロストした場合、事前に行ったVisit Japan Webや共同キオスクの意味なく、航空会社の職員に言われて送り先住所や、紙の税関申告書に手書きで書いて入国します。

一緒にロストした別の人と一緒に税関で素通りして入国します。

荷物は届いていませんが、ようこそ

まとめ

今回はアイルランドですが、おそらく欧米で飛行機に預けた荷物を無くすと自分で手続きしないといけません。
今回の例では、その後、英語で電話がかかってくるので、現地でつながる電話番号が必要で英語での電話会話能力が必要です。
荷物の配達員からも電話がかかってきます。これも欧米ではどこも英語でコミュニケーション出来るんでしょうか。英語圏以外だといろいろ問題ありそう。

電話番号は現地で使えるようにしておく必要があります。(着信料はどうなるんでしょうか)

一方で、日本では係員が親切に対応してくれます。

飛行機旅行では行きでロストして、帰りでロストしないなんて保証はありません。
歯ブラシ、着替え、充電器等、着いてすぐにないと困る物は機内に一通り持ち込みましょう。着替えは2日分持って行くと安心できます。

翌日の一番早いBA便で日本に到着

日本の入国手続きが共同キオスクとウォークスルーゲート(WTG)でのまともな運用へ

日本への入国審査や税関などの手続きは、従来の紙による税関申請に加えて、Visit Japan Webによる電子化された物があります。

2025年現在新しい制度と古い制度が平行して運用されていますが、新しい制度は日々アップデートされていて、固定化される気配がありません。

そんな2025年春の無駄な運用についてまとめましたが、その後更にアップデートがあったようです。
すでに2025年春の段階で始まっていたようですが、共同キオスクによる運用で、パスポートのスキャンを1回行い、その段階で顔認証。あとは顔認証だけで入国審査、税関を素通り出来る制度が始まっているようです。

このあたりの制度は空港やターミナルによって違うので、状況を確認するには数ヶ月おきに様々な空港やターミナルを使う必要がありますね。

この制度を出入国在留管理庁は、共同キオスクを使ってウォークスルーゲート(WTG)を使った運用としています。

https://www.moj.go.jp/isa/06_00024.html

この制度を使うと、

  • 入国審査前にVisit Japan Webで入力
  • Visit Japan Webで表示したQRコード、パスポートを共同キオスクで読み取り、顔認証する
  • 入国審査を顔認証で素通り
  • 荷物を受け取り、税関審査が不要と判断されれば顔認証で税関素通り

となります。

共同キオスクを通る際に、税関審査が不要と判断されるかはその時の表示番号によります。
共同キオスクでの処理時に利用する窓口が表示され、この時点で自分がどの状態かわかります。
この制度の唯一の欠点は共同キオスクで表示された窓口番号のa、b、c、dなどの表示を覚えておかなければいけない点でしょうか。

おそらく、人力での税関検査が不要と判断されて素通りしようとしても、人力で別途声かけられるようなことはあるんだと思います。

この制度は外国人観光客にも使えますが、指紋認証もあるようです。

外国人向けには日本版ESTAを2028年に導入するそうなので、さらに3年後までにまた制度も変わるのでしょう。
そもそも、Visit Japan Webで登録した内容を、いちいちQRコードで読み取るというのもなんでしょうか。パスポートと紐付いているので、QRコードを読み取る必要すら内容無き菓子マス。
人間による税関でも顔認証でパスポートもQRコードの提示も不要のような気がします。

おそらくまだまだ改良点は沢山あるので、2026年にもまた制度がいろいろ変わっているのでしょう。

Duolingoを200日連続でやってみた結果

Duolingoはサービス開始当初に登録したので2014年4月から始めていることになっていますが、当時は少しやって役に立たないと思って止めてます。
その後、いろいろと機能も増えてきたようなので、2025年1月からやってみたところ、無意味なサービスでは無さそうと感じました。
しばらくやった所、広告が邪魔すぎるので、広告なしのDuolingo Superにして結構真面目にやってみました。

日本人の平均連続日数が200日だというので、200日経ってどうなったのかを書きます。
日本語で英語を学ぶモードで1日の平均で1時間以上はこのアプリで英語の学習というか、遊んでいます。

この1日1時間程度というのは、Duolingo内の同レベルユーザーとの比較で上位20%程度に入るようです。おおむね2時間近くやると上位10%に入るようです。
平均で1時間以上やっているので、1日のプレイ時間としては少なくとも上位20%に入っているのではと思います。
月間アクティブユーザーが1億人を超えているらしいので、全世界で2,000万人くらいは1日1時間はこのアプリを使っているような計算になるのでしょうか。

逆に言うと、ほとんどのユーザーは1日1時間以下しかやってないことになります。
1日の学習時間が短いユーザーの効果はよくわかりませんが、おそらく1日1時間以上やっている人とはかなり違うと思います。

このくらいやっていると、Duolingo内のヘビーユーザーが集まるダイヤモンドリーグの常連になります。200日続けた段階で20週連続ダイヤモンドリーグにいる状態になりました。

1日1時間程度やるとどのくらいすすむか

実際に平均すると、おそらく1日に1時間半くらいはやっている計算になると思います。
Duolingoは大きな枠のセクション、その中のユニット、その中にレッスンがあります。
1つのレッスンは2分から5分前後で出来るように設計されています。1日1時間半くらいやると1日で1つのユニットを終わらせられるかどうかという時間です。

各レベルとユニットは

CEFR A1レベルのユニットが55
CEFR A2レベルのユニットが60
CEFR B1レベルのユニットが103
CEFR B2レベルのユニットが72

あります。

おおむね1日1時間半、200日続けると、CEFR B1レベルを終わらせられるような計算になります。
A1よりA2は難しくB2はより難しくなり、レッスン数も変わりますので、単純に同じような時間ですべてのユニットは終わらせられないですが、さらに100日程度続ければB2レベルも終わらせられます。
頑張れば、1年程度でレッスン自体は一通り終わらせられる計算で作られているのでしょうか。

CEFR B2というのは英検準1級レベルなので、このレベルが完璧なら英語に不自由することはなくなるレベルになります。

私の場合は、200日続けてようやくB1レベルの終了が見えてきた段階で、あと2週間くらいやれば、DuolingoのCEFR B1レベルとなるセクション6が終了しそうです。

Duolingoのセクション6 CEFR B1レベル終了でどうなるか

それだけやったなら英語はさぞ上達しただろうと思うかも知れませんが、全く上達した実感はありません。
やる前よりは多少ましになっているかも知れませんが、さらにやりこまないと実感出来るレベルでの上達は見込めなさそうです。

その代わり、数ヶ月前に終わらせたレベルを復習してみると、以前より簡単に感じるような気がするので、多少は上達しているのかもしれません。

少なくとも言えるのは1日1時間、200日続けても英語がペラペラになる事はないです。
もしも同じ時間でペラペラになった人がいるなら、初めからペラペラに近かった、既に多国語を習得済みで言語学習のコツをつかんでいる人、特殊な才能の持ち主などではと思います。

Duolingoだけで足りない事

特にCEFR B1レベルになると、英文法がわかってないと、なぜそれを選択するのかわからない問題が増えてきます。
Duolingo内では文法の解説はDuolingo MAXを除いて基本的にないので、Duolingoだけで文法学習せずに上達するにはかなり時間がかかると思います。

基本的にないというのは、最小限の物はあるが無いに等しいという意味です。
これは、暗黙的学習という方法で文法を覚えていく方法をDuolingoは取っているためです。
暗黙的学習は日本人が日本語の文法を自然に覚えたような方法で、大量のインプットが必要です。1日2時間の学習を1年続けて、高校基礎レベルくらいまでの文法を暗黙的学習で学べるのかは個人的には疑問です。

それなら、高校基礎レベルくらいまでの文法は別途参考書などで学習した方がいいです。更に言えばDuolingoで1日1時間は練習を併用します。
その上で、ここには動詞が入るとかを、ここは動詞の原形だとかを理解してから暗黙的学習を併用した方が学習効果は圧倒的に高いと思います。
そこで、手っ取り早いのがAndroidでGeminiを使うことです。

Duolingoをやっているときに、わからない問題が出てきたら最新のAndroidでホームボタンを押して、画面キャプチャをそのままGeminiに送れば、勝手に問題の解説をしてくれます。
もしも思った答えではなかったら、文法について解説するように頼めばいいです。

iPhoneとApple Intelligenceでもいいですが、AndroidとGeminiの組み合わせの方が操作が少なくて手っ取り早いと思います。

スマートフォンを2台使うなどして、画面をそのまま撮影しても回答します。やってませんがChatGPTでも同様の事は出来ると思います。

ここで案内された説明をさっと読んで何となく理解し、Geminiの会話履歴で後で参考書なども併用してその文法事項を確認すれば、学習効果は高まるでしょう。
これを使えば自分がどの文法項目が苦手なのかわかりますし、これでほとんどただでDuolingoを使って文法学習もできます。

さらに足りないのが発音です。

Duolingo内には発音関連レッスンもありますが、他のサービスに比べると充実しているとは言えません。ELSA Speakなど発音練習サービスも併用すると、発音に加えてリスニングの練習にもなると思います。

Duolingoのいいところ

Duolingoの最も良い部分は、学習を継続する仕掛けがあるという点です。

英語学習に限らず、この手の学習は継続が最も重要です。長期間学習しないと身につかない外国語などは、数日やって止めてを繰り返したら上達することはないです。
Duolingoはやればやるほど、続けたくなるようになっていきます。そのためには1日になるべく多くのレッスンを終わらせて、学習を継続し続けるようにしましょう。

この学習の継続という意味では勉強をしない中学生くらいがやるのにちょうどいいアプリなのではとも思います。

そして、自分が苦手な項目が何かもはっきりとわかるようになります。
特定の文法項目か、ディクテーション問題なら何が出来ないから何度も聞かないといけないのか。聞き取って、文章を理解する内容なら英文を始めから理解出来ているのかなど、自分の弱い部分がレベル毎にはっきりとわかるようになります。

Duolingoおすすめ学習方法

既に書いたようにDuolingo自体と平行して文法学習、発音学習をしっかりやりましょう。

Duolingoはレッスンを終わらせたらペラペラになる事はありません。終わらせた上で、各レッスンを迷うことなく答えられるレベルまで繰り返しましょう。そのために、復習やレジェンドレベルなどもあります。
更に余裕があれば出てくる文章をほとんど覚えるレベルまでやれば完璧です。

個人的にはDuolingoだけで、1日1時間程度はやることをおすすめします。朝30分、昼15分、夜15分などでもいいと思います。
1日1レッスンとりあえず学手を継続するためにやっている程度だと、いつになっても学習がいったん終わりません。

まずはA1やB1でも何でもいいので、自分にちょうどいい難易度のどれかのレベルを一通り終わらせましょう。
その上で、それまでのレベルのレジェンドレベルをもう余裕になるまで繰り返してそのレベルを完璧にします。
最終目標がB2を終わらせるだと、既に英検2級、英検準1級レベル相当の力が無いと、なかなか厳しい人がほとんどではと思います。

1日1時間程度の学習でA1からB2レベルまでを一通り終わらせるまでにかかるのは1年間。さらに苦手な部分を何度も行うのをさらに1年くらいやれば、合計2年程度でB2レベルはなんとかできるようになるかもしれません。

B2が理想ですが、自分がちょうどいい難易度と感じるB1やA2レベルなど自分が目標とする英語レベルまでのセクションを終わらせます。この状況で、自分が苦手としている部分が見えてくるはずなので、復習して迷うことなく答えられるレベルまで繰り返し学習し、レジェンドレベルも余裕になるまで繰り返します。

実用上ではB1レベルまででも問題ないと思いますが、一応用意されているB2も余裕があれば終わらせましょう。B1が難しすぎる場合はA2レベルを完璧にするのでも基本的な英会話はできるようになると思います。

更に次のレベルとして、英語で英語を学ぶレッスンもあります。通常の文法学習、読解学習、音読、発音、語彙などをしつつ。ここまでを更に年単位でしっかりやればかなり身につくのではと思います。

ここまで来るとDuolingoで学習してというよりも、ただ単にしっかりと英語の訓練をやっているだけの状態かもしれません。

学習方法まとめ

Duolingoと平行して学習している内容の文法項目をしっかり学ぶ。
発音もしっかり練習する。

目標とするレベルまでを終わらせることを第1ターゲットとして、そのレベルをいったん終わらせる。
目標としているレベルの設問を迷うことなく答えられるレベルまで繰り返す。

これが出来るようになったら更に上のレベルを学習する。

余裕があれば出てくる文章をほとんど覚えるレベルまで繰り返す。