MacBook Proの冷却ファンを交換する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「ガガガガ・・・」
いきなりそいつは鳴り出した。
銀色のそれから鳴り出した悲鳴ともとれる騒音は、2年3ヶ月という短命を表すにふさわしい物だった。
この騒音で一番残念なのは、このやかましすぎる音は当然として、一度鳴り出したら止むことがないだろうという点で、何もしなければ永遠に鳴り続ける物であるということだ。

銀色のそれとはアップル社のMacBook Proの事だ。
いわゆるパソコンだが、パソコンというのは実にお馬鹿な物で、電子回路に電気を通すことで発熱するが、その発熱がひどいと動かなくなるので、それを冷やすための冷却用の扇風機が中に入っている。

その冷却用の扇風機、業界では冷却ファンなどと呼ばれているそれが寿命になり、何らかの原因で音が鳴り出したのである。
こうなったら最後、通常は交換するしか方法はない。
もちろん、交換といっても、部品はその辺のホームセンターだとか、秋葉原だとかに売っていないので、メーカーに修理してもらう必要がある。

最大3年保証がつけられ、その場合、このような修理費用も無料になるが、アップルならアップルストアか、宅配で修理がうけられるが、少なくとも数時間以上、宅配なら数日間使えなくなる。無料で修理を受けられるのはいいが、使用できない期間があるというのは非常に不便だ。
最大3年保証というのは、有料契約で4.41万円の費用が必要だ。この金額が高いかどうかは人によるだろう。

今回のような修理が必要な場合、Webで調べるとMacBook Proの修理代金は一律約5万円だという事だ。
単なる冷却ファンを交換するだけで5万円とはぼったくりだが、おそらく液晶パネルの交換も、マザーボード(Macの場合ロジックボードと呼んでいる)の交換でもこの値段なのだろうから高いのか安いのかは微妙なところ。

こうなった場合、当然ながら冷却ファンだけを入手するために情報収集する。
情報収集していると、ファン自体を分解掃除すれば音が無くなるというのがあったので、本当に冷却ファンなのか、冷却ファンなら2つあるうちのどちらなのかを確認するために分解してみた。

分解自体はお手の物で、HDDを交換するために今まで5回以上分解している。
ネジの本数が多く面倒でしかないが分解して分解したまま電源を入れると、いわゆる左側のファンが壊れていることがわかった。
一番CPUに近く発熱する部分で、酷使しすぎたことと、そもそもこのファンの品質が良くない事が原因だろう。

Webで調べたファンを掃除するというのをやってみたが、初めは音が無くなったかと思われた物の、すぐに再発。そもそも分解してみてもどこが接触して音が鳴っているのかわからない。ブラシレスだし、いったい何なんだろうか?

とにかく、こりゃぁ、交換するしかないということで、適当に検索して出てきたアメリカのiFixitという業者に部品を発注。$49.99で送料が$33.33なので、どうせ2年くらいしたら壊れるんだろうから2つ注文しておいた。合計で$133.23。
日本円で1.2万円くらいだろうか。

その後、ふたを閉じて仕方なしに使い続けたわけだが、この騒音がいらいらして仕方がない。
こうなったら電子機器修理の基本、叩いて直してみるというのをやってみた。

叩き方によっては音が消える物の、しばらくすると騒音は再発するわけで、当面はこれに我慢して使うしかない。
と思ったが、とにかくこの騒音は絶えられないほどひどい物で、その間は他のPCをメインに使用するしかなかった。
1台しか持ってない人がこんな時どうするのか謎である。

部品自体は金曜日の夕方発注、発注場所はカリフォルニアなので、半日ほどずれているはずで、土日休んでいても当日発送してくれれば比較的早く来るだろうと言うことは想像できた。
USPSの国際小包サービスを使ってきたが、手元に届いたのは火曜日で、4日で届いたことになる。

いつも思うが、ここまで国際的な輸送網が完備されていると、下手な日本の会社は廃業するしかない。

というわけで、壊れた物を新品に交換した。

今回交換した物
Delta Electronics製KDB04505HA
その他キーワード 7521WZR、185-076-1、IF185-076-1

どうせ数年後にまた壊れるだろうから、もう一つのファンは大事に保存しておこう。

コメントを残す