毎月のように変わる日本入国時の税関制度2025

日本入国時の税関制度は、全員が紙に申告書を書いて、税関職員のチェックを個別に受けて入国を許可されるという制度でしたが、Visit Japan Webという事前にオンラインで申請できる制度が2021年に始まりました。

この制度は単に紙に書いていた物をデジタル化しただけで、その手続き自体は紙への手書き入力が無くなっただけのの物でした。
この実際の税関での手続きは、数ヶ月おきに変わっていて、年に数回でも外国に行く方の場合、毎回制度が変わるためさっぱりわかりません。

特に意味不明なのは、スマートフォンなどで手続き後に、スマートフォンでQRコードを表示させて、税関を通る前に設置されている端末でパスポートとともに自分で入力操作が必要になる手続きです。
このQRコード手続きは2023年頃から始まったような気がしますが、2025年になってこの手続きがようやくまともになり始めたようです。

ちなみに、どこの国でも入国審査、税関検査があります。
入国審査はイミグレーション、税関審査はカスタムなどと英語では言います。

税関審査は入国時の持ち物などに関する審査です。
国によっては基本素通りの場合もあります。

2025年の日本入国時の税関制度

日本の場合いまだに紙の申請書は利用でき、有人のゲートを使えるようですが、電子申請の場合は2025年から税関検査場電子申告ゲートというのが利用されるようになりました。

いろいろありますが、2025年現在、よくわからない場合は紙の申告書を使うことを推奨します。

税関検査場電子申告ゲートは申告済みの本人を顔認証で認識して、自動通過できる制度のようです。

そのための電子申請はVisit Japan Webで事前に行いますが、各種入力が終わった後に必ず手荷物受取所の税関前にある端末で、自分のスマートフォンでQRコードで表示させ、そのQRコードをパスポートとともに入力するという謎の儀式があります。
この一連の儀式が一番謎で、時間がかかる物になります。

入力内容等はオンラインで認証済み、パスポートや顔認証は入国審査で検査済みなのに、税関で再度端末に入力させるという制度は何かがおかしいでしょう。
そのうちこのあたりの儀式も変わっていくと思います。

このQRコードなどを読み取らす端末は、手荷物受け取り所にランダムに置かれている場合、税関検査場電子申告ゲート前に並んでおかれている場合があります。

旅行者はたいていの場合、飛行機の到着単位になるので、一度に数百人単位が申請しようとするため、混んでいるときと混んでいないときがはっきり分かれます。

オンラインでの申請はいつでも出来ますが、端末への入力は、その端末が使えないと出来ないので、混んでいないときに行うことを推奨します。例えば荷物が出てこないときに申請だけ先に行って、QRコードとパスポートで税関検査場電子申告ゲートを素通り出来る状態にしておくという事です。

これをやっていないと、QRコード入力の入力待ち列に並ばないと行けなくなります。

税関検査場電子申告ゲートは、事前にQRコードなどを入力した人を顔認証で素通りさせる制度になります。
素通り出来ないと判断された場合のみ、別途検査になるようです。

いろいろと無駄だらけの制度ですが、そのうちいろんな制度が変わると思います。

繰り返しますが、紙に書く従来の制度を使えばいいです。

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