あるサイトのアクセス数を眺めてみる

2日ほど遅れて公開され、数字も発表されていないので、いったいこのアクセス数が何を意味するのかは謎だが、少なくともその日にある程度アクセスが多かった記事であることは間違いないだろう。

2008年9月9日の記事アクセス数ランキングを例に出してみる。

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http://allabout.co.jp/ranking/

これを分野分けにしてみると

恋愛関係 4
健康関連 4
金融関連 3
コンピュータ関係 3
料理・食べ物関連 2
実用関連 2
車関連 1
スポーツ関連 1

こんな感じになる。これはその日によって異なるが、常にアクセスが多く記録されているのは恋愛関連の記事になる。
次点が、ダイエット系を含む健康関連や実用系の記事で、コンピュータ関連などの専門的な記事はAll About全体から見ると、あまり読まれていないことになる。

どんな記事が人気があるのかはともかく、Web記事でアクセス数が多いのは、一般的にその記事が出て数日以内の物がほとんどだろう。

そうなると、そもそもの問題として、各テーマ(ガイド)の記事が定期的に出てこないと、アクセスランキングの上位にくることはない。少なくとも週一くらいで新しい記事が掲載されればいいが、そうでない人が結構多いことが問題だ。
月に3本の記事を書けばいいようになっていることが多いようだが、月末に記事をまとめて掲載している所も多い。一般的に週刊発行の雑誌に連載した場合、毎週ではなく、その連載だけ月末にまとめて掲載されるなんてことはあり得ないわけで、そんなサイトがランキングに入ってくるわけはないし、わざわざ読みに行こうという人もほとんどいないはず。

読む人は、たまたま検索に引っかかったからというくらいのものだろう。

超優秀な編集者がスケジュール管理なんかをしてくれるなのならともかく、定期的に書けない、何を書いていいかわからなくなるような人は、このようなサイトに寄稿すべきではないだろう。
何らかの形で原稿料が発生するところに定期的に書けないとなると、報酬のないブログなんかが続くこともないだろう。

もちろん、同一ジャンルのテーマが多数集まっているなら、記事の数が少ないところをごまかして表示するような仕組み作りも必要になるんだろう。