KING JIMのポメラは微妙

キングジムのテキスト入力ツール? ポメラはあらゆる部分が微妙だ。

どうでもいい部分から言うと、Webの商品情報が発表日(2008年10月21日)時点で、別ウィンドウを表示するタイプで、商品情報に関する固定リンクがない。

訂正 http://www.kingjim.co.jp/pomera/ で一応いけるみたいだ。

http://www.kingjim.co.jp/

実機を見ていないが、サイズや重さでは、厚み30mmで重さが370gと中途半端。もっと薄くすするか軽くする必要がある。
キーボードが折りたたみ式だとか色々理由はあるんだろうが、改良点は多々ありそうだ。

2秒で起動する。ではなくて、起動に2秒もかかると言った方がいいだろう。その電源も本体を開いて、キーボードを開いて始めて出てくる電源ボタンを押してからなのだから、ノートPCのふた開けてスリープから復活を考えると、開いて使えるようになるまでの作業量が多く、時間もかかりそうだがその変どうだ。

本体メモリが128Kbyteなのはいいが、1ファイル8000文字(16Kbyte?)で6ファイルしか保存できないってのはどうだろう。2GBのmicroSDに保存できるが、1ファイル8000文字という制限はそのままなので、使い勝手悪いのは変わりないだろう。

ATOKが入っているらしいが、ハードウェア的なキーボード配列は目をつぶるとして、どれだけ入力、変換操作をカスタマイズできるかという点がよくわからないというのがまた微妙。
タッチ感などもどうなのか、ぐらぐらしていないかなど気になるところは多い。

そして価格だ。27,300円ということだが、テキスト入力機能しかないのにこの価格はないだろう。
実売がどうなるのか不明だが、19,800円くらいが適当では無かろうか。

OSがLinuxでカスタマイズしまくれるとか、キーボードを交換して自分の好きな配列に出来るとか、色々あると楽しいが、もしも少し売れたとして、変な機能を入れておかしな方向に行ってしまうのもアレだから何も言わないでおこう。

何はともあれ、この手の製品は10年前に出すべきだったね。