フルセグ地デジチューナー時代の自作PC

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フルセグメントのデジタル放送用TVチューナーは販売が規制されているが、これが解除され、自作PCやTV機能非対応PCにも別売りチューナーを取り付ければ、視聴・録画ができるようになりそうだ。

SKNET、バッファローなどフルセグ地デジチューナーを5月にも発売へ

チューナーが販売されれば、自作PCに組み込んでテレビ視聴を楽しもうという人はいるだろう。

それはともかく、たとえばダビング10とかいうDVDなどへのコピー9回、ムーブ1回などという中途半端な光学メディアへの焼き方式だが、こんなの使う奴いるんだろうか?
PCはHDD容量も拡張は自由であり、光学メディアに焼くよりもHDDに保存したままの方が便利なんだけど。
そもそもテレビ番組なんか録画したって、見る価値あるものが少ないというのは考えないことにしておく。

各放送のビットレートはこんなもん

地上デジタル 17Mbps
BSデジタル 24Mbps

もしもBSデジタルを2番組記録しながら再生するには 75Mbps程度のデータ転送速度が必要。
これをMBにすると、10MB/s程度。
この程度なら通常の7,200rpmのHDDでも問題なさそうだが、場合によってはHDDアクセスに問題が発生する可能性がある。万全を期すなら売ってないけど10,000rpm、もしくはHDD 2台をRAID 0のストライピングにするのがよい。
余裕があればシステムと動画記録のHDDは物理的に分けたい。

メモリはDDR2が安いのでどうせなら1GB×4で4GBとかにしよう。

OSは32bitのWindows Vista Home Premiumでいいだろう。

ビデオカードはAMDの790GやIntelのGMA X3500あたりでもHD再生支援機能があり、チップセット内蔵ビデオ機能でも問題はないが、よりパフォーマンスを重視するためにはNVIDIAのGeForce 8シリーズや、AMDのATI Radeion HD 2000シリーズなんかを選ぶのも良い。
また、出力する画面をPCのモニタにするか、テレビにするかによっても、ビデオカード選びは変わってくる。
HDMI出力が理想だが、DVIの場合HDCP対応品が必要になるので注意したい。

HDDを動画記録2台、システム1台で合計3台とすると、電源容量が気になるところだが、3.5型HDDの平均消費電力は20Wを下回り、合計でも60W以下。
一般的なデスクトップPCの稼働時の消費電力は300W程度であり、400Wもあれば十分だが、より余裕を見て500W程度の電源は欲しいところ。

デジタル放送記録の解像度やコーディックを、リアルタイムに変更するには現在のCPUでは不足で、デジタルチューナーに組み込まれるだろうハードウェア機能が必須となりそうで、CPUパワー自体はそれほど必要ではないだろうが、デュアルコアで2GHz以上は必須だろう。
再生自体はビデオチップのHD再生支援機能を使えばCPUパワーはほとんど必要としない。

DVDはDVD-ROMでも問題はないが、記録もするならDVDスーパーマルチやBlu-rayがいいだろう。

以上より、
ATXもしくはmicroATXでHDDなどの冷却に問題のないPCケース 10,000円程度
500W程度の電源 10,000円程度
HDDは予算により1TB×2にシステム用に250GB×1など 50,000円程度
CPUは予算にもよるがQuadコアを選ぶのも悪くはない選択 30,000円程度
マザーボードはHDMI出力付きが望ましい 15,000円程度
メモリは1GB×4 10,000円
光学ドライブ DVDスーパーマルチなど 5,000円程度
OSはWindows Vista Home Premium 15,000円程度
マウスにキーボード 5000円から10,000円程度

合計15万円程度
ビデオカードを追加すればプラス2万円程度
HDDを減らせば数万円引き

何にせよ、まともにデジタル放送を記録再生するためのPCを組み立てるなら、10万円の予算は必要だ。決してHDDレコーダーを買うより安上がりと言うことはない。
その代わり自由度は最高だし、HDD容量もJBODを使えばHDDレコーダーでは実現不可能な容量も簡単。予算もそれなりにかかるが。

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