ビデオカメラはソニーのHDR-XR500/XR520Vにしとこうかな 2009年2月版

最近発売されたビデオカメラをいろいろみたところ、やっぱり歩きながら手ぶれ補正機能が魅力的な、ソニーのHDR-XR500V/XR520Vあたりが買いかなと思い始めている。

今までビデオカメラで使ってきた一番の不満はバッテリ駆動時間。
このビデオカメラはそこそこのサイズのバッテリ(NP-FH70)をつけても、1時間くらいしか持たない。この駆動時間は、他の製品も大差なく、最近のHDビデオカメラの最大の問題だと思うけど、これが解消されるのは当分先だろうな。

撮影するときは、1日2時間くらいは撮れるようにしたいから、その辺のバッテリを2個くらい持ち運ぶ必要がある。
これで撮影できるのは4時間ほど。
もしも、このソニー製HDD記録機ではなく、メモリー系の製品を選んだとしても、どうせバッテリが持たないのだから、記録時間はあまり問題ではない。

例えば、パナソニックのTM300を選んだとして、内蔵32MB、SDHCに32GB搭載して、合計64GBにすると、最高画質で8時間撮れるが、この容量を使い切るにはバッテリが8本ほど必要になりそうだ。
バッテリが1本1万円として、この場合は8万円。 

記録時間が問題になるのは、2週間の旅行に行くなどの場合。1日2時間撮影すると、1日バッテリ2本で足りるが、2週間の総撮影時間は28時間。
実際はこんなに撮影しないが、もしもすべての録画データを保存するとして、32GBのメモリカードで7枚必要。
現在最もコストパフォーマンスの高い16GBのSDHCカードを14枚購入すると、4万円くらいの出費となる。

なんだかんだで、ビデオカメラをフル活用すると、本体以外にバッテリだなんだと追加出費が必要。
その点、HDDタイプは、メモリカードなんかを買う必要がなく、その部分の出費が防げるという考え方もある。 

少なくとも必要なのはバッテリで、コンバージョンレンズ、マイクなんかは必要に応じて。普通は3脚も必須。
このあたりの、純正・サードパーティー含めたアクセサリ類のラインナップも気になるところ。
その点、ソニー、パナソニック、キヤノンともに不足はないが、ソニーのリモコン三脚は興味深いかも。

ということで、2月中に主要製品が市場に出てくるだろうから、実機の評価を参考にして最終的に決めよう。