牧原秀樹氏、衆議院議員選挙で立候補せず

衆議院議員埼玉5区から立候補していた元法務大臣の牧原秀樹氏が、次回の衆議院銀選挙に立候補しないことを自身のFacebookで2024年11月28日公表した。
気になるのはその後どうするかだろう。

https://www.facebook.com/hideki.makihara

牧原秀樹氏は2005年から埼玉5区より自民党候補として立候補していたが、毎回小選挙区では枝野幸男氏に負け続け、2009年を除いて当選した5回の選挙は比例での復活当選だった。
2024年の選挙では惜敗率も届かず、比例での復活当選もなかった。

自民党は比例での復活は2回までのルールを厳格化した事も併記していますが、従来から重複立候補を認めない方針だった物を、立候補は認めるが、名簿の下位に載せる用にルールを厳格化することを決めたようです。

これらをうけて、同氏は自民党埼玉県連の埼玉5区支部長には応募しない事を表明した形になる。

牧原秀樹氏は、国会議員時代からさいたま市から通勤していたことから、今後もさいたま市を中心に政治活動自体はするようだが、衆議院議員以外にどうするつもりだろうか。

2025年5月 さいたま市長選挙
https://www.city.saitama.lg.jp/006/009/008/p077742.html

2025年7月までに第27回参議院議員選挙

埼玉県議会、埼玉県知事選挙は2027年?

東京新聞は次のように報じている

今後、衆院埼玉5区以外の選挙に立候補する可能性については「いろいろなことを言ってくださる方もいる。今日の時点では『埼玉5区の公募には応じない』ということだけを発表した」と話すにとどめた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/370108

東京新聞

牧原氏の次の可能性として、最も近いのはさいたま市長選挙だろう。
現在の清水勇人市長は2009年から4選目。2025年の選挙に立候補し、他に有力候補が出馬しなかった場合は5選目の可能性があるが、そろそろ多選批判も出てくる頃だろう。

多選の問題では、埼玉県知事がある。埼玉県知事は4期の立候補を自粛するようにする多選自粛条例を2003年に知事に就任した上田清司元知事の2004年に施行。
その後、2015年に同知事は条例を破って立候補し、当選した。
2019年は上田県政を引き継ぐ大野元裕知事になり、2023年に2期目の当選となった。2027年の3期目には出馬可能で、2031年までは大野県政になる可能性もある。

選挙の時期が近い事を踏まえると、牧原氏がさいたま市長選挙に立候補する可能は低くはない。
流れとしては、2025年からさいたま市長、2031年から埼玉県知事のような事を考える関係者もいるだろう。

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