Yahoo! Japanの検索シェアトップは本当か?

少なくとも、各調査会社が出している日本国内の検索エンジンシェアで、Yahoo! JapanはGoogleを大きく引き離している。

しかし、私が運営しているいくつかのサイトのアクセス状況を見る限り、Google 7割、Yahoo! Japan 2割、それ以外というような状況で、調査会社はどうやって調査しているのか疑問だ。
おそらく、ブログやニュースサイトなど、多くのサイトでは似たような状況では無かろうか。

First Tool to Report Worldwide and Japanese Search Activity
「際立つYahoo!検索のシェアは日本独特の現象」NetRatings萩原社長

もしも調査会社の結果が正しいとすると、情報を検索しようとする人はいくつかの種類に分断されていることも考えられる。

有名な検索サイトのヤフーを使って、有名なサイトに行っている人。
ネット上のさまざまな情報を集めるため、Googleを中心にさまざまな検索サイトを使い、さまざまなサイトを読む人。

世の中には前者の方が圧倒的に多いため、調査会社のデータではそうなるのだろうが、ネットをフル活用しているような人の検索エンジンの利用状況を調べると、全く違う結果が出そうであり、日本のYahoo!もうかうかしていられないという状況になることも予想できる。

ただし、Yahoo! Japanの場合、検索エンジンではなく、オークションなど他の分野で利益を出しており、検索自体のシェアはどうでもいいという考え方も出来そうではある。