2008年大統領選の指名争いはものすごく面白いがSuperdelegateって何だよ

選挙速報好きとしては、スーパーチューズディの結果とこれからの流れは非常に興味深い。
興味深い物の、合衆国選挙初心者としては、制度自体が複雑で、何がどうなると勝って負けるのかわかりにくい。

特にDelegate(代議員)はわかっても、Super Delegateってのが出てくるとよくわからなくなる。
もちろんわからない言葉は検索して調べるが、Super Delegateで出てくるWebサイトに日本語の解説がないので理解しづらい。

What role for Democratic ‘super-delegates’?
Superdelegate

そこでスーパー代議員と変えて検索してくると出てきた。

米大統領選:スーパーチューズデー 指名争いの「天王山」
米大統領選:民主、指名レース長期化へ 共和はマケイン氏
<08米大統領選挙>天王山「スーパーチューズデー」後のシナリオを予想する
米大統領選挙 クリントン夫人の独走なるか
予備選挙と党員集会

要するに、民主党では通常、予備選などの結果で代議員の数が比例配分されるが、代議員自身の意思で投票できるのがSuper Delegateだということだ。
民主党の場合全部で4049人のうち795人がそれにあたるという。約20%だ。

今回のように上位2人が接戦になると、このスーパー代議員の存在が重要になってくる。
逆に言えば、予備選とかはなんだったのかということにもなりかねないが、このような複雑な制度は、選挙速報マニアとしては、今後がより読めなくなるだけに歓迎ではある。

Superdelegate Endorsement List
Results of the 2008 Democratic presidential primaries

おそらく3月中もこの調子で争い続けるのだろう。
各党の候補者が決まれば、第47代合衆国大統領も、ブルームバーグあたりが出てこなければほぼ決まりであり、 なるべくこじれて欲しいのが選挙好きの本音である。
もちろん、ブルームバーグが出てきてより面白くしてくれる分には歓迎だ。

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