レインボーブリッジのすぐ近く、フジテレビなどのあるお台場のすぐ近くに位置する第三台場に行ってみた。
昔からここは陸続きで歩いていけることは知っていたが、江戸時代に埋め立てたというここはどんな感じなのか一度行ってみたかったのである。
ここで周りを見渡すと、品川が近いことがよくわかる。さすがに品川台場と言われていることもあり、昔は船で品川まですぐの距離にあったのだろう。今、船で品川方面へ行こうとしても地図がなければ無理そうだ。
場所によっては木がうっそうと茂る森になっているが、行ってみて、なによりビックリしたのが、砲台の跡はそれっぽいが、江戸時代の場所とは違うと言うこと。
そもそもそっち方面は埋め立て地が見えるのだが、江戸時代はここから砲台越しに何を見ていたのだろうかなどと思いにふけろうかと思ったが、入り口にある地図にはっきりと場所が違うと書いてある。
位置が違う以外、他に何が違うのかはよくわからないものの、この台場は今では単なる埋め立て地であって、それ以上でもそれ以下でもない。
レインボーブリッジを別の方角から眺めたい、近所の人がのんびりしたい、江戸の史跡を一度見てみたいというような目的もなければ取り立てて行く必要もない。