iPhoneでの課金ビジネス

日本の携帯電話だと、月々の情報料を取って、ショボイニュースとか、必要もない着信音だとかを提供しているわけだけど、あんなビジネスは近い将来儲からなくなるかもね。
現在の携帯電話がどう使われているか知らないけど、月額200円でゲーム選び放題だとしても、そんなにゲームを選びまくる人なんかいないと思うわけ。ということは、ゲームを2本使ったとして、年間2400円は高い。iPhone用の高品質なPac-Man(1200円は高いだろ)を買った方が安いと言うことになる。
もちろん、使いもしないサービスに金が払われ続けるのは、ソフト提供側としては決済を勝手にやってくるのもあり、おいしいんだけど、そろそろそれがくだらないことに消費者も気づく頃だろう。

iPhoneでは、そんなサービス提供側としてはあまりおいしくない、売り切り型のアプリケーションソフトしか提供できないと思っている人も多いけど、無料でアプリケーションを配布もしくはSafariから直接アクセスして、情報量は別途課金することなんか簡単にできるわけだ。

PCを補完するためのiPhoneであり、PC用の有料サービスで契約しているIDでログインすると、有料のサービスを受けられるようにすればいいだけなんだから。

例えば、MLB.comではGamedayというリアルタイムにメジャーリーグの試合状況を提供するサービスをやっているわけだが、これはFlashベースでiPhoneでは利用できない。これを専用アプリで提供すれば無料で、MLBの情報を手に入れることが出来る。(MLB.comはUS限定か何かで専用アプリを配布している)
さらに、有料で、ラジオやビデオも提供しているので、PC用で契約しているIDでiPhoneからアクセスすれば、ラジオやビデオを視聴できるようにすればいいわけだ。

おそらく、この辺の対応が一番早いのはアダルト業界だと思う。近い将来、iPhoneとPCの両方で利用できる有料アダルト動画サイトが出てくるんじゃないかと思う。

将来有望かもしれないサービスの妄想

iPhone向けに決済を代行するサービス
iPhoneとPC用のWebをシームレスに連携できるようにするサイト運営もろもろ
iPhone向けに動画やら、専用アプリを提供するその辺諸々

など