枝野王国の埼玉5区の今後

枝野幸男と言えば、民主党の官房長官や経済産業大臣になるなど、全国的な知名度も高いが、地元である埼玉5区(さいたま市西区、北区、大宮区、中央区(主に旧大宮市と与野市))は枝野王国と言われている。

枝野幸男は日本新党の時代(1993年)から政治活動をはじめ、その後も着実に当選し、2005年小泉選挙には新人の牧原秀樹(比例当選)が票を伸ばしたが、その後も当選が続いた。

この間、自身の秘書などをさいたま市議会に送り込むなど、自身の地盤を着実にしてきた。
もともとこの地域は自民党が強い地域だったが、はじめに当選してから20年あまり、着実に行動してきたからこそ、民主党が惨敗した2012年の選挙でも当選を決めた。

牧原秀樹(2012年も比例当選)は相手が強いためになかなか議席を確保できていないが、議員としての能力は高いようで、毎日辻立ちするなど、有権者にもわかりやすくがんばっているように見える。

2013年以降に各陣営がどのような実績を残すかによって枝野王国の今後が見えてくるだろう。