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はちま起稿の影響力とユーザー層を考える

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YouTubeの普段は1日1回くらいしか再生がないある動画の再生回数が急に伸びた。
1日に2500回もあったので、どこかで紹介されたのかなと思って調べたら、はちま起稿だった。


これがその動画

はちま起稿の記事は何かというと、

Nintendo Region Locks Consoles To Get More Hardware Sales, Says Mitchell Corp Boss Nintendo Life
という記事があり、
デベロッパ社長: 任天堂がリージョンロックをかける本当の狙い みらいマニアックス!
というサイトがこの記事を紹介し
任天堂がリージョンロックをかける本当の狙い それは・・・ はちま起稿
で、そのサイトを紹介したような形。なんだこの複雑な構図は。

この記事で3DSのリージョンロックがハードを売るためという事が書いてあるわけだが、気になるのがはちま起稿のユーザー層。

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動画の再生自体は合計で2500くらいあったわけだが、サイトに訪れた人の何割かとしても、はちま起稿って1記事あたり数万単位のアクセスがあるのね。

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そんなユーザーがどんな端末でみているかというと、半分がWindowsだが、3割がiOSで、1割がAndroid。
という傾向。4割はモバイル端末で見ていると言うこと。

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性別はほとんど全部男性で、20代を中心に30代と40代が見ているという傾向もわかる。

ユーザーレビューの有用度

製品のレビュー記事では、いろいろなしがらみがある物の、一定の品質を保っているのが商業記事だが、ユーザーレビューも場合によっては有用なこともある。

有用な順に上げていけば

  • ブログなどWebの記事
  • ある程度ポータル的に使われているサイトのレビュー
  • 掲示板
  • ショッピングサイトなどのレビュー
  • Q&Aサイト
  • Twitterなどのショートコメント

というような順になり、ブログなどのWeb記事の有用度は最も高いといえる。

ブログなどのWeb記事では一定の文章力が必要になるが、ある程度読める文章で掲載されている物は有用度が高い。一方、何かのついでに書かれているような場合や、日本語として破綻している謎の文法で書かれているようなのは、趣旨がわからないためその有用性も低い。

ある程度ポータル的に使われているレビューの例としては価格.comのレビューなどがあるが、この手のサイトでは、各製品を使い慣れたユーザーが多いため内容は玉石混交ながら、ある程度参考にはなる。

掲示板はある程度参考になるが、雑談の中から有用な内容を見つけなければならないため、その製品を購入しようと思って調べ出すと手間がかかる。
ここでは、間違った情報もあるが、利用者の自浄作用が働いてうまく機能していればいいが、それがおかしな方向に向かう場合もあるので注意しよう。

ここからかなり有用性が下がってくるが、Amazonなどのレビューはごくたまに有用性が高い物も見受けられるが、ほとんどのレビューが役に立たない。
有用性高い割合の高いジャンル(本など)もあるし、USのAmazonではデジタル製品のレビューにも有用性の高い物を良く見受けるが、日本ではその限りではない。

Q&Aサイトではほとんどの場合、有用性が低い。
Yahoo知恵袋やOKWaveでは、よくわからない質問に対し、そのQ&Aサイトのポイント稼ぎが目的のよく知らないが、検索で見つけた情報をコピーペーストする輩が多く、そうでなくても間違った知識を書き込む輩も多い。
毎回繰り返されていることなので、知識のある人もそれを訂正しようとしないし、知らない質問者がベストアンサーに設定してしまう事も良くある。

Twitterなどのショートコメントは、たんなるつぶやきであり、前後関係その人のバックグランドなどがわからないと判断が難しい。

いつでも何でも確実なのが、自分である。