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AppleとLenovo製品の物流を比較してみる

AppleとLenovo製品をほぼ同時期に発注したので、到着までにどのような経路で来て、どちらが優れているかをメモしてみる。
AppleもLenovoも、中国のシンセン(深圳:香港の隣あたり)で製造していると思われる。
航空便はどちらも香港から成田というルートを使っていると思われるが、Appleが現地でどこを使っているか不明だが、国内ではヤマト運輸、Lenovoは現地の発送も国内でも日本通運を使っているようだ。

Appleは国内到着からしか荷物を追跡できないが、Lenovoは航空便への搭載状況、国内での倉庫の移動状況がわかる。
Lenovoが使用してる日本通運のシステムはどちらかといえば、航空関係者や大口の利用者向けのコンテナ丸ごとのシステムだと思われるが、そこに含まれる全ての荷物の状況が確認できる。それぞれの配達状況詳細はわからないが、1コンテナあたり100程度の荷物があり、それぞれの配達完了情報はわかるが、どれがだれの荷物なのかはわからない。
Appleは、国内に来てからの追跡のみだが、国内でヤマト運輸を使用したのと同じように追跡できる。

日時 (曜日) Apple iPod nano Lenovo ThinkPad Accessory Lenovo ThinkPad T400s
9月6日(日) 発注
9月7日(月)
9月8日(火) 現地発送
9月9日(水) 航空便発送 / 国内到着 / NEC NOGEDAIRA 上屋搬入
9月10日(木) 発注 発注 輸入通関許可 / NEC NOGEDAIRA 上屋搬出
9月11日(金) 現地発送 現地発送
9月12日(土) 航空便発送 / 国内到着 航空便発送 / 国内到着 TOKYO 配達完了(最も早い誰かの荷物)
9月13日(日) 国内発送 NEC NOGEDAIRA 上屋搬入
9月14日(月) 発注者宅へ到着 輸入通関許可 / NEC NOGEDAIRA 上屋搬出 発注者宅へ到着
9月15日(火)
9月16日(水)
9月17日(木) 発注者宅へ到着

iPod nanoはオプションの刻印付きの物。
ThinkPadのAccessoryは2つ発注し早く出荷した方、遅いのはバッテリで、こちらは17日になっても生産指示済みで進行せず。
ThinkPad T400sもカスタマイズ注文した物。

配送済みメールは、どちらも現地の工場を出た時点で送られる。

Lenovoの配送済みメールは、すでに航空荷物として登録されて、飛行機への搭載を待っているような状態の時にくる。
Appleのメールはまだ国内の物流に乗っておらず、番号も登録されていない段階で来る。

Lenovo物流

Lenovo物流

パッと見、Lenovoの方がどの航空機で来るのかなど国際物流の状況が分かって楽しいが、日本に到着後の詳細がわからないので、消費者目線からは実質役に立たない。
Appleはヤマト運輸と同じで、国内到着後なので、海外から来ている感じはしない。

今回は土日を挟んだが、それを考えなくてもAppleが使っているヤマト運輸の物流は優秀だと言える。
ヤマト運輸の場合、国内到着、税関、国内の物流網という流れが非常にスムーズで、これ以上文句の付けようがない。

日本通運は土日は基本的に休みらしいが、それにしても日本に来てからが遅い。
Lenovoの荷物が日本に来た後、何をしているかはわからないが、生産から日本到着まではそれなりにスムーズだが、税関後がとにかく遅い。いったい何をしているのか。
また、Accessoryで注文したバッテリーなんかまで海外から送るのはまだ許せるとして、生産待ちになるってのはどんな管理しているんだろうね。

本体が良くても(良いことにするとして)その他のサービスがお粗末だと全部が悪い印象になるという典型例。