CESの場合、通常ラスベガスのストリップ地区に滞在し、歩きかシャトルバスやモノレール、もしくはタクシーでLVCC(ラスベガスコンベンションセンター)やThe Venetian(ベネチアン)に移動するのが定番の移動方法だろう。
ここに、アメリカ式で車を取り入れると場合によっては便利に、場合によっては不便に使えるようになる。
通常、ラスベガスのホテルはストリップ地区も含め無料だが、コンベンションが行われる日のLVCC近くのホテルは有料になる。
これを見てわかるように、LVCC(のサウスホール)に最も近いRenaissance Hotel(ルネッサンスホテル)や、LVCCのノースホールに比較的近いHiltonは30ドルという高額な駐車料金になる。
比較的近くにあるホテルのRiviera(リビエラ)なども、20ドルになったりするので注意が必要だ。
LVCCの近くになるべく安く駐車するならLVCC Gold Lotが10ドルとリーズナブル。
注意したいのがLVCCサウスホール前にある駐車場で、一見便利そうだが、こちらはハンディーキャップ専用の駐車場となっている。
ありがたいのがThe Venetianの駐車場で、こちらは各種カンファレンスが行われたり、プライベートブースなどが設置されたりするが、駐車料金は無料。
ここからLVCCへのシャトルバスは他のホテル行きに比べ比較的頻繁に出ている。The Venetianの駐車場にとりあえず車を止めて、LVCCへはシャトルバスで移動するというのもあり。
関連イベントなどが近隣のホテルで開催される場合、車移動は非常に便利。ラスベガスでの移動で例えばタクシーを使うと、いちいち遠いので、ホテル数個分移動するだけですぐに10ドル以上の料金となる。
また、モノレールで移動するなら、モノレールの料金は1回5ドルなどと、どこからでも同じなので、近隣のホテルの駐車場に止めてLVCCなどへ移動するのもありだろう。
問題はモノレールは朝7時からだが、なぜかアメリカの会社は早朝から稼働するのが普通なため、7時頃に開始される何かには間に合わない。
モノレールでLVCCに行くだけなら1日往復で10ドルしかかからないし、シャトルバスで移動するなら無料だが、タクシーなどでの移動もあるなら、時間節約という意味で保険料込みで1日50ドル程度からのレンタカー移動はコストに見合った物となる。
最後に、アメリカの駐車場に関する基礎知識だが、駐車場が近くに用意されているとはいえ、駐車場がでかすぎるため、駐車位置によっては移動に時間がかかる。もちろん馬鹿でかいラスベガスホテル内の移動にも時間がかかるので、その点十分注意して注意したい。