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海外で通用するパスポート以外のIDカード(身分証明書)

日本に限らず、アジア系人種は欧米では若く見られるため、レストランなどでアルコール類を注文するためにはIDカードが必須。

よく分からないが、アメリカなんかでクレジットカードを使うときもIDカードの提示を求められる。

このために常にパスポートを携帯するのは面倒くさい。もちろん海外ではパスポートを常に携帯する必要があったと思うけど、買い物の度に取り出すようだとサイズも大きいし面倒くさすぎる。

そこであると便利なのが、クレジットカードサイズで、写真、アルファベットによる氏名、英語表記の生年月日、日本の公的機関が発行した証明書。

そんなのどこにあるんだと言うことだけど。国土交通省発行のものに便利な物がある。

それが小型船舶免許証、要するに船舶免許。
昔の海技免状は日本語表記だけでこれに使えなかったけど、2003年くらいに更新された新しいデザインでは、この英語表記もあるので問題なくIDカードとして使えるようになった。
実際にこれを何度も海外で使っているが問題ない。大抵は初めて日本のIDカードを見たとか言われるけど。

船舶免許は大きく分けて、大型船舶と小型船舶があり、いわゆるクルーザー(プレジャーボート)なんかは小型船舶に位置することが多い。具体的には総トン数20トン未満の船が小型船舶で、一般人が現実的に購入できる船は小型船舶。

よく見かけるクルーザーは5トン程度の物で数千万円から。20トンなどの大きな物は億単位。それ以上の大型船舶になるとそれを超える価格になる。
大型船舶は免許取得も大変だし、そもそも買えないど、小型船舶は買えるかどうかは別にして、免許取得はそれほど大変ではない。

ちなみに船は維持費がものすごくて、例えば5,000万円でプレジャーボートを買ったら、係留費その他諸々で、10年間維持すると、諸々の経費が5,000万円は必要になってしまう。大型船舶を買って維持できるような人は、船員を雇えばいいので免許を取得する必要もない。

小型船舶 プレジャーボート 国土交通省

船の免許というと、いわゆる4級船舶と思う人も多いらしいけど、2003年くらいから小型船舶の制度が変わっているので注意していただきたい。

実際に船に乗るのが目的でなければ、特殊という区分の免許を取得するのがいい。これは水上バイクなんかのためのもので、他の区分に比べると試験項目が減る。もしもせっかく免許取得するならということなら、2級が比較的楽だ。

詳しくは国土交通省のサイトで