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ATOKの角川類語新辞典とジャストシステムの説明

ATOKは2年に一度くらい、メインPCを入れ替える際などにそのときの最新バージョンを入れることにしているが、今回タイミングとしては微妙だがATOK 2009を導入し、各種辞書も最新のものにした。
ついでに、今までは使用していなかった角川類語新辞典も入れてみることにした。

他のソフトはジャストシステムのオンラインストアを利用した方が安いが、角川類語新辞典は店頭で買った方がお得という個人的な試算結果により、店頭で購入することにした。
そこで、たまたま立ち寄った都内一等地にある超有名大型量販店に行って、角川類語辞典のパッケージを手に取り、一応書いてあることを確認していると、ジャストシステムから来ていると思われる説明員がよってきた。

「何かご説明しましょうか」
と来たので、連想変換(Ctrl+Tab)と同じなのだろうとけど一応
「角川類語新辞典ってデフォルトでどのキーで機能するんですか?」
と聞いたところ
「普通に変換するスペースキーで出てきます」
と答えた。なんだそりゃ。

パッケージには例として「規範」の連想変換候補として手本、模範などが表示され、角川類語新辞典の解説が表示されていることが表示されているが、この例では「きはん」と入力してスペースキーを数回(回数は設定による)押すと、「規範」の連想変換候補一覧がいきなり表示されるのだそうだ。

ATOK 角川類語新辞典

「それじゃ、「規範」以外のたとえば「帰帆」や「帰阪」と変換したいときはどうするんですか?」
と聞いたところ
「辞書を環境設定から切り替えて、類語辞典を使わないようにするしかない」
のだという
それじゃいちいち切り替えるのが面倒じゃないかと言ったところ
「そういうもんなんです」
と断言されてしまった。

この辺、あまり自分で使ったことがなく、曖昧ならそれほどよく知らない人なのかなと思うけど、ここまで断言するとは相当な自信だ。
「確かに、スペースキーでそういった変換が出来ればいいけど、これについてはそうなってる」
からどうしようもないのだという。
納得できないが一応、そこに並んでいたロングマンや広辞苑についてもいくつか知ってる事を聞いてみると、こっちは私の認識と同じことを言っていたが、それでも角川類語新辞典については、スペースで変換操作すると、連想変換候補一覧がいきなり出てくるのだという。

本当にこの辞書を入れるとそんな機能になるならば買わないが、おそらく説明員が間違っているのだろうと思って納得できないが買ってみた。

インストールしてみると、やっぱり思っていたように、Ctrl+Tabという操作をしないと連想変換は機能しない。
試しに「きはん」と入れてスペースを押しても「規範」や「帰帆」が表示されるわけで、「手本」や「基準」はCtrl+Tabという操作をしなければ出てこない。
もちろんほかの言葉でも同じだ。

いったいジャストシステムは都内の一等地にどんな説明員を配置しているんだろうか?
本人の知識が一番の問題だが、それを管理できていないジャストシステムは早急に教育システムを構築し直した方がよい。