マイケル・ジャクソンという架空の生物

マイケルジャクソンという人が死んだと言うことで、もう1ヶ月も前からいろいろと話題になっているけど、個人的にはその実感はない。
1990年代に日本でコンサートをやったときも見に行ったし、CDは全部持っているけど、あまりにもすごい存在であり、実在の人間だとは信じられていない自分がいる。

コンサートで、遠くの方から実物を見た時の感想は、「マイケルジャクソンって実在していたんだ」という物であって、本物らしき人が中央にいることを肉眼で確認しても、それが実在しているとは信じがたかった。

あくまでも上っ面のいい部分だけを見せるのがショービジネスの世界であって、マイケルジャクソンにもメディアを通さない部分はいろいろとあっただろうし、事実いろんな面で騒がれたり、勝手にメディアが騒いでいたりしたが、それも含めて、エンターテイメントであって、すべて架空の存在だったのではないかと思うくらいな存在なのである。

当然ながら、マイケルジャクソンという人間がいて、その人物が歌を歌ったり踊ったりして世界的な人気になっていることはわかっている。

それでも、1990年代後半からのメディアの批判的な報道、死亡報道、それからの世界的な反応も含めて全て仕組まれた物なのではないか。
周辺の事を含めて、これからも、話題は尽きないだろうし、マイケルジャクソン以上のエンターテイナーは二度と生まれないのではとも思う。