Office Live Workspaceの日本語版を含めた他言語版の提供が始まったので使ってみた。というか英語版ベータを前から使っているけど。
Office Live Workspaceは主に個人ユーザー向けにOfficeのファイルを他のユーザーと共有するような環境を提供するサービスであり、WebブラウザでOfficeファイルを編集するようなことは出来ない。
編集はOfficeソフトが必要になるが、現時点で対応しているのはWindows版のXP、2003、2007でMac版は対応していないし、OpenOfficeなんかに対応するわけがない。
WorkやExcelでこのソフトを入れて、Windows Liveアカウントがあれば、ファイル保存などのメニューにOffice Live Workspaceにファイルを保存したり、そこから読み込んだり出来るようになるわけで、Officeソフトを持っていて、ネット接続環境にあればバックアップにも使えるのでぜひ使いたいサービスだ。
日本語版がスタートしたのでやってみたかったのは、英語版ブラウザでアクセスしたときの挙動などを確認することと、Office以外のソフトでどうやって文書共有するかという点。
Officeがないとローカルに保存などの面倒くさいことをやらないといけないが、それさえ出来れば、文書を読み込んだり、そこからアップロードするのは自由。
Mac OS X 10.5のテキストエディットはWord 2007のファイル読み込み出力にも対応しているので、単純にテキスト編集という点ではMac OS Xで使える。
問題は、ネットから読み込んで、ローカルに保存した物を編集、もう一度上げる場合に上書き保存が出来ないのか何なのかよくわからない。少なくとも別ファイルとしての保存は出来るようだが、Office以外でやるとなんだかややこしい。
また、他人とシェアした文書はOfficeソフトから直接読めないらしいことも面倒くさい。
英語版ブラウザからアクセスすると英語モードで固定され、言語設定が出来ない点もどうかとも思う。