お笑いCDが好き

お笑いのCDが好き。

ジャンルで言うとコミックソングとか言うのかもしれないが、お笑い芸人とちゃんとした音楽家(?)が組んで作ったアルバムが楽しい。
どちらかというとシングルを出して終わりの物が多いけど、シングルだとあくまでも一発屋ぽっく、一曲うけるのがあったらそれで終わりだが、アルバムだと、60分くらいの世界観を作らなければならなくなるのでよりハードルが高くなる。

単なる芸人のネタCDやコミックソングと違うのは、下ネタが基本的にないところ。エロ系のコミックソングは単なるうけねらいが多いけど、ちゃんと作った笑える曲は、詩も曲もまともで、誰と聞いても問題ない。

単に笑いだけなら、お笑いのライブDVDでみてればいいが、音だけで笑わすというのはなかなか難しい。もちろん、落語とかはそれで面白いけど、今風のちゃんとした音楽とお笑いをあわせたものは、現代風の完成された笑いの一つなんだなと思う。

その中でも異色なのが、柳沢慎吾のクライマックス甲子園!!

これは、柳沢慎吾の得意な甲子園ネタをCDに収録してしまった物。開会式から閉会式まで全部自分で再現したもので、ブラスバンドも含め非常に完成度が高い。完成度が高すぎ、爆笑度合いは付属DVDの方が高いが、お笑いCD好きには買いの1枚。(DVD付きなので2枚だけど)

クライマックス甲子園は、甲子園ネタとして音楽的な完成度を期待する物ではないが、音楽の完成度が高い物としては

KOJI-1200のアメリカ大好き!
KOJI-12000のディスカスティング
GEISHA GIRLSのTHE GEISHA GIRLS SHOW — 炎のおっさんアワー

なんかがある。この辺は坂本龍一やテイ・トウアが参加しているので、音楽自体はすばらしく、ダウンタウンや今田耕司のネタなんかとうまく融合されている。

それ以外では、ネタが特に面白い物としてマイナスターズのネガティブハートがある。

このあたりの、元祖的な物が

タモリタモリ2ラジカル・ミステリー・ツアースネークマンショー

となる。この辺もチェックも忘れないようにしておきたい。