ソニーの有機ELテレビXEL-1が薄いと言うことで話題になっているが、液晶では1mm以下の厚みにできるため、3mmという厚み自体はたいしたことはない。ただ、現在1mm以下の厚みは携帯電話で使われる4型程度しかないので、11型で3mmというのはそれなりに薄い。
XEL-1の本質は、液晶とは違う自発光によるコントラスト比や色の再現性などの画質自体だ。現在、有機EL使われているのは携帯電話など小さめのサイズしかなかったが、今後このXEL-1が契機となってより大型化されるなど一般化されることが求められるが、有機EL以外にも画質が高いディスプレイはあるわけで、今度その当たりがどうなっていくかが楽しみなところだ。
また、XEL-1自体の薄さは、パネル部分だけで、チューナーなどが入った下の台や、別にもうけられているACアダプタのことを忘れてはならない。