AVCHDなどのインターレースソースの動画をiMovie ’09で編集し、HDで出力するにはQuickTimeで書き出すしかないが、何が悪いのか、インターレースの処理に問題があり、まともな動画として出力されない。
SDなら問題なく解除されるようだ。
これを回避する方法を発見したので書いておく。
一番いいのが、ソースを別のソフトでインターレース解除処理をし、その解除後の動画をiMovieに読み込むという方法。
これでは、使いそうな動画を全て処理しなければならず、その処理にも時間がかかるので現実的ではない。
一般的には、ソースの動画をそのまま取り込み、HDで出力し、出力した動画を、別のソフトでインターレース解除するのが良い。
この場合、AVCHDの動画は一般的に1920×1080なので、HDへの出力は1920×1080でやらなければならない。1280×720で出力するとインターレース解除出来なくなる。
また、QuickTimeの詳細設定画面でデイインターレースの項目があるが、これをチェックする必要はなく、使う必要はない。
また、後でインターレース処理するので、手ぶれ補正機能は使えない。これを使った場合、ソースの解像度が変わってしまうので、インターレース解除不可能になる。
手ぶれ補正機能を使う場合は、インターレース解除後の動画をiMovieに取り込んだ方がよい。
まとめ
iMovieにAVCHDの動画を取り込んだら、1980×1080でインターレース解除しないで出力する。
出力したファイルを外のソフトでインターレース解除する。
インターレースなソースには手ぶれ補正機能を使うな。
サンプル
http://www.youtube.com/watch?v=mRXb-nTAQXo
1280×720で出力してしまった物(低画質)
http://www.youtube.com/watch?v=1lHx8RgSCxU
上記方法で処理した物(高画質)
「外のソフト」と書かれていますが、具体的なソフト名を教えて頂けませんでしょうか?