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ピーチの朝発の国際線に東京から乗るには

ピーチに乗ってどこかへ行くということは、なるべく交通費を抑えたいと言うこと。
東京から大阪になるべく安く行く常套手段は夜行バス。

例えば、ピーチで関空から香港に行くと、安いときで往復2万円で行ける。
一方で、夜行バスで東京、関西を往復すると1万円前後から。
距離や搭乗時間はともかく、LCCの最も安い便を考えると、東京から関西までの往復運賃はかなり割高なような気がしてくる。
成田から香港までで3万円くらいのがあれば、そっちの方が安いが、ほとんどないので(Hong Kong Expressなどを除く)、夜行バスなんかの料金を払っても関空発のピーチはそれなりにお得だ。

例えば、WILLER EXPRESS 新宿発、梅田行は5,800円。
朝6時頃着。

関空へのバスは
6時過ぎに新阪急ホテルから関西空港第1ターミナル行きで、7時10分頃着。

ピーチは出発の50分前までに手続きする必要があるので、8時発がギリギリ。

ということは、7:50発の台北(桃園)、ソウル(仁川)は間に合わない。

これより速く関空に到着するには梅田あたりに5:30くらいについているバスが必要。大阪に最も速く到着する便は毎日異なる物の、5:30の桃山台駅着が最も速いようだ。
ということは、8時発がギリギリと考えて間違いない。

つまり、台北、ソウルに東京から深夜バスで関空発の朝便で行くのは不可能。
唯一、香港便が8:30発なので、これなら間に合うが、バスが遅れたりすると致命傷。

まとめ
深夜バスで東京からピーチを使って安く行くには、香港便なら行けないことはないが、かなり厳しい。
前日泊がおすすめ。もしくは、成田とか羽田発の安いを探すのが吉。

中野囲町 公園

生類憐れみの令 中野囲町 – 江戸を歩く

中野囲町

ある時、危機管理の専門家としても名高い、元警察官佐々淳行の著作を読んでいたら次のような一文があった。

警察大学校の正門のところにたむろしたデモ隊のラウド・スピーカーによるアジ演説を聞いていたら、
「ここォ、中野区囲町はァ、昔ィ、”犬公方”綱吉がァ、犬を保護していた場所だァ、いまやァ、吉田反乱内閣のォ、”イヌ”どもがァ、人権弾圧のォ、教育訓練を受けているゥ、場所であァる。警察法改悪、絶対反対!! ただちに人民へのォ、弾圧をォ、やめろォォォッ」
などとやっている。なるほど、それで「囲町」なのかと納得させられたものだった。

佐々淳行著 目黒警察署物語 佐々警部補パトロール日記 文春文庫 P247より

1954年に施行された警察法改正と、2001年に移転する前まで中野サンプラザの横にあった警察大学校に関する話題だ。
現在の住所に囲町という名称は残っていないが、この土地は犬など動物を保護していた場所であり、警察大学校の前は陸軍中野学校が合った場所でもあり、江戸から現代の歴史をたどる上で非常に重要な場所となっている。

ということで、いつか行ってみたかったここへ2007年に行く機会があった。
そこで驚いたのが、囲町の名称が唯一残る区役所横の囲町公園が売却されることであり、仮設広場などでは犬を禁止していると言うことだ。

中野囲町

中野囲町

それから2年、売却された土地がどうなったのか見学に行ってみた。


http://www.youtube.com/watch?v=8W0stXHQNZA

中野囲町

警察大学校の跡地は基本的にそのままだが、囲町公園はコインパーキングに。跡地の西側では、高層ビルの建設を反対しているようなので、そのあたりの開発計画があるのだろう。今は壁に囲まれているが、ここが緑地のままだったら環境が良さそうなだけに、反対する方の気持ちはわからないでもない。

それにしても、前回も気づいていたが、このあたりを歩いても特に何もない。あるとすれば、公園で動物禁止となっているのを確認することくらいか。

これで本格的にこの跡地が開発されたら、どうなってしまうんだろうか。

中野囲町の写真ギャラリー