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新型WalkmanとZune HDをさわってみた(2009年9月)

ソニーの新型ウォークマンは駄目だと思うではまださわっていない状態の感想だったが、実機をさわってみた。

有機EL搭載
有機ELで無いのと静止画で比較すれば、確かに発色は有機ELの方がよいが、一般ユーザーには比べてみなければ気づかない程度だろう。
動画ではビットレートなどにもよるのかもしれないが、ほとんど差が分からない。

3-Circle
iPod nanoの劣化デザイン見えることもない3-Circleは、iPodに慣れた私には思わず回したくなってしまう。もちろん、このWalkmanにはそのような機能は付いていないわけで、単にボタンを押すしかないわけだが、全部で表面に6つあるボタンがUI含めて思えなかった。

薄さ
側面が薄いiPod nanoの方が薄いんではと思える。デザインなので、薄さ自体はそれほど驚異的ではない。

歌詞表示
カラオケで使うなら便利かもしれないが、歌詞だけ見るなら全画面で自由にスクロールさせてみたいかも。

音質
ちゃんとした環境で聞いてないのでよくわからない。

結論
これでiPod nanoはともかく、携帯電話での音楽鑑賞に立ち向かえるとは思えない製品だ。

もちろん、この製品の音質がすばらしいとすると、オーディオマニア(非常に狭い市場)にはうけるのかもしれない。
ビジュアルを活用したUIという意味では、米国で発売(2009年9月15日)したばかりのZune HDもさわってみたが、こっちはiPod系よりも突き抜けたタッチパネルインターフェースを採用しているし、HD動画(720p)も再生できて楽しい。

ウォークマンのNW-A846と同じ値段(3万円くらい)出すなら、5Gの新型iPod nanoは持っているけど、Zune HDを追加購入したいくらいだ。

ソニーの新型ウォークマンは駄目だと思う

本日(2009年9月16日)、ソニーから新型ウォークマンが発売された。
特にSシリーズという小型モデルに限って言えば、iPod nanoに対抗するための商品で、デザインもiPod nanoを劣化させたような物という印象。

もちろん、これをかっこいいと思う人もいそうだが、iPod nanoのようなシンプルさが無く、物理的なボタンも多く、複数の色を使いシンプルとは言い難い。
シンプルなら良いわけではないが、iPod nanoに似てしまうのをどうにかごまかしたデザインですという印象でしかない。

3-Circleというのも、ソフトウェアと合わせての使い勝手が重要だが、今のところ取り立ててこれが便利という認識は個人的にはない。

機能面では、音質、ノイズキャンセリング、カラオケ、歌詞表示などを打ち出しているようだが、

音質を気にする一般ユーザーはほとんどいない。
ノイズキャンセリング機能付きは高いなど単純に喜べない。
カラオケモードは珍しくはないが、どれだけこの機能に食いつく人がいるのだろうか。
歌詞表示機能はiPodなどでもとっくの昔から出来るが、歌詞の取得、自動スクロールなどが有料ながら用意されるのは便利だが、どれだけ利用者がいるのだろうか?

http://www.sony.jp/walkman/

ポータブルオーディオはiPodにどうやって勝つかという点よりも、携帯電話にシェアを奪われないようにするにはどうすればいいかという点に移っている。

iPod自身も、iPhoneと同違いを出すのか苦労しているようだが、iPod touchはゲーム機、iPod nanoはカジュアルビデオ撮影という新しい流れを作り出そうとしているようだ。
アップルが新しい試みで成功するかどうかはわからないが、ソニーの新モデルではそのような新しいコンセプトが何も感じられない。

アップルがiTunesと連携して、音楽・映像配信、Podcast、iTunes Uだとかユーザーが楽しめるサービスをどんどん取り込んでいるのに比べて、ソニーのウォークマンはハードウェアの性能だけ高くしましたという日本の勘違い家電メーカー独特のパターンから抜け出せてない。

ソニー好き、少しでも高音質で聞きたいオーディオマニアには売れても、一般ユーザーがどれだけこれに食いつくのだろうか。
今までどうかはデータをよく見てないので知らないが、日本以外ではほとんど売れないのでは無かろうか。