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The Microsoft Conference 2012にて – 何も知らん奴を説明員にするな

日本マイクロソフトが、2012年9月27日から28日まで品川でServer 2012やOffice 2012などに関するカンファレンスを開催し、各種セッションなどがあったが、各社の製品を展示するコーナーもあった。

ここで、Office 2012を使ってみるコーナーもあったが、Office 2012の特徴の1つはタッチパネル対応だが、このタッチパネルに対応したハードウェアは一切使われていなかった。

実際に使ってみると、確かに扱うことはできるのだが、ちょっとした疑問に答えられる係員がいないのである。
基本的なことだけを教えられたコンパニオンはいるのだが、これがここに参加する人のレベルに全く対応できない。

例えば、リボンインターフェースをしまうことができるが、これを復活する方法がいまいちわからなくなって、

「リボンインターフェースをしまっちゃったんだけど、どうやって元に戻すんだっけ?」
と聞くと
「こちらがExcelの画面です」
と全く関係ないことを説明したりする。

Windows Home Server 2011は不要

Windows Home Serverが2011年5月頃までに市場に出てくるようだが、従来製品の目玉の一つだったドライブエクステンダー機能が無くなった。
他の機能強化はともかくとして、この機能が無くなったらWindows Home Serverを使う意味が無くなる。
今のところHDDの最大容量は1台あたり3TBで、これが数年以内に10TBになったとしたらそれなりに意味はありそうだが、個人的に現時点で3TBだと1つのファイル群を扱うには容量が少ない。
そのため、ドライブエクステンダー機能でお手軽に、1台あたりの容量を見かけ上大きくしたいわけだが、それができなくなる。

また、WHSが動作するのは要するにPCなので、消費電力も気になるし、停電になると面倒だ。
従来品からのアップグレードも無いようなので、従来品を使い続ければいいわけだが、省電力などの観点から見ると、現状では、HDD単体のNASにデータを分散させた方が面倒がなさそうな気がする。

ということで、少なくともWHS 2011は個人的に不要なOSということになる。

まとめ
ドライブエクステンダーがないWHSは不要
消費電力とか停電とかいろいろ面倒だし
WHS 2011の使用がそんなもんなら普通のNASで十分

http://windowsteamblog.com/windows/b/windowshomeserver/archive/2011/03/29/windows-home-server-2011-is-ready-for-release.aspx

新型WalkmanとZune HDをさわってみた(2009年9月)

ソニーの新型ウォークマンは駄目だと思うではまださわっていない状態の感想だったが、実機をさわってみた。

有機EL搭載
有機ELで無いのと静止画で比較すれば、確かに発色は有機ELの方がよいが、一般ユーザーには比べてみなければ気づかない程度だろう。
動画ではビットレートなどにもよるのかもしれないが、ほとんど差が分からない。

3-Circle
iPod nanoの劣化デザイン見えることもない3-Circleは、iPodに慣れた私には思わず回したくなってしまう。もちろん、このWalkmanにはそのような機能は付いていないわけで、単にボタンを押すしかないわけだが、全部で表面に6つあるボタンがUI含めて思えなかった。

薄さ
側面が薄いiPod nanoの方が薄いんではと思える。デザインなので、薄さ自体はそれほど驚異的ではない。

歌詞表示
カラオケで使うなら便利かもしれないが、歌詞だけ見るなら全画面で自由にスクロールさせてみたいかも。

音質
ちゃんとした環境で聞いてないのでよくわからない。

結論
これでiPod nanoはともかく、携帯電話での音楽鑑賞に立ち向かえるとは思えない製品だ。

もちろん、この製品の音質がすばらしいとすると、オーディオマニア(非常に狭い市場)にはうけるのかもしれない。
ビジュアルを活用したUIという意味では、米国で発売(2009年9月15日)したばかりのZune HDもさわってみたが、こっちはiPod系よりも突き抜けたタッチパネルインターフェースを採用しているし、HD動画(720p)も再生できて楽しい。

ウォークマンのNW-A846と同じ値段(3万円くらい)出すなら、5Gの新型iPod nanoは持っているけど、Zune HDを追加購入したいくらいだ。