史上最強に選びづらいiPodシリーズ
個人的に始めて購入したiPodは第三世代品。2003年のことらしい。
その後、初代iPod nano購入直後にiPodはHDD故障でご臨終。現在、傷だらけのiPod nanoを使い続けているような状況で、不満点といえば最近堪能しているビデオPodcastが見れないことくらい。
はやいところ、タッチパネルのiPod、そうじゃなかったら、ビデオ再生可能なiPod nanoがでないかなと思っていたところに、新製品発表。どうやら、これからもホリデーシーズン前に新製品を投入するようだな。
shuffleにほとんど変更はないが、nanoとclassicはそれぞれすごく変更。さらにtouchまで登場という大盤振る舞い。史上最強のラインナップは購入者も悩ます。
実機を見てみると、iPhoneを使えない日本市場などでは、iPod touchが与えるインパクトは相当な物だろう。薄くて軽いのがメリットだが、そもそものサイズが大きいため、写真やビデオを使わない方、カバーフローに興味ない方には高いだけの物かもしれない。
そんな人には、3万円弱で購入できるリーズナブルで小さいiPod nanoがいいだろう。インターフェースはclassicと同じなため、サイズと容量以外にiPod classicとnanoの差はない。
数万曲単位のライブラリがある方や、ロスレスで管理している方、ビデオなどを大量に持ち歩きたい人には、classicがいいだろうがHDDで将来的に故障のリスクが高いというのが難点でもある。
160GBは、HDDを提供しているらしい東芝が同日発表のリリースでサンプル出荷を開始という段階のようなので、発売日が若干遅れるなどの影響があるだろう。
個人的にはnanoがあるしtouchは買うこと前提のため、動画用に最新のiPod nanoを買うのはどうもためらわれる。音楽ライブラリ自体128kbps AACで管理しているため、30GBもあれば十分。ビデオは1TB程あるので、そもそもポータブルデバイスでは不可能。写真はApertureのサムネイルが20GB程度なので、プレビュー画像程度なら音楽などと合わせ、iPod classic 80GBを選べば全部保存できそうだが、HDDなのが引っかかる。
iPod touchは既に注文してしまったが、初代nanoは当分使えるだろうし、その上、新型のnanoかclassicを買うというのは使い分けに困りそうだし、何で複数台無ければならないのか自分でもよくわからなくなってきた。最大の理由はCDを店で買うときに、持ってるかどうかを確認できるくらいだ。
とりあえず、買うか買わぬか悩みながら、悩むなら買わないという、凡人の行動をとろうか。